真夏のゴルフは熱中症に要注意!予防・対策はこれでもうバッチリ!

heatstroke-a 未分類

真夏の暑い時期だけでなく、春先から梅雨時にかけても

ゴルフでの熱中症になることって案外多いんですよね!

 

なぜそこまで暑くもない時期でも、ゴルフで熱中症になることが多いのでしょうか?

 

ゴルフは他のスポーツに比べ、激しい動きをしたり

長い距離を走ったりするわけではないのに熱中症になるケースが多いですよね。

 

毎年、熱中症でゴルフの最中に倒れる方がいますからね。

 

ゴルフのラウンド中に熱中症が多い理由と、熱中症に対する予防と対策、

熱中症になってしまった時の対処の仕方について、私の経験をもとにまとめてみました!

 

いつの時期が熱中症になりやすいのか?

4月の気温が高い日や、5月~6月にかけては、けっこう熱中症になりやすいです。

 

この時期は体が暑さに慣れていないのと、意識の面でも準備不足なので、

まだ、大丈夫だろうとたかをくくってウェアや水分補給などの

基本的な熱中症対策を怠るからです。

 

もちろん7月、8月の猛暑の時期の熱中症は多いですが、

この頃になると、意識も変わって注意もしますし、ばっちり予防や対策をします。

 

体も暑さに慣れてくることもあり、熱中症が多いイメージとは逆に、

意外と少ないような気がします。

 

私も4月中頃で25℃を超えるような日に、ラウンド中に軽度の熱中症になった経験があります。

 

その年は春になっても気温の低い日が多く、熱中症のことなんて全く警戒していませんでした。

 

ですから、いつもの様にペットボトル1本をキャディーバッグに入れてスタートしたのですが、

午後からぐんぐん気温が上がり、その日の最高気温は27℃でした。

 

その日は18ホールをスルーでプレーしていましたので、

5時間くらいずっとコース上にいるわけです。

 

その時は調子も良くずっとプレイに集中していたので、身体の異変に全く気付かなかったです。

 

その日はそれほど暑いと感じませんでしたし、

プレーに集中していたので、いつも以上に水分補給をしていなかったように思います。

 

「あっヤバい!」

と気が付いた時には、もう手遅れで遅かったですね!

 

頭痛と軽いめまいで熱中症かもしれないと思ったのですが、

ペットボトルの残量もわずかで、茶店もまだまだ先。

 

これが春先から梅雨時にかけてのゴルフで熱中症が多い原因かもしれませんね!

 

どうしてゴルフに熱中症が多いのか?

ゴルフのプレー時間は約5時間です。

 

他のスポーツに比べるとプレー時間は長くなりますが、それほど激しい動きはありません。

 

熱中症になりやすい環境に長くいるにもかかわらず、激しい動きがない分油断したり、

ゴルフに集中しすぎたりして、こまめな水分補給などをつい忘れがちになるからです。

 

適切な水分補給とクールダウン(休憩)をしないと熱中症の危険は高まりますよね!

 

熱中症の予防と対策は、充分な準備とこまめな水分補給!

hydration-b

熱中症にならないための予防ですが、まずは体調管理です!

 

ラウンド前夜の深酒や寝不足はタブーです。

 

また、下痢気味の時も脱水症状になりやすいですから、特に注意が必要です。

 

体調をしっかり整えて暑い日のゴルフに臨みましょう!

 

次によく言われるのが、ゴルフウエアです。

 

最近では、通気性・吸水性や速乾性に加え、放熱性にも優れたウエアがありますから、

暑い時期のラウンドには、欠かせないアイテムですよね!

 

もちろん帽子や日傘も日よけに必要ですよ!

 

そして、熱中症対策と言えば、なんといっても水分補給です!

 

水分補給の目安は、ずばり発汗相当量です!

 

発汗量には個人差がありますから、一概に何リットル必要とは言えませんが、

私の場合は11月~3月の比較的気温が低い時でも500ml(ペットボトル1本)、

4月~10月の間は基本的に1リットル(500mlペットボトル2本分)で、

気温が高くなると予想される日は2リットル(500mlペットボトル4本分)を準備します。

 

真夏は冷たさを維持するために半分は凍らせて持って行きます。

 

日によっては2リットルでは足りない時もありますね!

 

水分補給の難しいところは、単に口から水分が入っただけでは

OKではないということを頭においておく必要があります。

 

本当の意味での水分補給は、小腸や大腸から吸収され血管の中に入って初めて

体に吸収されたということになります。

 

要するに水分補給には時間がかかり、約20分~30分かかると言われているので、

喉が乾いてから水分補給しているようでは遅いということです。

 

ゴルフの場合なら、スタート30分前にたっぷりと水分を摂取し、

ラウンド中はホール毎に少しずつこまめに水分補給するくらいで

丁度良いくらいだと思います。

 

火照った体を冷却する効果もありますから、氷をたっぷり入れた

クーラーボックス(ソフトタイプ)に入れてラウンドするのが良いでしょう!

 

水分補給は何を飲めば良い?

hydration-c

水分補給が大事ということは分かって頂けたと思いますが、

水分補給として何を飲めば良いのでしょうか?

 

一般にスポーツドリンクは少し濃すぎると言われています。

 

普段の生活での水分補給は水やお茶で十分ですが、

ゴルフのラウンドやスポーツの最中であれば、吸収効率を考えて作られていますので、

スポーツドリンクが良いと思います。

 

先ほども少し触れましたが、体への水分の吸収には時間がかかります。

 

適量をこまめに、喉が乾く前に補給することが大切になります。

 

水分補給と言えば、飲酒は要注意です!

 

アルコール(特にビール)には強い利尿作用があります。

 

飲んだ以上に尿として水分が排出されることになりますから注意が必要です。

 

真夏のラウンドでのハーフ休憩では、30℃を超える中でハーフをラウンドしてきたのですから

キンキンに冷えた生ビールをグーッとやりたい気持ちは分かります。

 

でも、脱水症状を引き起こす原因になりますから、控えた方が賢明です!

 

ドライバーの方は飲酒運転にもつながりますし、

何と言っても熱中症の危険が高くなりますから、

お酒は家に帰ってからゆっくり楽しみましょう!

 

私は、ラウンド中にアルコールは飲みません!

 

理由は、上記の事もありますが、酔った状態でのゴルフはかなり危険だからです。

 

実はゴルフってとても危険なスポーツだと思うのです。

 

鉄の塊を柔らかいシャフトの先に着けて振り回し、

時速200km以上でボールを飛ばすわけですから。

 

それにまっすぐ飛ぶとは限らないですから笑

 

なので、プレー中は飲まないようにしています。

 

熱中症かも?と感じたら

heatstroke-b

熱中症には様々な症状があります。

 

中にはプレーに集中していると気がつかないような症状もあります。

 

ちょっとでも体に異変を感じたら熱中症を疑いましょう。

 

プレー中の場合は、

「同伴競技者に迷惑をかけたくない」とか「もうすぐホールアウトだから後でいいや」とか、

プレー終了後であれば、

「家に帰ってからでいいや」とか、「用事があってすぐに帰らないといけない」とか

絶対に考えないで下さいね。

 

すぐに対処して下さい!

 

基本は水分補給と体の冷却です!

 

自分で水分補給できる場合は、涼しい場所に移動してゆっくりこまめに水分補給します。

 

扇風機やクーラーのある場所が望ましいですが、野外であれば木陰や風通しの良い場所に

移動しましょう!

 

冷水や濡れタオル・送風などで体を冷やします。

 

熱がある場合は、衣服を脱がせたりベルトを外したりして体から熱を放出させます。

 

しばらく休んでも、症状が治まらないようであれば、速やかな治療が必要です!

 

「まあいいや!」とか、「帰ってから病院に行くから」ではなく、

可能であれば最寄りの病院ですぐにでも診察してもらいましょう。

 

症状が重い場合は、対処の方法も違ってきます。

 

特に意識が無い場合や、自分で水分補給ができない場合は重症です!

 

直ぐにでも病院へ連れて行きましょう!

 

また、必要であれば救急車を呼んで下さい!

 

できれば、こうなる前にプレーを中止して頂きたいところですが。。。

 

プレー中やプレー後に、「少し頭が痛いな!」とか、「軽いめまいがする!」等と感じたら、

 

確実に軽い熱中症です!

 

少しでも早く対処して下さいね!

 

ラウンド前後の過ごし方

golf-a

前日の夜

明日のゴルフに備えて、早く休むなんてことをされる方は多いと思います。

 

子供の頃の運動会の前日と同じで、なかなか寝つけなかったりしますよね笑

 

だからと言って、

「今夜は暑いので生ビール、明日の為にパワーを付けよう!」

なんてことはやめておきましょう。

 

前日のアルコールは出来る事なら控えましょう。

 

というのも、アルコールは脱水症状を招きやすく、熱中症になくなるからです。

 

お付き合いもあるし、私も、これが「なかなかね~」なんですが、、、

 

体調管理は前日から始まっていますからね。

 

ラウンド当日の朝

朝ごはんは必ずしっかり食べましょう。

 

暑さと戦う熱中症対策にはエネルギーも必要です。

 

ご飯派、パン派、どちらの人も是非、おかずに梅干を一つ、食べてみて下さい。

 

私の一押しです!

 

梅干しの成分は、熱中症対策にピッタリなんです。

 

私は、普段の日は、朝食を取らないことが多いんですが、

ゴルフの日だけは、梅干しのおにぎりを必ず食べていきます。

 

これが私の勝負メシです!

 

スタート前

スタートする前、練習を始める前から水分は取り始めるようにしましょう。

 

繰り返しになりますが、喉が渇いたと感じた時では遅いので、先に水分は取っておきましょう。

 

これが非常に大切です。

 

私のよく行く整体の先生にいつもこう言われます。

「渇く前に飲みましょう!」

ってね。

 

ラウンド中

ラウンド中は、体温の上昇に気をつけましょう。

 

体温が上がらないように、様々なグッズが出ています。

 

日傘、帽子、氷のう、コールドスプレーなど、ご自身に合うものを使って、

体温の上昇に気を付けましょう。

 

日よけのため、サンバイザーは止めて、帽子を被ったおいた方が良いです。

 

服装もなるべく風通しの良いもので、熱がこもらないように。

 

こまめな、水分補給と、塩分補給も大切です。

 

汗をかくと、思ったよりも体が乾燥します。

 

喉が渇いたと感じたときでは遅く、すでに熱中症の入り口なんてことも、

絶えず水分をとるのがお勧めです。

 

1ホールごとに飲むという習慣を持つようにするといいですよ。

 

「さっきの3パットで頭が真っ白」

なんていうことが続くと

「熱中症対策、水分補給ってなんのこと?」

となってしまうのがゴルフですから。

 

私も経験があります。。。

 

ゴルフがボロボロで1番ホールから頭が真っ白!

 

5番ホール位まで水分と塩分をとらずにいて、気が付いて、

焦って梅干と水分を取ったけど、すでに時遅し。

 

本当に頭が真っ白になり、視界がぼやけてきました。。。

 

対応が早かったので、幸い大事には至らず、助かりましたが。

 

水分や塩分となると、やはりスポーツドリンクがいいですね。

 

お茶や、コーヒーはやめておきましょう。

 

余計に汗をかいてしまい、自分から熱中症に進んでいるようなものですから。

 

 

まとめ

golf-course-d

熱中症対策は、体調管理、水分・塩分補給、体温管理が大切です。

 

先ほども少し触れましたが、ゴルフのプレー時間は他のスポーツに比べると長いですから、

 

その分熱中症になりやすい環境に長くいるという事になります。

 

充分な予防と対策をしておかないと熱中症の危険は高まりますよね!

 

おろそかにしがちですが、ラウンド前までの準備が結構大切です。

 

私みたいにやらかさないようにね!

 

夏の暑い時期だけではなく、気温が20℃を超えるようになってきたら、

熱中症の予防と対策を始めましょう!

 

通気性や放熱性に優れたウエアを着用するとか、スタート前の水分摂取や

プレー中のこまめな水分補給、適度なクールダウンも必要です。

 

当日の体調も大きく影響しますから、前日の睡眠不足や深酒にも気を付けましょう!

おかしいなと感じた時は、自分ではもう動けないこともあります。

 

先手必勝で熱中症に負けないようにしましょう。

 

暑いとか、喉が渇いたとかに関係なく、真夏のゴルフは、絶えず水分と塩分の補給をして、

体の熱を発散しながら楽しみましょう。

 

また、補足になりますが、大抵のゴルファー保険では、

熱中症をサポートしていないと思いますから、

その点もしっかりと頭に入れておいた方が良いですよ!

タイトルとURLをコピーしました