「ゴルフクラブの手入れって必要なの?」
「ゴルフクラブの手入れは必要だとは思うが、何をやれば良いのかよく分からない!」
と、思っているゴルファーも少なくないのではないでしょうか?
あなたは、ラウンド後のクラブの手入れはどうしていますか?
ラウンド後は、ゴルフ場でも簡単に掃除をしてくれますから、
そのまま放置なんて方も結構多いんじゃないかと思います。
ゴルフクラブはゴルファーの大切なパートナー!
手入れしないで放っておくと、クラブの劣化が早まってしまうかもしれません。。。
毎日とは言わないまでも、時々は手入れして大事に使ってあげたいですよね!
そこで、ゴルフクラブの手入れの仕方や保管上の注意点を紹介したいと思います!
クラブヘッドやパーツの手入れ方法はどうする?
ドライバーヘッド
ドライバーのヘッドは素材に関わらず、柔らかいタオル等で拭くことをお勧めします。
金属ヘッドの塗装は使用によって擦りキズがついたり摩耗したりすることがありますが、
ヘッド本体に傷がない限り破損の原因にはなりませんので
必要以上に気にすることはないでしょう。
どうしても汚れやテンプラ痕が気になる場合は、
ドライバーヘッド専用クリーナー(超微粒子)を使用して下さい。
特にクラウンなどの塗装部分は、コンパウンド(研磨剤)を含むクリーナーで拭くと
細かいキズがついてしまいますのでお勧めしません!
ドライバーのヘッドは、キャディーバッグの中や持ち運び時に、
他のクラブヘッドと擦れてキズが付きやすいので、
ショットする時以外は必ずヘッドカバーをしておきましょう!
アイアンやパターのヘッド
アイアンのヘッド、特にウェッジは、汚れが付きやすいですよね!?
フェースのスコアラインに泥や砂が詰まったり、打球痕が残ったりします。
でも、歯ブラシ等で擦れば簡単に汚れは取れます。
普段の手入れは濡れたタオル等で拭けば十分だと思いますが、
アイアンのヘッドは素材によっては錆びるものもありますから、
水を使って手入れした場合はしっかり拭き取るようにしましょう。
ただし、濡れたまま放置すると、一晩でサビだらけになってしまうこともあります。
最近では、打感を重視した柔らかい軟鉄のヘッドのアイアンもあります。
キャディーバッグの中で擦れてキズが付きやすいので、
気になる方はヘッドカバーを付けるのも対策の一つだと思います。
パターのヘッドもアイアン同様汚れが付きやすいので、
ブラシや濡れたタオル等で手入れしましょう。
ただ、パターのフェース部分はインパクトの打感を重視した
柔らかい素材のインサートが付いていたり、削りだしの部分が傷つきやすいので、
ブラシやタオルも柔らかいものを使うことをお勧めします。
ドライバー同様、パターも使う時以外はヘッドカバーを付けておきましょう!
グリップ
クラブのパーツの中で最も劣化が早いのがグリップです。
グリップはゴムでできていることが多く、どんなに手入れをしても使えば
擦り減ってしまいますし、使わなくてもいずれは硬化して滑りやすくなって、
使えなくなってしまいます。
グリップ力が低下したと感じたら、迷わず交換しましょう。
グリップ交換は自分ですることも出来ますが、
自信がなければゴルフショップに持って行ってやってもらいましょう!
特に使用頻度の高いクラブは特に早めの交換が必要です。
普段のグリップの手入れは、軽く絞ったタオルなどで拭くだけで十分です。
汚れがひどい場合は中性洗剤で洗って、スポンジで拭いて、水気をしっかり取りましょう。
サビの原因になるので、シャフト内部に水が入らないように注意して下さい。
グリップの素材によっては水洗いNGなものもあるので、気をつけましょう!
グリップを長持ちさせるためには、
汚れなどを定期的に拭き取って、保湿することが重要です。
面倒くさがらずに普段から心がけましょう。
シャフト
シャフトには色々な素材が使われていますが、
素材に関わらず柔らかいタオル等で拭けば充分です。
カーボンシャフトの手入れは、特に気を使うこともありませんが、
スチールシャフトの場合は錆びてしまう可能性がありますので、
水を使った場合などはしっかりと拭き取るようにしましょう。
もしも、スチールシャフトの表面にサビが見つかった場合は、
シャフト内部から錆びてきている可能性もあります。
そのまま使用するのも危険ですから、ショップに持って行ってチェックしてもらった方が
良いですね。
雨の日のラウンド後のクラブの手入れ
雨の日のラウンドでは、どうしてもクラブは濡れてしまいます。
クラブを濡れたままにして、しまっておくとスチールシャフトや軟鉄のアイアン、
ノーメッキのウェッジ等はサビてしまいます。
ノーメッキのウェッジにサビが出るのはクラブに味が出て良いかもしれませんが、
なるべくならサビは予防したいですよね!?
そこで、雨の日のラウンド後は、必ず、クラブの水分をしっかりと拭き取る
という習慣をつけましょう。
ちょっとしたことで、クラブの寿命が延びるので、
大切な道具を長く使い続けることが出来ますよ!
あると便利なゴルフクラブのメンテナンス用品
ゴルフクラブのメンテナンスには以下のようなものがあると便利です。
- パーツクリーナー
- メラニンスポンジ
- 液体コンパウンド
- 錆止めスプレー
- 耐水ペーパー(#300~#2000番くらいのもの)
- コーティング剤
- キッチンペーパー
- マイクロファイバー製の布
- 歯ブラシ
- 爪楊枝
クラブの保管場所や保管方法は意外と重要
ゴルフクラブは基本的に金属やゴムなど色々な素材でできています。
湿気の多い場所や乾燥する場所、車のトランクルームなどの寒暖差の大きい場所等で
保管することは、クラブにとってかなり過酷な環境であることは想像ができると思います。
車のトランクルームは、夏の炎天下では40℃以上になりますし、
真冬にはマイナス気温になることもありますよね。
湿気はサビの原因になります。
特にスチールシャフト内部はメッキ加工がされていないものがほとんどなので、
サビを発生させる原因にもなります。
寒暖差による結露も、シャフト内部のサビの主な原因ですから特に注意が必要です!
また、高温での保管や乾燥しすぎるのもグリップの劣化を加速させてしまいます。
ゴルフクラブは、できるだけ温度や湿度の変化が少ない場所へ保管しましょう!
可能であれば、時々風通しの良い場所に移して、陰干しをして下さい。
クラブをキャディーバッグから出しておけば、さらに効果があると思います。
ついでにヘッドカバーも外しちゃいましょう!
まとめ
ここまでお伝えした通り、ゴルフクラブは室内の温度や湿度が安定している場所で
保管することが一番です。
そしてなにより、毎日とは言いませんが、できるだけ短い間隔で使ってあげましょう。
使うということは、結果的に風通しをしているのと同じような効果があるからです。
年に数えるほどしかゴルフをしない人よりも、
毎日ラウンドや練習をしている人の方がクラブは綺麗だったりしますよね!
ゴルフクラブだけではなく、使わないと駄目になってしまう物ってけっこう他にもありますよね。
最後に、ゴルフクラブの手入れで一番大事なこと。
ラウンドや練習の後は、必ずクラブを拭いてあげましょう!
雨の日じゃなくても拭きます。専用クリーナーとかじゃなくても構いません!
使った後に乾いたタオル等で軽く拭いてあげれば、それ以外の手入れは必要ないですよ!