最近は可愛いウェアに身を包んだ女子ゴルファーが増えていますよね！？
ゴルフ場で女性だけで回っているのもしばしば見かけるようになりました。
女性は男性より力が弱いので、飛距離こそ男性に及びませんが、
一般男性よりも上手な女性ゴルファーも多いです。
とはいえ、やはり初心者ゴルファーもたくさんいます。
ゴルフを始めたら男女ともに目指すのが100切りですよね！？
ゴルファーにとって大きな壁である100切りですが、
女性ゴルファーは男性ゴルファーのようなプレーは難しいので
女性ゴルファーが100切りを達成するには
女性ゴルファーならではのコツがあります。
そこで、女性が100切りを目指す際のポイントをお伝えします。
女性ゴルファーの人口はどのくらい？
ゴルフは男性の方がやっている方が多いですが、
女性のゴルファーはどの程度いるのでしょうか？
「ゴルフは紳士のスポーツ」
と言われるように元々ゴルフは男性のみが行うスポーツでした。
というのも、昔は性差別が強く、男尊女卑の考え方がありましたからね。。。
それはゴルフにも言えることで、
女性はゴルフ場でプレーすることが出来なかったり、
ゴルフ場の会員になれなかったりしました。
また、
「ゴルフはサラリーマンのおじさんが接待でやるスポーツ」
という印象もありますよね！？
今は女性ゴルファーが増えつつありますが、
それでもゴルファーの比率で言うと男性の方が多く、
男性9割、女性1割程度と言われています。
ゴルフコンペ等でも1組に女性が1人いるかどうかという男女の比率ですね。
男だけでのゴルフも楽しいですが、やはり女性がいた方が華があるので
もっと女性ゴルファーが増えてほしいですね！
女性ゴルファーはどのくらいの期間で100切り出来る？
多くのゴルファーが最初に目指す100切り達成。
実際に100切りを達成出来たゴルファーは30%程度と言われています。
女性ゴルファーはゴルファーのうちの1割程度なので、
30%のうちの1割とするとゴルファー全体から見たら
女性で100切り出来るゴルファーは
たったの3%しかいないことになります。。。
正確な数値ではないですが、女性ゴルファーで100切りを達成するのは
非常に難しいことに変わりはないですね！
では、どのくらいの期間で100切りを達成出来るのでしょうか？
練習量やラウンド数によって大きく変わりますが、
社会人のようになかなか練習やラウンドが出来ないのであれば
早くて3年、5年以内に100切りが達成出来れば良いと思います。
もちろん、学生の部活のように毎日のように練習出来るのであれば、
1年以内に100切り達成は可能かもしれません。
ですが、ゴルフはずっと続けられるスポーツです。
「早く100切りを達成したい」
と思うかもしれませんが、100切りするまでの間が
一番ゴルフにハマる時期だと思うので、
ゴルフをじっくり楽しみつつ100切りを目指すのも良いかもしれませんよ！
ゴルフでの男女の違いは？
ゴルフにおいて男性と女性では大きく差があるものがあります。
そのため、女性が男性のようにプレーしてしまうと、
なかなかスコアに繋がらないことがあるので要注意です！
女性には女性のゴルフがあるので、
女性のゴルフを覚えていくことが上達に繋がりますよ。
体格・筋力
男性と女性では体格や筋力に大きく差があります。
もちろん、背が高い女性や筋力が強い女性もいますが、
平均的には女性の方が小柄で筋力が弱いです。。。
ゴルフにおいては体格や筋力の違いはショットに大きく現れます。
そのため、女性が男性が打つようなショットを目指してしまうと、
なかなか上手くいかないことが多いですね。。。
飛距離
体格や筋力の差は飛距離に大きく現れます。
プロゴルファーでも男女の差ははっきりと現れます。
ドライバーショットは男子プロであれば
300ヤード以上飛ぶのが当たり前になっていますが、
女子プロだと250ヤード飛べば飛ぶ部類に入ります。
女子プロのトーナメントを見ていると300ヤード以上の
ドライバーショットを打っている場面もありますが、
打ち下ろしやフォローといった条件が重なって出た飛距離の場合が多いですね。
アマチュアゴルファーでも男女で飛距離に大きく差があります。
一般男性であればドライバーショットの平均飛距離は
210〜220ヤードくらいですが、
女性だと150〜160ヤード程度です。
そのため、50ヤード程度の飛距離の差があります。
もちろん、ドライバー以外のクラブでも飛距離の差があるので、
同じ距離を打つにも男女で全然違う番手を使うことになりますね。
弾道
男性と女性では筋力に差があるため、ヘッドスピードにも差が出てきます。
ヘッドスピードは飛距離を出すための大きな要因なので
飛距離の違いが大きいですが、
ヘッドスピードの差は飛距離以外に弾道にも現れます。
基本的にヘッドスピードが速いほど弾道が高くなります。
ヘッドスピードが早い方がスピン量が多くなりやすく、
その分弾道が高くなるということですね。
女性の場合、男性よりヘッドスピードが遅いため、弾道は低くなりがちです。
そのため、メンズのドライバーはロフト角が9〜10度くらいが一般的ですが、
レディースのドライバーはロフト角が11〜12度のものが多いですね。
ドライバーは飛ばすためのクラブなので、
低い球でも転がって前に進むので
トータルではそれなりに飛ぶので良いのですが、
アイアンショットやアプローチといった
狙ったところで止めたいショットでも
弾道が低くなるために転がりやすくなってしまいます。。。
そのため、グリーンを狙うショットもキャリーで止めるというより
花道から転がして狙うというような攻め方になります。
そのため、男性と女性では攻め方が全然違ってきますね。
女性が男性のようにグリーンをキャリーで狙っていくと、
グリーンにキャリーしたとしても、
グリーンに止めるために充分な高さとスピン量が確保するのが難しいため
グリーン奥にこぼれてしまいがちです。
そのため、キャリーとランを計算して
ピンやグリーンを狙うというマネジメントが重要になります。
ティーの場所
男性は通常、レギュラーティーを使いますが、女性はレディースティーを使います。
レギュラーティーはレディースティーより長く設定されています。
基本的に女性の方が飛距離が出ないので、ティーの場所で飛距離を補っています。
レディースティーがレギュラティーより
100ヤード近く短く設定されていることもあるので
男女で飛距離面の差はないと言っても良いですね。
むしろ、女子の方が有利な場合もあります。
女性が100切りを目指すには？
女性が100切りを目指すには、
- 飛距離
- ショートゲーム
の向上が非常に重要になります。
飛距離の問題
女性は男性より力が無いので、飛距離が出ない傾向があります。。。
レディースティーからプレーすれば、飛距離の差も埋まりますが、
それでも充分な飛距離が出ない女性ゴルファーは非常に多いです。
100切りを達成するための目安としてはドライバーショットで
160ヤードは飛ばしたいところです。
男性の場合、飛距離は充分でもティーショットでOBを連発して
スコアを崩してしまうことが多いですが、
女性の場合、ティーショットで距離を稼げずグリーンまで辿り着くのに
打数がかかってしまうことが多いので、
飛距離UPすることがスコアに繋がります！
スイング
飛距離UPにはスイングを良くする必要があります。
男性であれば手打ちでもそこそこ飛ばせてしまいますが、
女性の場合はそうもいきません。
しっかりと大きな筋肉を使ってクラブを振ることが出来ないと飛ばすことは出来ません。
正しいスイングを覚えることが必要です。
自己流では何が正しくて、何が間違っているのかなかなか分かりません。
なので、レッスンに通ったりして正しいスイングを教えてもらうのが良いですね。
ボール
初心者ゴルファーほどボールにこだわりが無いですが、
ボール選びは飛距離アップにおいて非常に重要です！
適当にボールを選んでいると飛距離をかなりロスしてしまいますので、
見直してみましょう。
ボールを変えるだけで10〜20ヤード飛距離が伸びることもありますからね！
では、どのようなボールが女性ゴルファーにとって良いのでしょうか？
大前提として、ヘッドスピードに応じて最適なボールは変わってきます。
ボールを打った時、インパクトの瞬間にボールは潰れて、
元に戻る反発で飛んでいきます。
ボールの硬さによって潰れ具合は変わってきます。
ボールが硬すぎてはボールの潰れてが少なくて飛びませんし、
逆に柔らかすぎてはボールが潰れてすぎて飛びません。。。
そのため、適切な硬さのボールを選ぶことが重要です。
女性の場合、ボールが硬すぎることが多いです。
一般的に販売されているボールは男性のヘッドスピードならちょうどいいですが、
女性のヘッドスピードだと充分にボールを潰すことが出来ないので
飛距離をロスしているんですね。
そのため、女性のヘッドスピードにあった、柔らかめのボールを使うことが
飛距離アップに繋がります。
女性用のボールもあるのでそれもおすすめですね！
ボールによっては箱に適したヘッドスピードが記載されているので
あなたのヘッドスピードに適したボールをチョイスしましょう！
クラブセッティング
女性ゴルファーが100切りを目指すためにクラブセッティグを見直しましょう！
女性はヘッドスピードが速くないのでボールが上がりにくい傾向があります。
そのため、3Wや5Wといったある程度のヘッドスピードが無いと
ボールが上がり切らないクラブは逆に飛ばなくなってしまうことがあります。。。
また、アイアンも7番アイアンより長い番手は必要無いでしょう。
6番アイアンや5番アイアンの代わりに
ユーティリティーやフェアウェイウッドを入れた方が
ボールが上がりやすくなりますし、
フェースの反発も強いので飛距離も出やすいです。
女子プロゴルファーのキャディバッグには、
ユーティリティーやフェアウェイウッドがたくさん入っていて、
アイアンが少なめなのもボールが上がりやすくて簡単に打てるからですね。
ショートゲームの問題
ゴルフのスコアメイクにおいてアプローチ、パッティングといった
ショートゲームは重要ですが、女性が100切りを目指すなら
更に重要度が上がります。
というのも、女性ゴルファーがパーオンする可能性はあまり高くないので、
パーオンせずともしっかりアプローチを寄せて、
1パットで決めてパーを取るという形で
スコアを作っていくのがほとんどだからです。
私の知人の競技にも出ている女性ゴルファーは
決して飛距離が出るタイプではありません。
ドライバーショットの飛距離は200ヤードも飛びませんし、
ショートホールでドライバーを持つ場面もよく見かけます。
ですが、アプローチとパッティングがとても上手です。
アプローチに関しては決して打ち方のバリエーションが多いわけではないです。
ロブショットをしたり、スピンで止めたりなんてせず、
基本の打ち方であるピッチエンドランで確実にピン側に寄せてきます。
そして、パッティングに関しては3パットすることはほとんどなく、
確実に2パット以内で収めてきますし、ショートパットも確実に入れてきます。
女性ゴルファーはとにかくショートゲームの基本を磨いて、
基本を確実に出来るようにすることが非常に重要です。
アプローチ
アプローチで色々な打ち方はもちろん出来た方が良いですが、
色々な打ち方をマスターするには練習が必要になります。
同じ練習量であれば、基本の打ち方をしっかりと身に付けて、
ミスなく確実に寄せられる方がスコアに直結します。
なので、9IやPW等クラブを決めて、ピッチエンドランの練習をして
キャリーとランの距離感を掴めるようにしましょう。
極力シンプルな方が迷いなくプレー出来ますし、
練習して自信が付けば、コースでも自信を持ってアプローチが出来ますからね。
また、グリーンエッジ等からはウェッジやアイアンではなく、
パターで打った方がチャッリやトップといったミスが出にくいです。
よりミスが出にくい確実な打ち方やクラブ選択をした方が
大叩きもしにくくなりますよ！
パッティング
パッティングはとにかく
- ショートパットを確実に入れること
- 3パットしないこと
です。
コースによってグリーンの硬さやスピードは違いますが、
ショートパットは狙った方向に適切な強さで打てればほぼ入ります。
なので、パターマット等でショートパットの練習をしっかりやって
本番のコースでも同じように打てるようになることが大事です。
また、3パットしないためにも1m以内のパッティングは
100%入れられるようにしたいですね！
気を抜いていると、たまにストレートラインの1mのパットでも外してしまいますが笑
3パットしないためにはロングパットの距離感を合わせることも重要です。
コースによってグリーンのスピードや状態も変わるのでコースに合わせて
距離感を調節しなくてはいけません。
特にロングパットの練習はコースでないとなかなか出来ないので、
朝、練習グリーンでしっかりとロングパットの練習をして
グリーンの速さや傾斜での距離感の違い等をチェックしておきたいですね。
可能であれば、なかなか練習出来ないのでプレー終了後に
練習グリーンでロングパットの練習もしておきたいところです。
100切りのための練習は？
女性が100切りを達成するために有効な練習を紹介します！
得意なクラブを作る
自信を持って打てる得意クラブを作ることが100切りにおいて重要です！
自信を持って打てるクラブがあれば、
最終ホールの100切りのプレッシャーがかかる場面でも
しっかりと打っていけますからね！
練習では全部のクラブを満遍なく練習するより、
ユーティリティーや7番アイアン等あなたにとって打ちやすいと思うクラブを
重点的に練習して確実に打てるように練習しましょう。
実際、コースではある程度距離に応じてクラブを使い分けますが、
100切りを目指すために10〜15ヤード刻みに打っていくことは必要ありません。
- ティーショットで距離を稼ぐためのドライバー
- ユーティリティーやフェアウェイウッド等のそこそこ距離を稼ぐためのクラブ
- 7〜9番アイアン等の120ヤード以内を打つクラブ
が確実に打てるようになれば、
あとはショートゲーム次第でスコアをまとめられますからね。
アプローチの練習量を多くする
打ちっぱなしではアプローチの練習量を多めにしましょう！
ショットの練習半分、アプローチの練習半分くらいでもOKです。
アプローチはシンプルにピッチエンドランのみを徹底的に練習しましょう。
- 10Y
- 30Y
- 50Y
と様々は距離を打って距離感を身に付けましょう。
打ちっぱなしではランがコース以上に出てしまうので、
キャリーの距離感を確認することが大事ですね！
女性が100切りするための戦略
女性が100切りを目指すための戦略は
- グリーンまで近づける
- ショートゲームでスコアを作る
です。
なるべく少ない打数でグリーンに近づけて、
ショートゲームで大きなミスをせず確実にスコアを作っていくことで
100切りを目指していけます。
女性の場合、男性のように飛距離が出しにくいので
パーオンすることはあまり無いため、ボギーオンが目標になります。
ボギーオンでも2パットでパー、1パットならボギーですからね！
ボギーオンを目指す上で重要なのが、ハザードをなるべく避けることです。
池やOBに入ってしまうとペナルティーになるので避けるのはもちろんですが、
バンカーや深いラフといったハザードに入ってしまうと、
脱出するのに打数がかかってしまい大叩きになることがありますからね。
また、グリーン周りのアプローチは
なるべく優しいシチュエーションから打った方が
ピンによる可能性も高くなりますよね！？
なので、グリーンに近づいてきたら、
グリーン周りの花道等なるべく平らで打ちやすそうな場所を
狙っていくことが必要です。
いつも良い場所からアプローチ出来るわけではありませんが、
何も考えず漠然と前に飛ばしていくのと
良い場所からアプローチするのを狙っていくので、
全然違うので、意識して狙っていってみましょう！
まとめ
女性ゴルファーは飛距離がネックになりますが、
160ヤード飛べば100切りは充分に可能です。
飛距離を伸ばしたり、飛距離不足を補うためには
クラブやボールといった道具を見直しましょう！
また、ある程度飛ばせるようになったら、
グリーン周りのショートゲームの向上にも力を入れたいですね。
難しい打ち方はせず、基本のピッチエンドランのアプローチと
確実に2パット以内に収めるパッテイングが身に付いてくれば
自然にスコアも100に近づき、そして100切りも達成出来るはずです。
100切り目指して練習していきましょう！
見事、100切りが達成出来たら、今度は90切りが待っていますよ！
