ゴルフは自然との戦いです。
ボールは技術でコントロール出来るかもしれませんが、
天候は人間にはコントロール出来ません。
晴れてる日のゴルフが一番気持ち良いですが、
雨の日も風の日もプレーすることがあります。
ゴルフをするコンディションとしては
雨よりも風の強い日の方がスコアになりにくいと言われています。
(プロのような高いレベルのプレイヤーの場合ですが。)
というのも、雨であればグリーンが重くなってボールが止まりやすくなるので
ピンをデットに攻めていきやすくなりますが、
風の場合、意図した通りにプレーしにくいので、
思ったより飛んだり飛ばなかったり曲がったり曲がらなかったりします。
そのため、正確なショットを打つのが非常に難しくなるんです。。。
特に風が強くなればなるほど、その難易度が上がります。
強風の日はプロでもスコアをまとめるのが難しいので、アマチュアであれば尚更です。
そこで、強風の日のプレーについて、注意点やコツをまとめていきます!
強風でゴルフは中止になる?
ゴルフは悪天候で中止になることはありますが、
強風で中止になることはあるのでしょうか?
結論から言えば、基本的に強風でゴルフ場がクローズすることはありません。
そのため、風速10mという強風でもプレーは可能です。
強風の中ではドライバーショットが風に乗って軽々300ヤード以上飛ぶこともあれば
風に煽られて150ヤードしか飛ばないなんてこともあります。
普段のゴルフとは全く違ったプレーになるので強風の中のプレーも
なかなか体験出来ないので面白いですよ!
同伴者含めてその日プレーしている人はみんな同じ条件なので
普段より良いスコアが出ないかもしれませんが、
みんなスコアを崩しがちなのでスコアは気にせず楽しむのが大事ですね。
ただし、風によって木が倒れたりしてプレーが出来なくなることもあるので
そういった場合はゴルフ場がクローズとなることもあります。
また、競技の場合は止まったボールが風で動いてしまうような風だと
ゴルフにならないので中止になることはあります。
強風でゴルフが出来るか心配な場合は、ゴルフ場に問い合わせてから行くのが確実ですね!
強風時のゴルフで気を付けること
強風時のプレーで気をつけることを紹介します。
スピン量が少ない方が風の影響が少ない
風の影響が少ないショットの方が計算がしやすくなります。
そのため、可能か限り風の影響を受けにくいショットを打つのがベターです。
よく知られているのは高い球より低い球の方が風の影響を受けにくいということです。
風の影響を一番受けるのはボールが最高到達点に達してから落ちてくる時です。
そのため、ボールの最高到達点が低く、着弾が早いほど風の影響は減るので
低い球の方がベターです。
でも、低い球って結構難しいんですよね。
下手に低い球を打とうとすると上手く打てずミスショットをしがちです。
なので、おすすめしたいのがスピン量を減らすということです。
低スピンのボールの方が風の影響を受けにくいです。
スピン量を減らすのもそれなりの技術がいりますが、
簡単にスピンを減らすことが出来る方法があるんです!
それは、強振しないということです。
ボールを強く打てば打つほど、ボールが潰れるのでスピン量が多くなりがちです。
なので、大きくゆったりスイングすることを意識することで、
スピン量を減らすことが出来るんです!
風の日はスイングテンポが早くなりがちなので、特に大きくゆったり振る意識が大事ですね!
パターにも風の影響がある
風の影響はショットだけでなく、パターにも出ることがあります。
風は上空の方が強く影響が出ます。
そのため、高くボールを打ち上げると風の影響を受けて曲がったりします。
ですが、強風の場合、地上でも風の影響があり、
パッティングの転がりに影響を与えることがあります。
フォローであればより転がって、アゲインストであれば転がらなくなるというように
影響が出ます。
横風で曲がり幅も変わってくるので、読みにかなり影響を与えますね。
傾斜や芝目以外にも風を計算に入れてパッティングしないといけないとなると
普段以上に難易度は高くなりますね。
楽しむ気持ちを忘れないこと
強風の日はみんなスコアを崩しがちです。。。
なので、そもそも良いスコアなんて出ないものと思ってプレーした方が
かえって良いスコアになったりもします。
普段以上に想像力を働かせてプレーしないといけないのでなかなか大変ですが、
そんな風の日のゴルフを楽しむ気持ちを忘れないことが大事だったりします。
やっぱり、良いショットが風の影響でミスになってしまったりしてスコアを崩すと
良い気持ちにはなりません。
それで後ろ向きなプレーを続けてしまうと、どんどん悪いプレーが続いてしまって
せっかくのゴルフが台無しになります。
なので、スコアを気にしすぎないで、滅多にない強風のゴルフを楽しんでプレーしましょう!
まとめ
強風の日であってもゴルフをすることは出来ます。
ですが、風の影響が至る所で出てくるので、
普段以上に気を付けるポイントが増えるので結構大変です。
それに、突風が吹いたり、風が止まったりして、風の読みが合わず
距離感が全然合わなかったりすることも多々あるので
なかなか良いスコアを出すのは難しいです。
スコアを崩してしまってテンションが下がってしまって
後ろ向きなプレーをしがちですが、
風の強い日はスコアよりも風の日のゴルフを楽しむ気持ちの方が大事です。
強いフォローの風であれば普段ではなかなか出ない飛距離が出たりするので
普段と全く違ったゴルフになって面白いかったりします。
楽しむ気持ちを忘れず、強風の日のゴルフをプレーしましょう!