「冬のゴルフ」
ちょっと寒いけど小春日和の日などは、気持ち良いですよね。
寒さは防寒対策をすれば克服できますが、雪が降ると少し違ってきます。
雪が降るとゴルフができなくなるケースがありますから、いろいろと注意が必要です。
「雪が降った場合、ゴルフは出来るの?」
という素朴な疑問があると思いますが、結論から言ってしまえば、
降雪や積雪によってゴルフというゲームが成立しない場合にはクローズになります。
日本海側や比較的雪の多い地域のゴルフ場では、
冬の期間は積雪によるクローズになることが多いです。
期間としては12月中旬~3月中旬ですが、積雪の多い山間部や平地でも
大雪が降った後は長期間のクローズも考えられます。
私のよく行くゴルフ場は積雪が多い地域にありますので、積雪の多い年はトータルで
2ヶ月ほどクローズになります。
もちろん降らない年もありますが。。。
太平洋側や積雪の少ない地域のゴルフ場では、こういった長期間のクローズは考えにくいですが、
雪が降っていたり、直前に降った雪が溶けずにコースに残っている場合等は、
クローズになる可能性もあると思います。
ラウンド予定の日に降雪の予報、どうなるのか気になりますよね!
今回は、ゴルフと雪、ゴルフ場の営業と、雪の中のプレーについて
私の経験をもとに色々な角度からまとめてみました。
「出来ることなら、どんな時でもゴルフしたいものね。」
コースの雪、ルール上はどうなる?
ルール上は、コース上の雪をカジュアルウォーター(異常なコース状態)として扱うのか、
ルースインペディメント(自然物)として扱うかのか、どちらかだと思います。
ルースインペディメントとして扱う場合、雪を取り除く時にボールが動いた場合は
一打罰になりますので注意が必要です。
ボールが雪に触れている状態でしたら、ボールを拭いてドロップできる
カジュアルウォーターの救済を受ける方が断然良いですよね!
積雪エリアにボールが入ってしまい見つからない場合、
雪はカジュアルウォーターとして取り扱うことができるので、
「異常なグラウンド状態の中で見つからない球」と言うことになり、
規則25-1cが適用されます。
ただし、この救済を受けるための大前提として
「その球が雪の中にあるということが分かっているか、ほぼ確実である。」
ことが必要です。
さらに救済を受ける場合はその積雪エリアの最も外側の縁を球が最後に横切った地点が
決められなければなりません。
この規則に限って、球はその地点にあったものとみなされます。
(そうでない場合は紛失球としての扱いとなります。)
受けられる救済は罰なしに別の球と取り替えられることに加え、
カジュアルウォーターを選択した場合の処置と同じ救済をうけられます!
ですが、積雪の場合ボールの行方も分かりづらいですし、
ほとんどのケースが曖昧な判断になってしまいますよね。
もしも雪が残るコースでラウンドする場合は、ローカルにルールを決める等して
対応するようにしましょう。
スコアやルールなど、通常のゴルフとは別物と考えることも必要かもしれませんね!
ゴルフが出来なくなるケースは?
雪による影響でゴルフ場がクローズになるケースについてまとめてみましょう。
先ほども述べましたが、積雪によってゴルフというゲームが成立しない場合には
クローズになります。
(理想はクローズにするべきです!)
降雪で視界が悪くボールを見失うような場合や雪の上を転がったボールに雪が付着する場合、
積雪の中にボールが入ってロストになる場合等は、明らかにゴルフというゲームが成立しません。
プレーヤーの側からしたら、クローズにして欲しいケースですね!
でも、ゴルフ場からしたらなるべく営業はしたいので、少しくらいの雪で
積もっていない時はオープンしています。
前日から雪が降って積もり出している時や、朝の段階で雪が積もっている場合、
ゴルフ場もコースを除雪したり、スタート時間を遅らせたりと何とか営業をしたいようですが、
それでもダメな時は、クローズになります。
コースに雪があると、シューズの裏に雪が付きます。
カートに乗り込む時に滑るのでとても危険です。芝も滑りますしね。。。
うっすらと白くなったフェアウェイでも、比較的気温が高く太陽が出てくればすぐに溶けますから、
その後の天気次第ではプレー可能だと思います。
最近は高性能レーダーで雪雲などの予想が可能ですから、
ある程度判断できるのではないかと思います。
逆に、スタートした後に降り出して、クローズになってしまうこともありますから、
天気次第では突然のクローズも考えられます。
次に考えられることは、ゴルフ場へのアクセスです。
ゴルフ場は、標高が少し高いところにある場合が多いので、思ったより積雪が多いと思われます。
アクセス道路や駐車場に積雪がある場合は、状況によってはクローズが考えられます。
道中の運転も危険ですからね!
アクセス道路や駐車場に積雪がある場合、コースも真っ白ですけどね!
クローズの判断とゴルフ場からの連絡は?
翌日の天候が心配な場合は、前日にゴルフ場に確認の電話を入れてみましょう。
しかし、相当な積雪でもない限り、
「現時点ではクローズする予定ではないが、当日の雪の状況でクローズになるかもしれない。」
という感じの返答が多いと思います。
こういう曖昧な回答が非常に困るのですが、、、
クローズが決まったら、前日に連絡をくれるゴルフ場もあります。
(たいていは代表者宛てに連絡がきます。)
ですが、ゴルフ場としてはできるだけクローズは避けたいのでギリギリまで
決断を引き延ばして天候の回復を待つ場合が多いと思います。
その場合、当日の朝に決定を下されることが多いので、連絡が道中であったり、
ゴルフ場に到着してから伝えられるという場合もありますから注意が必要です。
判断に困ったときはこまめに連絡をとった方が良さそうですね!
スタートはしたのですが、突然の雪による中断やクローズも考えられます。
プレーしていく中で徐々に積雪していきプレー不可能になってしまうパターンですね。
また、自宅を出発する時間に、
「この天候だからゴルフ場が営業しているはずはないだろう。」
という判断で、ゴルフ場に連絡を入れずにキャンセルするなんてことの無いようにしましょう。
現地は雪が降っていない場合もありますから!
そして、天候の都合で行けない場合(道路が積雪で通行止め等)は、
とにかくゴルフ場に連絡をしてその旨を伝えるようにしましょう。
クローズになるかどうか怪しい場合は、必ず当日の朝や前日の夕方にゴルフ場に連絡して
確認しましょう。
自分で諦めて、キャンセルする場合は、キャンセル料が発生するのかもなので
要注意ですよ!
雪が降る地域のゴルフ場は朝、雪が降っているけど、コースはクローズしない時、
当日にキャンセルしてもキャンセル料はとらないところがほとんどです。
まあ、クローズに成らなかったら取りあえずプレーしようってゴルフバカが多いんですけどね笑
雪の中のゴルフはここに注意!
雪の日のゴルフの注意点を紹介します!
ボールはカラーボール
白いボールは、雪の上で見えづらくなります。
私のおすすめは、ピンクやレッドのカラーボールです。
オレンジやイエローでも大丈夫だけど、枯れた芝とかの所は、見づらいんですよね。
ちなみに、私は、雪の時はピンクを使っていますよ!
スパイクでも滑る
ゴルフのソフトスパイクって、一見雪の上も歩けそうですけど、
靴の裏に雪がついてしまって滑るんです。
なので、雪の上を歩くときは気を付けて下さい。
真冬に雪の中でするゴルフもある
北海道にあるゴルフ5カントリ―美唄コースでは、
コースがクローズドになる、冬に一定の期間、雪の中でゴルフをさせてくれます。
僕も、寒さは平気な方なので一回行ってみたいんだけど、
ゴルフ仲間が誰も賛成してくれないんです笑
まとめ
- ゴルフ場は、出来る限り営業したいようです
- 雪の中では、救済も受けられるのでルールに注意
- 足元は滑るので気を付けて
- 雪の中でプレーするゴルフもあります
積雪によるクローズが心配な冬のゴルフ、プレーする方もゴルフ場側も
本当に判断が難しいですよね。
私のよく行くゴルフ場は積雪が多い地域にあり、プレーヤーもゴルフ場側も
雪には慣れていますから、プレー可能かどうかはある程度判断できます。
ですが、遠方や雪の少ないコースに行く場合は、天気予報を見ながら
こまめに連絡を取るようにしています。
プレーヤー側からの希望ですが、やはり、早めの判断がありがたいですね!
何時間も移動してからとか、到着してからのクローズの連絡は厳しいですからね!
プレーできたとしても、雪が残っているコースでは色々と問題がありそうです。
通常のルールでゴルフができないようでは面白くありません!
寒くても構いませんから、コースに雪が無い日にラウンドしたいですよね!
雪が降っても、ゴルフはしたいのが、ゴルファーの性、プレーできる日は
目いっぱい楽しみましょう!