トッププロも実践するGGスイングを徹底解説!メリット・デメリットは?

golf-nice-shot-b 未分類

最先端のゴルフスイング理論として話題になっているGGスイング!

 

もしかしたら、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

「GG Swing Tips」

というスイング理論が世界中で話題になっています!

 

今までのスイング理論とは少し違っていますが、

実際にGGスイングを取り入れているデビュー間もないマシューウルフ選手が

3MオープンでPGAツアーで初優勝を挙げて早速結果を出しています。

 

それに、名だたるトッププロ達も自身のSNS等でGGスイングのポイントである

シャローイングやスクワットダウンを練習している風景を公開していますよね!

 

日本のトッププロである、片山晋呉選手もGGスイングを取り入れていますね。

 

片山晋呉選手本人が徹底解説しています。

 

プロゴルファーも取り入れるスイング理論ってことは、

きっともの凄く良いスイング理論のはず!

 

ということでGGスイングを徹底解剖していきます!

 

GGスイングとは?

question-d

GGスイングはアメリカの有名なGeorge Gankas(ジョージ ガンカス)が提唱している

ゴルフスイング理論です。

 

George Gankasの頭文字をとってGGスイング、GG Swing Tipsと呼ばれています。

 

ゴルフスイングはクラブの進化に合わせて、日々進化し続けています。

 

特にドライバーはパーシモン、メタル、チタンと素材も変わり、ヘッドの大型化して、

今は飛んで曲がらないクラブが一般的になっています。

 

むしろ曲げたくても曲がらないクラブになりました。

 

パーシモンの時代はフェースを大きく開閉することでボールを捕まえて飛ばすのが良い

とされていましたが、ドライバーの進化によって、ヘッドのサイズも大きくなり

フェースの開閉を抑えたスイングの方が今のクラブに合っているとされています。

 

GGスイングは腕の力に頼るのではなく、体の回転をフルに使って打つため、

最新のクラブに極めてマッチするスイング理論で

簡単に言うと「飛んで曲がらないスイング」です!

 

従来のゴルフスイング理論では、「シャフトを立てて使うのが正しい」とされてきましたが、

GGスイングではシャフトを寝かせて使う、いわゆるシャローイングという動きが特徴的です。

 

また、ダウンスイングで左の膝を外旋させながら行う、スクワットダウンという動きも

GGスイングの特徴ですね。

 

国内・海外のトッププロも取り入れるスイング理論で、

実際に身に付けるのは決して簡単なことではないですが

実現出来れば今よりもっと飛ばせるようになりますし、

ショットの安定感も上がるので、スコアアップにも繋がりますよ!

 

 

ジョージ ガンカスはどんな人?

GGスイングの生みの親、ジョージ ガンカスはアメリカのゴルフインストラクターです。

 

マシューウルフ選手のコーチも務めています。

 

若い世代を中心にレッスンも行っています。

 

GGスイングはどうやって生まれた?

びっくりすることに、GGスイングの元となっているのは、

野球のバッテイングだと言われています。

 

ゴルフでは野球のピッチングに動きが似ていると言われていて、

野球のバッティングではスライスが出てしまうスイングになるとされていました。

 

そのため、様々な雑誌やコーチは野球のピッチャーにしか注目していませんでしたが、

ジョージ ガンカスはピッチャーではなく、バッターに注目しました。

 

ホームランバッターの野球選手が、ゴルフボールよりも重いバットで

100メートル以上というもの飛距離を出せることに注目し、

ゴルフスイングに応用したのが始まりと言われています。

 

そのため、従来のゴルフスイング理論と変わらない部分もありますが、

要所要所では、日本で浸透しているゴルフスイング理論とは大きく違っています。

 

GGスイングのメリット・デメリット

GGスイングは非常に効率的なスイングですが、もちろんメリットだけでなく

デメリットもあります。

 

GGスイングのメリット

GGスイングのメリットはなんといっても

  • 飛距離
  • 正確性
  • 安定性

を向上出来ることです。

 

普通のゴルフはドラコンと違って、一発の最高のショットを打てれば良い

というものではありません

 

ゴルフでスコアを出すためには、飛距離だけでなく、正確に狙って打てることや

安定して同じスイング、同じショットが出来る安定性も必要になります。

 

飛距離特化をしたいなら、ドラコン選手のように体重移動を大きく使うスイングの方が

有効かもしれませんが、めちゃくちゃ飛ぶことがあっても、思いっきり曲げてしまう

可能性も高まります。

 

プロゴルファーのように1ストロークに生活がかかっている選手は

やはり飛距離を伸ばしつつ、正確性、安定性を高められるGGスイングがベターですね!

 

また、無理な身体の使い方をするわけではないので、身体への負担も少ないです。

 

腰痛等のリスクも少ないので身体に優しいスイングですね!

 

GGスイングのデメリット

GGスイングは良いことばかりのようですが、当然デメリットもあります。

 

そもそも、GGスイングを理解して体現することは非常に難しいことです。

 

そして、断面的に取り入れても意味がなく、トータルで出来て

はじめて意味があるのがGGスイングです。

 

シャローイングだけ出来ても、スクワットダウンだけ出来てもダメなんです。

 

全部が出来るようにならないと。

 

そのため、習得までに時間もかかりますし、スイングを改造している間のラウンドでは

とんでもない球が出てしまうことだってあるでしょう。

 

新しい技術を取り入れるのだから当然、上手くいかない期間があります。

 

GGスイングがある程度使えるレベルになるまでの間を耐えることが出来る忍耐力も必要です。

 

私の場合、元々上手くいっていなかったのでちょうど良かったのかもしれませんが笑

 

GGスイングは難しい

私はGGスイングは難しいものなので、初心者はまずスタンダードな打ち方を

身に付けるべきだと考えています。

 

スタンダードな打ち方が出来るようになったら、

どういう軌道でどういうフェースの向きならば

どういう球が出るといったことが分かってきます。

 

こうしたゴルフスイングの基本的な要素を理解してからでないと

GGスイングは理解し難いからです。

(ただし、一般的な理論と違う部分もあるので応用力も必要になります。)

 

そして、ある程度の腕前で、向上心を持ってゴルフに取り組んでいる

ゴルファーであるのならば、GGスイングを試す価値はあると思います。

 

私自身も試してみましたが、GGスイングは一朝一夕で出来るようになるものではありません。

 

ですが、GGスイングが少しずつ出来るようになると、明らかにスイングスピードが増して

飛距離が出ることが体感出来ますし、このスイングが完成したらすごいことになるという

ワクワク感もあります。

 

中途半端が一番良くないので、ゴルフが上手くなるためなら苦労も厭わないという

ゴルファーはぜひGGスイングに挑戦してみましょう!

 

GGスイングの打ち方

point-a

では、気になるGGスイングの打ち方を解説していきます。

 

フェースはシャットに使って真っ直ぐ動かす!

ゴルフスイングは円運動だから、フェースは開いて閉じるように使うのが正しいとされています。

 

いわゆる、フェースローテーションを行うということですね。

 

ですが、GGスイングはなるべくフェースは真っ直ぐに使うことを推奨しています。

 

フェースを真っ直ぐに使うには、フェースをシャットに使う(閉じて使う)ことが必要です。

 

ただ、フェースを閉じて上げて更に閉じてしまうと、当然左にひっかけてしまうので、

フェースを閉じてクラブを上げていってフェースを閉じない動きをします。

 

シャットに下ろしていくことでインパクトでハンドファーストになって、

ハンドファーストが作れると自然にインパクトゾーンが長くなるので、

フェースを真っ直ぐ長く使えるようになるので、結果的に曲がらないスイングになります!

 

昔のクラブであればフェースを開いて閉じる動きを使うことで

ボールに大きなエネルギーを伝えて飛距離に変えていましたが、

最近のクラブはフェースローテーションを抑えて直線的に使った方が曲がりも少なく

飛距離も出るので、現代のクラブにマッチしてますね。

 

テークバックは右膝を伸ばして捻転を深める!

テークバックの時、従来のゴルフスイング理論では右膝を伸ばさないように

角度をキープしてクラブを上げるように言われています。

 

ですが、GGスイングでは右膝を伸ばしてテークバックすることを肯定しています。

 

右膝を伸ばすことで、捻転が深くなり、よりパワーを溜めることができるので

あえて右膝を伸ばすようにしているように思います。

 

ダウンスイングはシャローイングとスクワットダウン!

GGスイングの最大の特徴がダウンスイングです。

 

GGスイングではダウンスイングでスクワットをする、

スクワットダウンを行います。

 

スクワットをしながらダウンスイングを行います。

 

これだけ聞くと意味不明ですよね!?

 

クラブがトップの位置までまできたら、左足を凱旋させます。

 

左膝・左太腿を外側に開くことでガニ股になるのがGGスイングです。

 

ガニ股になって膝を深めるような動きがスクワットってことですね。

 

左足が開くことでスペースができて、スムーズに回転ができますし、

地面を蹴る力、いわゆる地面反力も使えます。

 

そのため、勝手にスピード乗ってきて効率の良いスイングができます。

 

また、通常はダウンスイングはクラブを立てて下ろすことが良いこととされていますが、

クラブを寝かせて下ろしてくる、シャローイングをするのがGGスイングの特徴です。

 

手を使って寝かせるのではなく、切り返しから手元を脱力させてクラブを寝かせて下ろします。

 

そうすると、クラブの入射角が最適化されて寝かせて下ろしても

インパクトでクラブが立って入ってきます。

 

逆に最初からクラブを立てて下ろしてしまうと、インパクトでは寝てしまうそうです。

 

 

GGスイングの注意点

caution-a

GGスイングに取組む時の注意点をお伝えします。

 

GGに挑戦しようとすると、従来のスイングにはない動きへの意識が強くなりがちです。

 

私もそうでした笑

 

例えば、スクワットダウンの意識が強すぎて、大げさな動きになりすぎて

まともにボールに当たらないって人が多いですね。

 

動き方が大きく変わるので当然と言えば当然ですね。

 

でも、大げさな意識をするのは素振りだけでOKです。

 

素振りで筋肉に動きを覚えさせて、実際に打つときは自然に打つ。

 

それを繰り返して覚え込ませるのが重要です!

 

また、GGスイングの良いとこ取りをしたいと思っている方は多いと思います。

 

でも、ゴルフのスイング理論は、全ての動きが揃って初めて意味が出てきます。

 

一つでも異なる動きが入るとむしろ全てが壊れてしまうこともあります。

 

そのため、GGスイングをするなら、一つ一つの動きを確実に出来るようになる必要があります。

 

「一部分出来てないけどこれでいいや!」

と妥協するとおかしなスイングになってしまうので、絶対にNGですよ!

 

GGスイングを教わるには?

「GGスイングをやってみたいけど、本当に正しい動きか分からない!」

「GGスイングを教わりたい!」

というあなた!

 

ジョージ ガンカスに直接レッスンしてもらうのが一番ですが、

そんなことは出来ませんが、日本にもジョージ ガンカスから直接指導を受けた

プロコーチがいます。

 

それは誰かというと、フジモンティこと藤本 敏雪プロです!

https://www.instagram.com/fujimonti/?hl=ja

 

日本でもGGスイングを広めて欲しいと言うことで活動をされていて、

東京は麻布のFIVE ELEMENTSというゴルフスクールでレッスンが受けられます。

2024年12月ラウンドレッスン日程のご案内 | Five elements | 麻布のゴルフアカデミー
Five elementsは麻布のゴルフスクール。ゴルフ上達において必要と考えられる様々な要素を5つの要素に分類し、体系立てて指導することにより、個々のプレーヤーに最適化されたゴルフフィットネスを提供します。

 

また、東京には通えないよ、というあなたにはオンラインレッスンという手もありますよ!

オンラインスイング動画レッスン
この度、皆様のご要望により、オンラインレッスンを開始致します。 スイング動画レッスン スイング動画レッスンの流れ まず前と後ろの二方向からスイング動画を撮影していただきます。 線を引いて解説いたしますので、必ずカメラは固定にして撮影してくだ...

 

GGスイングを本気で身に付けたいのならば、正しいスイングを理解しているプロから

レッスンを受けるのが一番手取り早いです。

 

もちろん、それなりにお金はかかりますが、それに見合った成果はあると思いますよ!

 

まとめ

golf-shot-q

GGスイングは、最新のクラブに非常にマッチしたスイング理論です。

 

フェースをシャットに使うことでフェースを真っ直ぐに動かし、

シャローイングとスクワットダウンをするのが最大の特徴ですね。

 

GGスイングを身につけるのは難しいですが、その分やる価値もあります。

 

本気でやりたいなら、日本で唯一ジョージ ガンカスから指導を受けた

藤本敏雪プロから教わるという手もあるので、

もっとゴルフが上達したいという意欲のあるゴルファーはぜひ実践してみて下さいね!

タイトルとURLをコピーしました