私はゴルフ仲間と予定が合わないけど、ゴルフに行きたい時、
結構一人予約で行っちゃったりするんですよね!
そして、一人予約でゴルフに行くと、全く知らない人達と
一緒の組で回ることになります。
最初は不安もあるけど、ゴルフという共通の楽しみがあるので、
回っているうちにすぐに打ち解けるんですけどね笑
特に平日に行くとよく一緒になるのが、定年を迎えて悠々自適な生活を送っている高齢の方。
頻繁にラウンドしているのか、コースを知り尽くしているし、
めちゃくちゃ上手な方が多いんですよね。
高齢になってくると、ちょっと意識しちゃうのがエイジシュートです。
エイジシュートはゴルファーの憧れですし、いつかは達成したいですよね。
でも、エイジシュートにはきちんと条件があったりもするので、
エイジシュートを目指すには知っておきたいですよね。
そこで、エイジシュートについて解説していきます!
エイジシュートとは?
エイジシュートというのは自分の年齢かそれより少ない打数で
18ホールを回ることを言います。
例えば、72歳の方が72打で18ホールを回ってきたら、エイジシュート達成となります。
エイジシュートは基本的に高齢になってから良いスコアで回らないと達成出来ないので、
エイジシュートの達成は非常に難しく、プロでも難しいことです。
エイジシュートは英語にすると、Age Shootingです。
Age(年齢)
と
Shooting(打つこと)
を組み合わせた言葉ですね。
エイジシュートを達成したゴルファーはエイジシューター(Age Shooter)と呼ばれます。
エイジシュートを達成するのは非常に難しいですが、アマチュアゴルファーでも達成出来ます。
そのため、エイジシューターはゴルファーにとって非常に名誉のあることです。
エイジシュートの条件は?
エイジシュートが認められるには条件があります。
日本エイジシューター協会がエイジシュートの規定を定めていて、
「18ホールの総距離が6000ヤード以上、女子は5000ヤード以上のコース」
でなくてはいけないという条件があります。
そのため、18Hであっても全ホール100ヤード前後のショートコースで
年齢以下のスコアで回ってきても正式なエイジシュートとは認定されません。
また、普通のゴルフ場であっても、距離が短いコースであればその分、
良いスコアが出る可能性が高くなるので、ある程度のコースの距離の条件が無いと
エイジシュートに重みが出ませんので、どうしてもこういった条件は必要になりますよね。
また、年齢についてですが、日本では一般的に満年齢を使いますが、
国によっては数え年を使うことがあります。
ゴルフの規定では年齢による定めはないので、
基本的に国で使われる歳の数え方に順することになります。
そのため、満年齢ではエイジシュート未達成であっても、
数え年を使う国ではエイジシュート達成ということもあります。
ゴルフでは1打の差ってかなり大きいので、エイジシュートは数え年の国の方が
多少達成しやすくなりますね。
日本国内であれば、
- 男子6000ヤード以上
- 女子5000ヤード以上
のコースでプレーしてエイジシュートを達成したら、スコアカードに同伴者がサインをして、
免許証や保険証といった年齢を証明出来る書類を一緒に
日本エイジシューター協会に送ると、エイジシュート達成と認定されて、
認定証と盾が授与されます。
認定証があると、エイジシュート達成が実感出来るので良いですよね!
また、ゴルフ場によってはクラブ競技やキャディ付きのプレーで
エイジシュートを達成すると、エイジシュートの認定書を発行してくれることもあります。
エイジシュートはなぜ難しい?
エイジシュートは性質上、元気な若年層では達成出来ず、
ある程度の年齢になってようやく達成出来ます。
高齢かつ良いスコアが求められるので、
- 健康であること
- ゴルフの技術
の両方がバランス良く必要になってきます。
現実的には60代後半のシニア世代が比較的達成しやすいと言われています。
高齢になるにつれて体力も落ちますし、飛距離だって落ちてきますし、
なかなか思うようなショットも打てずスコアも出にくくなります。
それに、病気や怪我をしたら若い時のようにゴルフも出来なくなるかもしれません。
また、ゴルファーの中で平均して100切りが出来る方は3割程度と言われていますし、
90切り、80切りとどんどん難易度も上っていくとその分人数も少なくなります。。。
そのため、高齢であっても元気にゴルフが出来て、ゴルフの技術もあるという
非常に限られた人しかエイジシュートは達成出来ません。
エイジシュートの記録は?
エイジシュート自体凄いことですが、その中でも記録を達成されている方もいます。
初の達成者
エイジシュートの初の達成者として記録に残っているのはプロゴルファーです。
PGAツアーで活躍していたサム・スニード選手が達成しました。
サム・スニード選手が67歳の時、1979年のクアド・シティーズ・オープン
(現在のジョンディア・クラシック)の2日目に67でラウンドして
初のエイジシュート達成者となりした。
ちなみに、エイジシュート達成の2日後の最終日にも66を叩き出して、
2回目のエイジシュート達成なので更に驚きですね!
また、国内ではゴルフ界のレジェンド、尾崎将司選手が
2013年のつるやオープンの2日目に62を出して達成しています。
その時の年齢はなんと66歳!
年齢よりも4つの少ないスコアで達成という快挙です。
また、尾崎将司選手はHONMA TOURWORLD CUP 2日目に70歳で70を出して、
再度エイジシュートを達成しています。
まさにレジェンドといった感じですね!
最年少記録
最年少の記録は1944年のPGAチャンピオンシップでボブ・ハミルトン選手が達成しました。
59歳でなんと59というビッグスコアでの達成です!
エイジシュートだけでも凄いのですが、50代のスコアというのもびっくりですね!
また、日本の記録では、2019年のノジマチャンピオンカップ
箱根シニアプロゴルフトーナメントの初日に伊藤正巳選手が63歳でスコア62を叩き出して
最年少エイジシュートを達成しました。
それ以前に、2015年の広島シニア選手権で三好隆選手が63歳で63を出して
最年少エイジシュートを達成していましたが、スコアで1打上回ることになりました。
最多記録
レジェンド青木功選手が最多となる9度のエージシュートを達成しています。
65歳の時、2007年の日本シニアオープンゴルフ選手権の4日目に65を出して優勝し、
エイジシュートも達成しました。
それからエイジシュートを重ねていき、9回達成しています。
また、日本のアマチュアでは1000回以上エイジシュートを達成している
植杉乾蔵さんという強者がいます。
96歳までに1472回エイジシュートを達成して、
その記録はまだ更新する可能性が充分あります!
何回まで記録が伸びるのか気になりますね。
エイジシュートのお祝いはどうする?
ゴルフにはホールインワン保険という独自の保険があります。
ホールインワンを達成したら、お祝いをするのが一般的なので
その費用を保障するというものです。
ですが、エイジシュートはホールインワンのように
大体的にお祝いすることはあまりありません。。。
そのため、保険もありません。
ですが、エイジシュートは快挙と言って良いですし、
高齢になってからの達成がほとんどなので、長寿と健康を祈い、
ゴルフ仲間などからエイジシュート達成者にお祝いをすることがあります。
でも、エイジシュートの達成の場面に出くわすことはそんなにないと思うので、
いざエイジシュートのお祝いとなっても何を贈ればいいか迷いますよね!?
そこで、エイジシュートのお祝いのおすすめを紹介します!
スコアカードの記念額
エイジシュートを達成した時のスコアカードは取っておきたいですよね!?
なので、記念に飾っておけるようにスコアカードの記念額がおすすめです。
エイジシュートを達成した時のスコアカードと一緒にその時に使っていた
ボールなんかも飾ったら良い記念になりますね!
記念のボールやグリーンマーカー等のゴルフ用品
定番ですが、エイジシュート記念名を入れたボールやグリーンマーカーといったものを
作ってプレゼントするのも喜ばれます。
ですが、記念名の入ったボールを使って無くすとカッコ悪いのでなかなか使えないですね笑
まとめ
ゴルフは歳を取ってからでも楽しめるスポーツです。
高齢になると、ゴルフの楽しみの一つである飛距離は全盛期より落ちるかもしれませんが、
健康をキープしてゴルフを続けていれば、自分の年齢以下の打数でホールアウトする、
エイジシュートを達成する可能性が出てきます。
エイジシュートを達成するには、
- 健康
- ゴルフの腕
の片方だけがあってもダメです。
両方が必要になってきます。
エイジシュートはホールインワンと並ぶゴルファーの憧れの一つです。
100歳になって100切りを達成して、エイジシュートも達成するなんていうのも
かっこいいですね。
あなたもエイジシュートを目指して健康を大事にしつつ、
ゴルフの腕も磨いていきましょう!