【初心者向け】ゴルフボールの選び方!飛距離・スピンどっちを重視?

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あなたは自分が使うボールって拘っていますか?

 

「ボールなんてどうせすぐ無くすから安いのでいいよ。」

と適当に選んでいるそこのあなたは要注意です!

 

ボールによって飛距離が大きく変わることもあるので、色んなボール使っていると、

同じように打ってもドンピシャに行くこともあれば、全然飛ばなかったり、

大オーバーしたりします。

 

クラブと同様にボールも自分に合ったものを使わなければ、なかなか上達しません。

 

自分に合ったボールを見つけて、そのボールを使って距離感を磨いていけば、

スコアアップするはすです。

 

そこで、自分に合ったボールの選び方を徹底的に解説していきます。

 

自分に合ったボールの選び方

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上手なゴルファーは自分に合ったボールを見つけ出して、

同じボールを使い続けていることが多いです。

 

ですが、逆に下手なゴルファーほどボールに拘りがありません。

 

メーカーや種類もてんでバラバラな物を使っていたり、安いからといって

ロストボールを使っていたりします。

 

ボールによって飛距離は大きく変わってきます。

 

飛距離の誤差はドライバー等、長い番手であれば致命的なミスにはなりませんが、

アプローチやパターではスコアに直結します。

 

同じボールを使い続けるだけで、距離感が揃いやすくなりますし、

更に自分に合ったボールを見つけることが出来れば、

最大のパフォーマンスを発揮することが出来ます。

 

もし、あなたがもっと上手くなりたいと思っているのにも関わらず、

全くボールに拘りが無いのであれば、この記事をきっかけに

ボールに拘りを持つようになってくれれば幸いです。

 

自分に合ったボールを選んで使い続けることで、きっと5打位はスコアが変わってきますよ!

 

ボールの種類

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ゴルフボールはたくさんのメーカーから様々なものが発売されていますが、

大きく分けると

  • ディスタンス系
  • スピン系

の2種類に分類されます。

 

プロが使うボールでもタイトリストのProV1X(ディスタンス系)とProV1(スピン系)のように

ディスタンス系とスピン系が分かれています。

(実際はどっちもスピン系寄りの飛距離特化型とスピン特化型ですが。)

 

ディスタンス系

ディスタンス系のボールはスピン量が少なめで飛距離が出やすいのが特徴です。

 

スピンが少ない = 止まりにくい

なので、ランが出やすいので、飛距離が稼ぎやすいです。

 

また、ボールを曲げる要因の一つはサイドスピンですが、

ディスタンス系のボールはスピンが少ないため、曲がり幅も小さくなりやすく、

初心者におすすめです。

 

スピン系

スピン系のボールはスピンが多めでテクニックが充分に発揮出来るボールです。

 

スピン系のボールが力を発揮するのはグリーン周りです。

 

きっとあなたもプロの試合で、強烈なスピンをかけてギュギュッと止めるシーンを

見たことがあると思います。

 

あれはスピン系のボールの力です。

 

スピンで止めるということは、スピンのかかりにくいディスタンス系のボールでは

非常に難しいことです。

 

プロや上級者は多少飛距離を犠牲にしてもスコアメイクに直結する

スピン系のボールを選ぶ傾向があります。

 

ゴルフは遠くに飛ばすことがではなく、狙った所にボールを打って

いかに少ない打数でホールアウトできるかが重要です。

 

なので、当然の選択ですね。

 

ピース数は多い方が良い?

ゴルフボールは複数の層で構成されています。

 

ボールの中心部分がコア、そしてコアの表面を覆っているのがカバーです。

 

コアとカバーの2層で出来ているボールを2ピースと言います。

 

昔は練習ボールは1ピース、コースボールは2ピースでしたが、

技術の進歩によって3ピース、4ピース、5ピースといった

多数の層で構成されているのボールが出てきました。

 

ボールを多数の層にすることで、飛んで止まるディスタンス系とスピン系

両方の特徴を持ったボールを実現しています。

 

最新のボールは飛んで止まる高性能なボールですが、若干ディスタンス系寄りだったり、

スピン系よりだったりするので、プレイヤーの好みに合わせて使うことが出来ます。

 

性能が良いのはありがたいのですが、層が多くなればなるほど

ボールの値段が高くなるのがネックですね。

 

ボールの硬さ

ゴルフボールの硬さは性能に影響していきます。

 

ボールの硬さのことをコンプレッションと言いますが、

コンプレッションが小さい(硬い)ボールほど潰れにくく、

スピンが少なくなるので飛距離が出るけど止まりにくく、

逆にコンプレッションが大きい(柔らかい)ボールほどスピンが多くなり、

止まりやすくなります。

 

昔はコンプレッションが重視されていましたが、

最近はコンプレッションが記載されていることは少なくなりました。

 

そのかわり、そのボールに合ったヘッドスピード帯が記載されていることが多いです。

 

自分に合ったボールの見つけ方

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自分に合ったボールを見つけるには、まず飛距離の三大要素を知る必要があります。

 

飛距離の三大要素は

  • 初速
  • 打ち出し角
  • スピン量

です。

初速

ボールを打った時のボールスピードのことです。

 

初速が早ければ早いほど飛距離が出ます。

初速に比例して飛距離は伸びていきます。

 

打ち出し角

ボールを打った時の飛び出し角度のことです。

 

打ち出し角は初速やスピン量に応じて最適な角度は異なりますが、

ちょうど良い角度で打ち出すことが飛距離を最大化させることに繋がります。

 

スピン量

ボールにかかっているスピンの量です。

 

ウェッジであればバックスピンがかかるのはイメージ出来るかもしれませんが、

ドライバーでもスピンはかかります。

 

ドライバーでもスピンがかかるため、ボールは高く上がります。

 

基本的にはスピンが少ない方がランが出やすくなるため、飛距離が出るようになりますが、

スピンが少なすぎるとボールが上がらなくなるので逆に飛ばなくなります。

 

そのため、スピンの適正値があります。

 

またスピンはバックスピン以外に球を曲げる要因になるサイドスピンもあります。

 

サイドスピンがゼロの100%のストレートボールというのはゴルフではほぼあり得ません。

 

特に初心者はスライス回転が多くなりすぎる傾向があります。

 

スライススピンが多くなれば、大きくスライスするためスピンを少なくすることが

曲がりを減らすことにも繋がります。

 

最適な打ち出し角・スピン量はどのくらい?

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初速は早ければ早いほど飛びますが、最適な打ち出し角・スピン量は最適値があります。

 

ヘッドスピードによって最適な数字は微妙に変わってきますが、

最適な打ち出し角は14度前後、最適なスピン量は2000回転/分前後です。

 

スピン量が2000回転を切ると爆発的に飛ぶこともありますが、

野球でいうナックルボールのような状態になりコントロールがきかなくなります。

 

そのため、実際に使えるレベルでの最適値はスピン量は2000回転前後になります。

 

初速、打ち出し角、スピン量はゴルフショップ等で計測が出来るので、活用しましょう。

 

ディスタンス系のボールを使うと飛ばなくなる人もいる

ディスタンス系のボールのメリットは飛距離が出やすいことです。

 

でも、人によってはディスタンス系のボールを使うと

逆に飛ばなくなってしまうこともあります。

 

ディスタンス系のボールが飛ぶのは、スピン量が少なくなりやすいからです。

 

ですが、ここに落とし穴があります。

 

スピン量は闇雲に減らせば飛ぶようになるというものではありません。

 

ボールを遠くに飛ばすにはある程度の高さを出さなくてはいけません。

 

ボールの高さに影響するのが、打ち出し角とスピン量です。

 

打ち出し角はイメージが付くと思いますが、スピン量もボールの高さに関係します。

 

ボールにバックスピンがかかることでボールに浮力が生まれて

空中に浮くことでボールが上がるんです。

 

そのため、スピン量が少なすぎると、浮力が得られずボールが落ちてしまって

飛ばなくなるんです。

 

女性のようにヘッドスピードがあまり早くない方はスピン量も少なくなりがちなので、

スピン系のボールを使った方が最適なスピン量になって逆に飛ぶということもあるので、

「飛ばしたいからディスタンス系のボールを使う」

という安易な考えはやめた方が良いですね。

 

アプローチの距離感

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ドライバーでの飛距離の三大要素が把握したら、次はアプローチの距離感の確認です。

 

コースに併設されているアプローチ練習場などで止まり具合を確認します。

 

出来ることなら実際のコースでグリーンに向かって打って

止まり具合を確認出来るのがベストです。

 

そして、自分のイメージ通りの距離が打ちやすいボールを見つけます。

 

初心者であればピッチエンドラン等よく使う打ち方だけ確認すればOKですが、

上級者であればスピンをかける・かけない、転がす、上げる等、

様々な打ち方を試して距離感が合わせやすいボールを見つけると良いですね。

 

ロストボールは使っちゃダメ!

ロストボールは安さが魅力ですが、上手くなりたいのならば使わない方が良いです。

 

ロストボールはゴルフ場の池に入ったボール等を回収して販売しています。

 

そのため、新品に比べると劣化しているため飛距離が出にくいです。

 

同じメーカーの同じボールでも、遊びのラウンドはロストボール、

競技の時は新品のボールなんてことをしてしまうと、

競技の時に距離感が合わなくなってスコアがボロボロになります。

 

常に新品のボールを使うのはお財布には厳しいですが、

ボールは消耗品と割り切って新品のボールを使うことをおすすめします。

 

ボールフィッティングを受けるのもあり

クラブフィッティングと同じようにボールフィッティングを行なっているメーカーもあります。

 

タイトリストのボールフィッティング
https://www.titleist.co.jp/golf-ball-fitting/

 

メーカー主催のボールフィッティングでは、そのメーカーの中からしか選べないのが難点ですが、

フィッターに選んでもらえるのでどういったボールを選ぶべきかがはっきりと分かります。

 

フィッティングを受けた上で自分に合った特徴のボールを

色んなメーカーの中から選ぶというのも良いかもしれませんね。

 

値段が高いボールの方が良いのか?

ゴルフボールは値段が安いものもあれば、高いものもあります。

 

やっぱり高いボールの方が性能が高い感じがしますよね!?

 

高いボールは4ピース、5ピースといった多数の層で構成されているボールが多いです。

 

今までは飛ぶけど止まらない、もしくは飛ばないけど止まるという

どちらかの特性のボールが多かったのですが、

層を多くすることで飛んで止まるボールを実現しています。

 

ドライバーショットは定スピンでよく飛ぶけど、

アイアン、ウェッジショットはしっかり止まる

という理想的なボールになっています。

 

こういったボールは開発費がかなりかかっているので、

単価を高くしないと採算が取れないので、やはり高価になりがちです。

 

カラーボールはどう?

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カラーボールを使う人って増えてますよね!?

 

プロでも使用者が増えつつあります。

 

カラーボールだからと言って普通のボールと性能は変わりませんが、ボールの見え方が違います。

 

黄色・オレンジ・ピンクといった蛍光色のものが多いので、緑の芝の中でも映えて見やすいです。

 

また、白いボールと比べて浮いているように見えるので、

芝が薄いところでもちゃんとボールを浮かせられるイメージが湧きやすいです。

 

白いボールに慣れているという方も、たまには気分転換に

カラーボールを使ってみても良いかもしれませんね。

 

季節ごとにボールは変えるべき?

夏場は体が回るので飛びますが、冬場は寒さと着脹れで飛ばなくなります。

 

また、気温が低い状況だとボールの反発力が落ちることもあり、飛距離が出にくいです。

 

そのため、1、2番手飛距離が落ちてしまうのもざらにあります。

 

だからこそ、季節ごとに使用するボールを変えるのはありだと思います。

 

普段はスピン系のボールを使っているけど、冬はディスタンス系を使う等で

落ちている飛距離を補うのも一つの手ですね。

 

そうなると問題になるのは、スピンのかかり具合、グリーンでの止まり方です。

 

フルショットではしっかりとバックスピンがかかるかもしれませんが、

短い距離のアプローチではちょっと距離感が合わないということもあります。

 

ただ、冬場のゴルフ場は芝も薄くなるし、朝早い時間だと地面が凍っていたりもするので、

そもそもスピンを使って寄せるということはあまり考えない方が良いでので、

冬用にランニングアプローチをちゃんと練習しておけば、ボールを変えても

あまり影響は出ないですね。

 

ボールとクラブの相性

ボールとクラブにも相性があります。

 

相性に大きく影響するのがスピン量です。

 

スピン量は適正値があるので、多すぎても少なすぎても良くないです。

 

例えば、ディスタンス系(スピンのかかりにくい)のボールと低スピンのドライバーだと、

必要なスピン量が得られなくてドロップしてしまって最大飛距離が出ないなんてこともあります。

 

クラブやボールをいつも使っているものから変える時は、

必ずテストをして距離のイメージを合わせてからじゃないと

全然思った距離が出ないなんてことになっちゃいますよ!

 

また、ボールとパターの相性も重要です。

 

同じパターでも硬いボールと柔らかいボールでは距離感の掴み具合が変わります。

 

一般的には

  • 硬いボールには硬い打感のパター
  • 柔らかいボールには柔らかい打感のパター

が合うと言われています。

 

パターの一打はスコアメイクに大きく影響します。

 

たとえ、ドライバーやアイアンとボールが合っていてもパターとの相性が良くないと

良いスコアは出しにくいので、ちょっと考えた方が良いかもしれないですね。

 

まとめ

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ゴルフは自分で使うボールを自分で選ぶことが出来るスポーツです。

 

たかがボールですが、されどボールです。

 

ボールの性能の違いはとても大きいです。

 

初心者ほど、ボールを疎かにしがちですが、ゴルフの上達を目指すなら、

ボールの特性を理解して、自分に合ったボールを見つけましょう!

 

最近のボールは非常に性能が高く、各メーカーがいわゆる飛んで止まるボールを販売しています。

 

色んなボールを実際に打ってあなたの感覚に合うボールが見つかると良いですね!

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