ゴルフトーナメントボランティアの業務内容は?注意点・申込方法は?

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トップシーズンになると、毎週のように開催されているプロゴルフのトーナメント!

 

最近ではスポンサーの関係もあって、男子プロよりも女子プロの方が

圧倒的に試合数が多いですよね。

 

渋野日向子選手の活躍で盛り上がっている女子プロゴルフ。

 

会場ではいろいろな方たちが、ボランティアとしてお手伝いをしています。

 

現在のゴルフのツアー競技は、ボランティアの方がいないと運営ができない状態です。

 

ゴルフの好きな方や、地元愛のある方などがされているんでしょうか?

 

ゴルフのボランティアって、見ていて楽しそうだなって思いますよね!

 

私もトーナメント観戦が好きで、近くのゴルフ場で開催される試合を

観戦することが多いですが、そのボランティアの多さにびっくりするのと同時に、

ボランティアが大会運営に果たす役割の大切さも感じます!

 

ゴルフに興味がある方の中には、

「ゴルフの大会のボランティアをやってみたい!」

と考えている方も多いのではないでしょうか?

 

ゴルフの大会は、プロのトーナメントだけでなく、各種アマチュアの大会が

全国各地で行われています。

 

アマチュアの大会は、主に主催者側やゴルフ場の関係者を中心に運営されていていますが、

国際大会等のような大きな大会にもなれば、ボランティアが必要でしょう。

 

テレビ中継があったり、ギャラリーも入れるとなると様々な業務や問題がありますからね!

 

アマチュアの大会にもボランティアは必要かと思いますが、

プロのトーナメントのボランティアに絞って考えていきたいと思います。

 

プロのトーナメントは、広大なエリアで行われますし、大きな大会になると

ゴルフの試合だけでなくギャラリーや子供たち参加の様々なイベントが開催されます。

 

ボランティアの業務内容も、ゴルフに関係する事ばかりではありません!

 

今回は、これからゴルフのボランティアをやってみようとお考えの方が、

気になるその業務内容や注意点についていくつか紹介します!

 

ボランティアの募集と応募について

トーナメントによって多少の違いはありますが、ほとんどがインターネットで

募集要項を公開していますので、要項に沿って所定の申込方法で応募します。

 

ボランティアを募集する場合は、どの大会もボランティア事務局が設けてありますので、

分からない事があれば問い合わせてみるのも良いと思います。

 

メールやウェブサイトでの問い合わせもできると思いますよ!

 

希望の業務や時間帯を選べますが、スコアラーやスコアボード(キャリングボード)等の

人気業務は抽選になることが多いと思いますで、希望する業務を担当できるとは限りません。

 

そのあたりを良く理解した上で応募しましょう。

 

業務の内容によっては、開催前にコースの下見や説明会を実施している

トーナメントもありますので、要項を良く確認して応募しましょう!

 

ゴルフの知識が無くても、担当できる業務もたくさんありますし、

午後からの業務なら昼頃からの参加も可能ですので、気軽にチャレンジしてみましょう!

 

注意したいことは、ゴルフ場近辺には駐車場がありませんので、

ボランティアはギャラリー同様、ギャラリー駐車場から無料送迎バスを利用します。

 

ボランティアの業務内容は?

ボランティアの業務の内容は、大きく分けて2つに分けられます。

 

一つはゴルフの経験や知識が必要な業務。

 

もう一つはゴルフの経験が無くてもできる内容の業務です。

 

では、どんな内容の業務があるのかを一つずつ挙げていきましょう。

※()内は、ゴルフ経験や知識度についてです。

 A: 必要

 B: ある程度必要

 C: 不要

 ・以降: 主に業務を行う場所を示します。

 

ゴルフの経験や知識が必要な業務

スコアラー(A・移動)

スタートからホールアウトまで、選手と一緒に移動し、ホール毎のスコアを

速報本部に連絡する係です。

 

専用端末にスコアを入力し報告します。

 

OBやペナルティー等スコアが分かりづらい時もありますから注意が必要です。

 

スコアが判断できない場合は、ホールアウト後にキャディーさんに聞いたりして

確認する必要があります。

 

選手に直接聞くのはNGです。

 

スコアボードやTV中継に反映されるのでとても重要な業務の一つです!

 

選手のプレーを間近で観ることが出来るので、ボランティアに人気の業務です!

 

スコアボード(キャリングボード)係(B・移動)

スコアラー同様、選手に同行し、スコアを掲示する係です!

 

テレビ中継や観戦時に選手の最新スコアが一目で分かる、いわゆる“動くスコア速報板”ですね!

 

ギャラリー(TV中継含む)の注目の的になりますので、見やすいような位置取りや

ボードの向きも大切です。

 

位置取り等を気にしすぎて選手のプレーの邪魔にならないよう注意が必要です。

 

特にティーインググラウンドやグリーン周りはギャラリーが多いので、位置取りに気を使います。

 

スコアラー同様、プレーが観れるので、とても人気のある業務です!

 

ホールマーシャル(B・定点)

選手がより良い状態でプレーできるような環境作りをします。

 

また、ギャラリーの安全確保やスムーズな移動に欠かせない業務です。

 

「お静かに!」のボードを掲げたり、「止まって下さい!」の声掛け等を行います。

 

観戦エリアにボールが行った場合には、ギャラリーの移動やプレーエリアの確保のために

ロープを移動したりもします。

 

選手のプレーと声掛けのタイミングが意外に難しいと思います。

 

フォアキャディー(A・定点)

主にティーショットのボール落下地点で、ボールの行方を確認する業務です。

 

ブラインドホールだったり、OBや池等のペナルティーエリアが近い場所では、

ティーイングエリアから確認しづらいのでフォアキャディーの役割は重要です。

 

また、ラフが深い場合は、ボールの位置が分かりづらい時がありますから、

フラッグ等で目印を置いたりもします。

 

地味な感じの業務ですが、競技の進行上とても重要な業務です。

 

トーナメントにもよりますが、ドライビングディスタンスを計測しているホールがある場合は、

指定のホールでティーショットの飛距離を測定します。

 

測定は、10ヤード毎にひかれた線から目測や歩測により測定します。

 

フォアキャディーとは別に計測係が配置される場合もあります。

 

スタート係(B・定点)

スタート前にスコアカードを準備したり、選手に渡すのが主な業務です。

 

最終組がスタートすれば、業務は終了です。スタート前の選手たちの緊張感が伝わります!

 

速報本部(B・室内)

スコアラーから送られてくるスコアの報告を集計し、最新のスコアを速報板の係に伝えます。

 

また、コースの要所要所に設置された電光掲示板に入力されたスコアが反映されます。

 

スコアボード(速報板)係(B・定点)

速報本部から送られてくる情報をもとに、スコアボードを最新の情報に操作します。

 

最近のトーナメントでは、電光掲示板でスコア速報を表示していますから、

手作業でボードの操作をするケースが減ってきていますが、

従来のスコアボードを採用しているトーナメントもまだまだ多いです。

 

ハラハラドキドキする業務ですよね!

 

アテスト・スコアカード(B・室内)

アテスト会場で、選手が提出したスコアカードをチェック(計算)します。

 

チェックの終わったスコアカードは成績表に反映されます!

 

ゴルフの経験が無くてもできる業務

ボランティア本部(C・定点)

ボランティア参加者の受け付けや、食事や業務用備品等の配布、

必要な場合は簡単な説明等を行います。朝早い時間からの業務になります。

 

選手受付(C・定点)

選手の到着の状況を大会本部に報告します。

 

ギャラリー受付(C・定点)

入場するギャラリーに対し、チケットの確認やパンフレット・当日のスタートリススト等

配布物を渡します。

 

前売りチケットのイベントや、先着何名かにプレゼントされるトーナメントグッズ(帽子等)が

ある場合は、この受付で渡します。

 

帰りのギャラリーバスや交通機関の案内もします。

 

練習場(C・定点)

主な業務は指定練習場での練習用ボールの準備ですが、ボール拾いがある場合は結構大変です。

 

最終日以外は、プレー終了後も練習する選手がいますから、長時間の業務になります。

 

人気選手の練習はギャラリーの数も多いので、整理が必要な場合もあります。

 

トッププロの練習を間近で観られるわけですから、人気のある業務の一つです。

 

クリーンスタッフ(C・移動あり)

ギャラリーの皆さんに、ゴミの分別に協力して頂けるようお願いしたり、

ゴルフ場の敷地内のクリーン活動をします。

 

多くのギャラリーが来場すると、ゴミの量も膨大です。分別された袋を取り替えたり

運んだりするのは大変ですが、大きなイベントには欠かせない業務ですよね。

 

チャリティーやイベント係(C・定点)

チャリティーイベントやグッズの販売を担当します。

 

チャリティーの受け付けや子供たちが参加するゲームのサポート等のお手伝いをします。

 

ゴルフ競技そのものには直接関わりがないですが、大勢のギャラリーの方と接するので、

意外と大変かもしれませんね!

 

ボランティアの服装は?

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季節や天気によっても違いますが、動きやすい服装が求められます。

 

トーナメントによってはユニフォームやキャップが用意されますので、

指定のユニフォームやキャップを着用して業務を行います。

 

上着はユニフォームを着ると思いますのでポロシャツ等で構いませんが、

気温が低い時期なら防寒対策も必要でしょう。ボトムスはスラックスかチノパン、

スカートなら無難ですね!

 

ボランティアといってもゴルフ場なので、GパンはNGの場合が多いと思いますよ。

 

基本的には、ボランティア募集の要綱に服装の規定があると思いますから、

それに合わせれば問題ないと思います。靴は業務にもよりますが、

コース内の移動が多い場合はゴルフシューズ(運動靴)やスニーカーが良いでしょう。

 

その他、各自で準備しておきたいものは、季節によっても違いはありますが、

水筒・タオル・ウエストポーチ等の小物入れ等、雨の場合はレインウェアや傘が

あった方が良いです。

 

業務の内容によっては双眼鏡があると便利かもしれませんね!

 

参加特典や支給されるものについて

全てのトーナメントがそうだとは言い切れませんが、ボランティアには記念品として

大会ユニフォームやTシャツ、キャップ等が支給されるケースが多いです。

 

中には大会オリジナルマーカーやタオル等が支給される大会もあります。

 

トーナメントにもよりますが、大会終了後、選手と一緒に記念撮影をするといった

特典も用意されています。

 

業務内容や集合時間にもよりますが、朝食と昼食(飲み物を含む)が支給される場合が

多いと思いますが、現地までの交通費やその他の経費は各自負担となりますから

注意が必要です。

 

私がやってみたいボランティア業務

ホールマーシャル、フォアキャディ、スコア速報版など様々な内容のボランティアがある中で、

私が、会場で見ていて、「やってみたいな~」と思うボランティアはこの3つです。

 

1.スコアボード(キャリングボード)係をやってみたい

ゴルフをテレビなどで見ていると、各組に一人、選手のスコアが分かるボードを

持っている人がいます。

 

ボランティアの中の花形です。

 

選手と一緒にコースを移動するので、好きな選手だったらたまらないですよね!

 

スタート前も、選手が「よろしくお願いいたします。」と握手してくる選手がほとんどなんです。

 

ツアー競技を見に行くと、いつも「いいな~」と思ってみています。

 

18ホール歩くのは自分がゴルフをするのと同じで出来そうだけど、

プロゴルファーって歩くのが早いんですよね。

 

「ついていくのが、結構きつかったりしたらどうしようかな?」

とちょっと心配もあります笑

 

自分でゴルフするときよりも、入念なストレッチが必要になりそうですね。

 

2.練習場係をやってみたい

ドライビングレンジで、選手にボールを渡したり、アプローチの練習場では、

選手がアプローチしたボールを集めて回収したりします。

 

いろいろな選手の近くでボランティアが出来るので楽しそうです!

 

スタート前の練習を見ていると、選手の近くに居られて羨ましいんですよね。

 

一般の観客が入れない所にいられるのも良いですね。

 

3.スタート係をやってみたい

スタートホールで各選手に、スコアカードやローカルルールを配る、競技委員の補助等を

おこないます。

 

ほとんどの選手が「お願いします」と言ってくれそうで、

ミーハーな私には、ワクワクで舞い上がりそうです笑

 

ずっと舞い上がっていたらボランティアの仕事にならなくなってしまうんですけどね。

 

選手の顔がわかる方がいいみたいだけど、

 

女子ゴルフだったら「それなら私にまかせとけ」ってことですね!笑

 

 

まとめ

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ボランティアは、ゴルフの大会を支える重要なスタッフです。

 

ボランティアは開催コースのメンバーや地元関連団体や企業の方、一般公募で集まった方で

構成されています。

 

今や、ボランティアの協力が無ければゴルフのトーナメントは成立しないとまで言われています!

 

ボランティアの、「大会を盛り上げたい」「選手を応援したい」という気持ちが、

大会運営の大きな力となっているのは間違いないでしょう!

 

ボランティアの内容にも様々なものがあるけれど、ゴルフ好きなら一度はやってみたいですよね。

 

ボランティアの方に渡されるジャンパーやTシャツは、勲章ですからね。

 

一人でも気軽に参加することができますし、ボランティア同士で交流を深めるといった

楽しみ方もあります。

 

また、ゴルフの知識が無くても参加できますから、家族や友達同士で

参加してみるのも良いかもしれませんね!

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