プロゴルファーになりたいあなたへ!どうすればなれる?資格は必要?

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ゴルファーの憧れ、プロゴルファー!

 

宮里藍プロ、石川遼プロ、松山英樹プロ等に憧れて、小さい時からプロゴルファーになるのを

目指して努力している子も増えてきましたよね!?

 

どちらかというと親の方が熱心な場合も多いですが笑

 

そんなプロゴルファーになるための条件って、意外と知らないんですよね。

 

そこで、どうしたらプロゴルファーになれるのかを調べてみました!

 

プロゴルファーの種類

 

プロゴルファーというと、TVの中継でやっている試合に出ている人をイメージしますよね!?

 

でも、プロゴルファーというのはそれだけじゃないんです。

 

プロゴルファーは大きく分けて、

  • トーナメントプレイヤー(ツアープロ)
  • ティーチングプロ

の2つがあります。

 

トーナメントプレイヤー(ツアープロ)

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トーナメントプレイヤー(ツアープロ)はTVで中継されている

ゴルフトーナメントに出ているプロゴルファーのことです。

 

トーナメントプレイヤーはツアートーナメントでプレーし、賞金を稼ぐことがお仕事です。

 

全国各地で開催されるツアートーナメントに出場して、

予選を通過した選手に与えられる賞金が給料になります。

 

ツアートーナメントは優勝賞金1000万円以上なので、

賞金ランキング上位の選手であれば年収1億円以上も夢ではありません。

 

それに有名選手、有力選手は企業がスポンサーに付くこともあり、

スポンサー料も得ることが出来るようになります。

 

トーナメントプレイヤーは弱肉強食の世界です。

 

ツアートーナメントに出場し、予選を通過し上位でフィニッシュすれば

大金を手にすることが出来ますし、年間を通じて良い成績を残し、

シード権を獲得出来れば来期も試合に出続けることが出来ます。

 

ですが、逆に成績が振るわず、予選を通過出来なければ、タダ働きになるどころか、

試合に出るためにかかった経費の分赤字になります。

 

1試合に出るだけでも、交通費、宿泊費、エントリーフィー等諸々かかるので

20万〜30万円かかるので、予選落ちしてしまったらかなり悲惨なことになります。。。

 

そのため、レッスンを行って安定した収入をキープし生活をしつつ、

合間、合間にツアートーナメントに参戦するというツアープロも多くいます。

 

ティーチングプロ

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ティーチングプロは、その名の通りゴルフを教えることが仕事です。

 

ゴルフ場や練習場に所属して、アマチュアにレッスンを行うのが一般的ですが、

フリーのティーチングプロもいますし、ツアープロと契約してコーチをする

ティーチングプロもいます。

 

有名なティーチングプロは、本やDVDを出すこともありますし、

ゴルフのイベントに呼ばれることもあります。

 

ティーチングプロの数はツアープロと比較してかなり多く、全国で数万人います。

 

ティーチングプロは、プロゴルファーとしての経験、知識をもとにして、レッスンをします。

レッスンの形式はマンツーマンもあれば、グループレッスンもあります。

 

ティーチングプロにもA級とB級があります。

(以前はC級もありましたが、B級に統合されました。)

 

ティーチングプロになるにはどうすればいい?

ティーチングプロになるには、年一回開催される認定試験に合格することです。

 

そうすることでティーチングプロのB級になれます。

 

その後、講習を重ねることでB級からA級にランクアップが可能となります。

 

ティーチングプロの認定試験の内容は、

  • 書類審査
  • プレ実技
  • 実技
  • 面接
  • 筆記

です。

 

認定試験に合格後、B級講習会が完了すると、晴れてティーチングプロになります。

 

書類審査は、過去の競技成績や直近の5ラウンドのスコア、

出題されたテーマに沿ったレポートの提出です。

 

プレ実技は36ホールのストロークプレーで168ストローク以内であれば通過となります。

 

1ラウンド84ペースなので、そこまで難易度は高くありませんね。

 

実技は36ホールのストロークプレーで158ストローク以内かつ上位100名が予定されています。

 

単純に74ペースで回ればいいという訳でなく、上位100名以内という条件があるので

カットラインがいくつになるかはなかなか読めませんね。。。

 

実技に通過したら、最終審査は面接と筆記となっています。

 

面接と筆記テストを通過したら、あとは講習を受ければティーチングプロになれます!

 

プロゴルファーになるための条件

プロゴルファー(トーナメントプレイヤー)になるには、

プロテストに合格してプロ資格を取るのが一般的です。

 

プロテストの受験資格は、

その年の4月1日時点で

  • 男性は16歳以上
  • 女性は18歳以上と女子プロゴルフ協会に5年以上所属する会員2名の推薦が必要

です。

 

当然、プロになるためには、ゴルフの技術・知識・ルール・マナーも必要になります。

 

プロテスト

プロテストには4つの段階があります。

 

  • 第1段階 プレ予選プロテスト(男子のみ)
  • 第2段階 1次プロテスト
  • 第3段階 2次プロテスト
  • 第4段階 最終プロテスト

 

それぞれ2〜4日間の競技を行って、競技終了時点で、

成績上位者が次の段階に進むことが可能になります。

 

そして最終プロテストは4日間競技が終了した時点で、

男子は上位50位タイまで

女子は上位20位タイまで

が合格となり、晴れてプロゴルファーになれます。

 

通常、プロテストの受験は男性はプレ予選、女性は第1次プロテストからですが、

日本アマゴルフ選手権や日本学生ゴルフ選手権等の上位入賞者、関係団体の推薦者、

前年度の最終プロテスト進出者等はそれぞれの実績に応じて予選が免除されます。

 

プロゴルファーになるためには、ゴルフの技術だけでなく、かなりのお金もかかります。

 

プロテストの受験料は総額で20万円以上です。

 

そして、テスト会場のゴルフ場までの交通費や宿泊費等の遠征費は当然自腹です。

 

見事、プロテストに合格すると、認定料やセミナー料などで更に80万円以上かかります。

 

つまり、プロゴルファーになるためには、100万円以上ものお金が必要です。

 

そもそも、ゴルフはお金がかかるスポーツなので、クラブやボール、ゴルフシューズ

といった用具にもお金がかかります。

 

プロテストに合格するために、練習したり、ラウンドしたりしなくてはいけないので、

それまでにかかった練習代やゴルフ場の料金なども別途かかります。

 

そのため、練習代を抑えつつ、プロテスト費用を稼ぐために、

ゴルフ場でキャディー等をして働きながら練習する研修生という制度もあります。

 

研修生はほぼゴルフ漬けの毎日で日々、切磋琢磨しながら

ゴルフの技術を身に付けることが出来ますが、決して給料が良いわけではないので、

早くプロにならなくてはという強制力もあります。

 

人は追い込まれると本気になりますからね!

 

プロテスト以外にプロゴルファーになる方法

プロゴルファーになる方法はプロテストに合格するだけではありません。

 

ちょっとイレギュラーですが、プロゴルファーになる方法は他にもあります。

 

ツアー競技で優勝する

アマチュアの大会で良い成績を残したり、主催者から推薦されたりして、

アマチュアの選手がツアートーナメントに参戦することがありますが、

プロゴルファーになるための年齢基準を満たすアマチュアの選手が、

ツアートーナメントに出場して優勝したら、プロ宣言をすることが出來ます。

 

プロ宣言を行えば、プロゴルフ協会からもツアープロとして認められます。

  • 宮里藍
  • 石川遼
  • 松山英樹

といった有名選手はアマチュア選手としてツアートーナメントに出場して、

優勝してプロゴルファーになっています。

 

番外編:プロ宣言する

プロ宣言を行えば、技術や実績を問わず、プロゴルファーになることが出来ます。

 

「だったらプロゴルファーって簡単になれるじゃん!」

と思うかもしれませんが、安易にプロ宣言するのはオススメしません。

 

というのも、プロ宣言をしてプロゴルファーになってしまうと、

アマチュアの大会には出場出来なくなります。

(アマチュア資格規定があって、アマチュアの大会はアマチュアじゃないと出場出来ないため。)

 

技術や知識が伴わない状態でプロになっても、アマチュアの大会にも、

プロの試合にも出場出来ない、中途半端な状態になります。

 

ただし、ツアートーナメントには主催者推薦で出場することも出来るので、

必ずしもツアートーナメントに出場出来ない訳ではありません。

 

実際、2014年にプロ宣言をしてプロになった方が、

主催者推薦でツアートーナメントに出場しました。

 

ですが、その時のスコアが53、48の101という散々な結果でした。

 

きっと、一度でいいからツアートーナメントに出場してみたいという、

記念出場だったと思うので、良い経験になったのだと思います。

 

ゴルフ仲間にトーナメント出場したんだって自慢も出来ますからね!

 

ゴルフにはそういった楽しみ方もあるってことですね!

 

ツアートーナメントに出場するには

プロテストに合格して、見事プロになれたとしても、それだけではツアートーナメントには

出られません。

 

トーナメントプレイヤーはトーナメントで稼いでなんぼです。

 

プロゴルファーになっても、試合に出られなかったら仕事がないのと同じなので、

死活問題です。

 

ツアートーナメントに出場するためには、プロ資格とは

別にツアートーナメント出場資格が必要になります。

 

前年度の賞金ランキングで上位の成績を残すと、シード権が獲得出来ます。

 

シード権を持っていると、翌年の大会に優先的に参加出来ます。

 

シード権を持っていない、シード権を失ったプロは、

ツアートーナメントの出場権を得る必要があります。

 

QT(クオリファイティングトーナメント)を突破する

ツアートーナメントに出場するためには、QT(クオリファイティングトーナメント)を

突破する必要があります。

 

QTは簡単に言えば、ツアーに出るためのゴルフの予選会です。

 

プロテストに初めて合格した選手や、シード権が取れなかった選手、

アマチュアでプロを目指している選手等がゴルフのツアーへの出場権を競い、

QTに出場します。

 

QTもプロテストと同じく4つの段階に分かれています。

  • 第1段階 ファーストQT
  • 第2段階 セカンドQT
  • 第3段階 サードQT
  • 第4段階 ファイナルQT

 

男子と女子で若干、仕組みは異なりますが、ファイナルQTで上位に入ることが出来れば、

たくさんの試合に出ることが出来ます。

 

しかし、QTには現役のツアープロやアマチュアの有力選手がたくさん出場してくるので、

プロテスト以上に熾烈な争いになります。

 

特に、サードQT以降はシードされた選手がたくさん出場してくるので、

かなり厳しい戦いになります。

 

私も知人にもQTに挑戦した人がいますが、セカンドは通ったけど

サードがかなり厳しくてそこで落ちたと言っていました。。。

 

QTでツアートーナメントの出場資格を手に入れることが出来るのは、

ほんの一握りの狭き門ですが、ツアープロになるための大事な一歩になります。

 

まとめ

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プロゴルファーになるのは簡単ではないですし、

プロゴルファーになったからといっても、

すぐにツアートーナメントに出場出来るとも限りません。

 

ですが、ツアートーナメントで優勝すれば、1000万円以上の賞金が獲得出来ますし、

賞金ランキング上位に入れば、年収1億円以上と夢のある職業です。

 

安定して賞金が稼げれば、大好きなゴルフをして、全国を旅しながら生活出来るので、

最高ですね!

 

現実はそんなに甘くないですけどね笑

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