ゴルフを始めた多くのゴルファーが、まず目標としてあげるのが「100切り」だと思います!
ゴルフ雑誌やインターネットの情報によれば、ゴルフ人口に占める
「100切り達成者」の割合は、意外と少なく30%前後ではないかと言われています。
情報によっては大きく違うので参考程度ですが。
ゴルフ人口をどうやって調べたのか少々疑問はありますが、
だいたいそのくらいの数字ではないかということなのでしょう!
練習場が主催するコンペなどの成績表を見ても、100をオーバーしている人の割合は
ほんの少しですから、コンペに出ない人や初心者を含めた全体でも、
50%以上は100を切っているように感じますが。。。
たとえ1度だけでもスコアが100を切っているのとそうでないのとでは、
ゴルファーにとっては大きな違いがあるようです!
100の壁とはよく言ったもので、簡単に超えられそうで、実はなかなか越えられない
この壁の前に何度も何度も跳ね返されているゴルファーも少なくはないです。
そうかと思えば、ゴルフを始めたばかりでも、まるで壁など無かったかの様に
あっさり100を切ってしまう人もいますよね!
ゴルフで100を切るまでの期間って気になりますよね!?
逆に、何年やっても100を切れない人もけっこう多いのですが、
「ゴルフのスコア100を切る為には、どれくらいの期間が必要か?」
について練習量や頻度、練習方法に加えて、スコアに対する考え方などを中心に、
まとめてみたいと思います。
私が、100を切った,時のことを考えると、だらだらやっていた時は、
なかなか100は切れませんでした。
もし、あのまま同じペースでは今もだらだらやってたら、もしかしたら、
まだ100切りしていないかもしれないですね。
数字からは出てこない、経験したからこそ解る100切りまでの道のりを案内しますね。
ゴルフのスコアで100を切るということは?
ゴルフのスコアで100を切るという事は、打数99以下で回るという事です。
通常のパー72のコースであれば+27打ですから、1ホール当たりのオーバー数が
1.5打ということになります。
1ホール当たり1.5打ということは、2ホールで3オーバーまでは許されますから、
これの繰り返しが99打です。
ボギーとダブルボギーを繰り返していけば良いのですが、
もしもトリプルボギーを打ったらもう一つはパーが必要になります、
18ホールで考えると、ボギー9個とダボ9個で良いわけです。
トリプルボギーの回数分、パーが必要ということになりますよね!
それ以上の大叩きの場合、100切りはかなり厳しくなりますね。
早い話が、連続でダブルボギー以上を打たなければ、かなりの確率で
100を切れるということです!
そう考えるとそんなに難しくないように感じますが、現実はなかなか厳しいようです。
しかし、どのゴルフ場でもコースにはOBがあります。
OBは2打罰(1打罰で打ち直し)です。
普通に考えればダブルボギー以上になってしまいますから、OBは禁物です!
自分のスコアを振り返って、
「あそこでOBを打たなければ100を切っていた!」
と反省している人も多いのではないかと思います。できればOBは無くしたいのですが、
どうしてもOBは出てしまいますよね。
OBが出た時は他のホールでカバーするしかないですよね!
スコアに対する考え方
ゴルフは飛距離を競う競技ではなくスコアを競う競技です。
飛距離より方向性が重要であることを良く理解して練習やラウンドに取り組む必要があります!
ゴルフは飛ばすと気持ち良いですが、100%方向性のゲームなんです。
極端なことを言えば、ドライバーショットは、最低限次のショットでグリーンを狙えるところに
ボールを運んでおけば良いわけですから、そのあたりことを頭において練習しましょう。
OBでなければOKというくらいで!
ドライバーやアイアンは、フェアウェイとラフを含めたエリアにある程度の距離を打てる
技術を磨きましょう!
その先のアプローチとパッティングが何より肝心です!
アプローチとパッティングはスコアに直結します。300ヤードでも、
10㎝でも1打は1打ですから、特に最後のパッティングは重要です!
100を切れないゴルファーの共通点の一つに、
「パッティングがあまり上手くない!」
という印象が強いです。
一緒にラウンドしていて、
「もっとパッティングを練習すれば楽に100を切れるのに!」
と思うことが多いです。
1~2mくらいのパッティングが毎回入るのと入らないのでは、
トータルのスコアでかなり差が出ることになりますよね。
パッティングの練習は単調で面白くなく、長続きしませんが、
実はこのパッティングの練習こそ100の壁を突破する一番の近道だと思うのです!
アプローチも加えたショートゲームの練習にもっともっと時間をかけるべきだと思いますよ!
コースでは、ナイスショットの連発よりコースマネジメントの方が重要です。
豪快なドライバーショットにもかかわらず、セカンド以降にミスを繰り返して、
終わってみればダボ・トリではスコアはついてきません。
カップインから逆算して、マネジメントする能力も必要です!
そうなるとドライバーショットも気が楽ですよね!
「その辺に置いておけば良い」になり、グリーンを狙うアイアンショットも乗らなくても
アプローチ出来るところまで運んでいけばOK!」になりますから、
無理をしなくても良いですよね。後は、肝心のアプローチとパッティングですから、
大きなミスさえしなければスコアもまとまりますよね!
付け加えておきますが、コースではマネジメントに加えて集中力も必要です!
パーやボギーでホールアウトするためにはそれなりの集中力が必要ですから!
100切りの一番の敵は、1ホールでのOB等による大叩きなのです。
OBが出るのは仕方がありませんが、マネジメントと集中力で大叩きは避けることが出来ます。
100切りまでに必要な期間は?
ゴルファー、約3000人にアンケートをしたところ、100切りまでの期間は、
平均で4年、初めてコースデビューしてからのラウンド数が、平均18回だそうです。
(株式会社ゴルフライブさんの、2015年調査により。)
とはいえ、100を切るまでの期間は、ゴルフの練習量や頻度、
ラウンドの回数にもよると思いますから一概には言えないと思います。
1回の100切りだったら、多少の運もあるし、元々、スポーツをしていたとか、
センスの問題とかもありますね。
私の知り合いには、初ラウンド95なんてのもいますから。
逆に6年経っても、30ラウンドしても、100切りはまだ遠い。。。
なんて方もいるってことですよね。
実際、10年経っても100切り出来ない方もいらっしゃるようです。
そこで、ゴルフを始めたばかりの人の平均ペースを、週2回の練習と月2回のラウンド程度として
100切りにどのくらいの期間が必要かを考えていきたいと思います。
一度でも100を切ったことがある人の多くは、1年以内に100を切っているように思います。
逆に言えば、1年以内に100を切れていない人は、長い間100を切れないでいる場合が
多いように思います。
3年以内に100を切ってこないと、100を切る確率はどんどん下がってしまうように思います。
男性と女性の場合では、少し差があると思います。
男性の場合、1年で100を切るということは、20~25ラウンドでの達成
ということになります。
ラウンド数には差があるでしょうから、遅くても3年&50ラウンドでは
達成したいところです。
3年を超えると100を切る確率は下がってきますし、最終的に100切りを諦める人も
いるのではないでしょうか?
女性の場合、コースでは、女性はティーイングエリアが前方に設置されています。
ゴルフ場によっては極端に前方にレディースティーが設定されています。
体格やパワーが違いますから当然だと思います!
プロやアスリートは別です。そうでなくても時々男性より飛ばすレディースもいますが。。。
私見ではありますが、女性でも、ドライバーショットの飛距離がコンスタントに
200ヤードを超えてくるような場合は、男性同様1年&20~25ラウンドくらいで
充分達成出来ると思います!
しかし、一般的な女性のドライバーの平均飛距離は200ヤードまでいかないと思いますから、
いくらレディースティーからプレーするといってもかなり厳しいと思います。
飛距離を補うテクニックを身に着けるためにプラス2年程度必要だとすると、
5年&50ラウンドくらいが達成目標ということではないでしょうか?
加えて、ドライバーだけでなく、どのクラブもある程度の飛距離が無いと
達成自体厳しくなってきます。
最終的に100を切ることが出来ないケースも、男性よりはるかに多くなるのではないでしょうか?
あくまでも平均的な練習&ラウンドのペースをもとにしていますから、
練習やラウンドの頻度によっては変わってきます。
練習やラウンドの頻度が多い人は当然早く100切りを達成出来るでしょうし、
逆に練習やラウンドの頻度が少ない人はもっともっと時間がかかるでしょう!
効果的な練習方法は?
練習時間や練習環境には個人差がありますが、時間ばかりかけて無駄な練習をしていては
100切りも遠いような気がします。
難しい事ではありますが、限られた時間を有効に使い、無駄な練習を捨てて、
成果に直結する練習をすることが重要だと思います!
もう一つは、自分に合った練習をしているかどうかも重要です。
要は、自分のフィジカルや年齢に合ったスイングをしているか?
自分のフィジカルや年齢に適したクラブを使用しているかどうかです。
身体に負担のかかるスイングで、ぶんぶん振り回していたり、
オーバースペックのクラブを使っていたりして体に負担をかけてはいないかも
良く考えるべきです。
このことを理解した上でゴルフに取り組んでいるかどうかで、
最終的に上達するレベルにも大きく影響してくると思います。
私の100切りまでの道のり
最初、年数回程度のラウンドだった
私は、ゴルフを始めて最初の頃は年3~4回位のラウンド数でした。
練習もコースに行く前に少しするくらいだったので、当然100切りには程遠かったです。
結局、ゴルフ歴は増えても実力はいつまでも初心者だったてことでしょうね笑
毎回、ボールに「当たってくれ~」と願いながらスイングしていました!
レベルが低いのに、たまに100に近い時のいい思い出にすがって、
100切りなんてもう少しだろうなんて考えちゃうんですね。
一番良い時のスコアが自分のゴルフのレベルだと思っていました。
けれど、当時の私はゴルフを始めて4年経っても、コースで18回プレーしても、
100は切れていません。
平均以下の私です!笑
「このままじゃイカン!」
と月2回コースへ行くようになりました。
期間を集中してやらないと、「いつまでもこのままだ!」と思い、
一定の期間、集中して行うのが近道と考え、週1回の練習と、月2回のラウンドにしました。
すると、今まで、忘れてしまいがちな、練習で覚えたこと、
コースでした経験がつながるようになりました。
その後、月2回出来ないこともあったのですが、2年、15ラウンド位で
100を切ることができました。
結果、100切りまで6~7年かかりました。
平均4年というのは、徐々に上手くなるのではなくて、
どこかで一気にスコアが縮まるのかなと思います。
2年で100切りをした人は、きっと最初から集中して練習やコースに行っているんでしょうね!
もし、あなたが今100の壁に悩んでいるのなら、集中してゴルフをしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
先ほども少し触れましたが、ゴルフは飛距離を競うのではなく、
カップインまでのスコアを競うゲームです。
とにかく1打でも少なくカップインすれば良いのですから、
ショートゲーム(アプローチやパター)の重要性はあきらかです。
ドライバーなどのロングショットの練習ももちろん必要ですが、
ショートゲームの練習をもっともっと増やしましょう!
OBや大叩きを極力減らし、ショートゲームが安定してくれば、
100切り達成もそう遠くはないでしょう!
100切りで出来ずに、もがいているゴルファーの皆さん。
お仕事の都合もあるでしょうけど、一時、1シーズン、少し集中してゴルフをしてみませんか?
きっとゴルフでその先が見えてきますよ!