雨の日のゴルフの大敵!ぬかるみの打ち方やクラブ選択は?救済はある?

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完璧に決まったティーショット。

 

「フェアウェイど真ん中からの2打目をベタピンの寄せてバーディーだ!」

なんて意気込んでみたものの、2打目地点に行ってライを見たらボールはぬかるみに。。。

 

少し嫌な気がしながらも、フルスイングしたら「べちゃ」と音がして、

ボールは泥と一緒に10Y前に。。。

 

雨の日や大雨の翌日のゴルフなんかではよくあるシーンですよね!?

 

ぬかるみからのショットって嫌なんですよね。

 

救済が受けれるなら良いライから打てることもあるかもしれませんが、

そのまま打たなくてはいけない状況も多いです。

 

それにライは良いものの、ぬかるんだ芝の上にあるボールって意外と打ってみると

全然飛ばなかったりしてジャッジが難しいんですよね。

 

そこで、ぬかるみからのショットについてベターな方法を紹介します!

 

ぬかるみでの救済処置は?

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あなたも

「雨が降った後等、ゴルフのラウンド中にコース内でボールがぬかるみに食い込んでしまった」

という経験があるのではないでしょうか?

 

ぬかるみに食い込んでしまったら、まずは救済が受けれるかどうかを考えましょう!

 

もちろん、そのまま打っても大丈夫なのですが、良いライから打った方が

良いショットになりますからね!

 

2019年までのルールではフェアウェイにあるボールのみ、無罰でボールを拾いあげ、

拭いてからドロップして打つことが出来ました。

 

一方、ラフで地面に食い込んでしまったボールはそのまま打つか、

ペナルティを払って救済を受けるしかありませんでした。

 

ですが、ゴルフルールは2019年に改正されて大きく変わりました。

 

そこで、新しく改正されたルールでボールがぬかるみに食い込んでしまった時の

救済方法を紹介します。

 

無罰で救済できる場所は?

2019年に改正されたルールでジェネラルエリアは全て

無罰で救済が受けられるようになりました。

 

ジェネラルエリアというのは、ルール改正前に

スルーザグリーンと言われていたエリアのことです。

 

ジェネラルエリアは

  • ティーイングエリア
  • グリーン
  • バンカー
  • ペナルティエリア
  • OB

を除いたエリアのことを言います。

 

そのため、改正されたルールではラフでも無罰で救済を受けられるようになりました。

 

ただし、ボールがフェアウェイの高さかそれ以下に刈っていないジェネラルエリアの一部の

砂の中に食い込んだ場合は無罰で救済を受けることが出来ません。

 

難しく聞こえますが、ボールがディボットにはまってしまったときのことを言います。

 

また、せっかく無罰で救済を受けられたとしてもドロップした時に

ぬかるみにはまってしまうとドロップし直すことが出来ないので、注意して下さいね。

 

ドロップするときは、どこにボールが落ちてどのように転がりそうかしっかり確かめてから、

慎重にしましょう。

 

無罰では救済できない場所は?

ルール改正によってラフから無罰で救済が受けられるようになっても、

無罰で救済できない場所もあります。

 

それは赤杭などで示してあるペナルティエリアです。

 

コース内で池の近くで線が引いてあるだけで打てそうな場所がありますよね。

 

どれだけ打てそうであっても、ボールが食い込んだまま打つか、

ペナルティを受けて場所を変えるしかありません。

 

また、バンカー内で砂に埋まったとしても無罰で救済を受けられず、

そのまま打つしかありません。

 

ただ、バンカー外にペナルティを払って出せるようになったので、

どうしても無理な場合は2打罰払って救済を受けましょう。

 

因みに、改正されたルールではペナルティエリアのルースインベスティメントを

取り除けるようになったり、クラブをソールして打てるようになりました。

 

その他の救済処置

ローカルルールでプリファードライや6インチプレイス等の

救済処置が受けられる場合もあります。

 

使える救済は上手に活用した方が良いですよね。

 

1打でも少なくするためには、リスクが少ないほうが良いですからね。

 

もちろん、スコアは別で「今日は練習だ!」という時は救済を受けずに

そのまま打ってしまうのも有りですけどね!

 

私はスコアがボロボロの時は、途中から「今日は練習だ!」となってしまっていることが

多々ありますね笑

 

 

ぬかるみでの打ち方は?

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ゴルフのラウンド中に雨が降ってきたり、天気が悪い時は特に注意してプレーしますよね。

 

そんな中、嫌なのが雨が降った後にできるぬかるみにボールが入ってしまった時

ではないでしょうか。

 

救済できる場所であればいいですが、そのまま打たなければならないとなると

かなり苦戦してしまいます。

 

せっかくティショットでナイスショットをしたのに、

セカンド地点に行ってみてがっかりしたことはありませんか?

 

しかも、ぬかるみからうまく脱出できずに2回3回と同じような場所からショットをして、

残念なスコアになってしまうことは確実に避けたいです!

 

そこで、ぬかるみからの上手な打ち方についてご紹介します。

 

必ずボールに当てる!

雑誌やHowTo本等では、「ぬかるみからはクリーンに打つ」と書いてあることが多いです。

 

でも、これを読んですぐ出来る人というのは、

何をしても割とすぐに出来る運動神経の良い人だけですね。

 

私も書いてあることがそのまますぐに出来るような運動神経があったなら、

簡単に100切り、90切りが出来ていたはずですから笑

 

出来ないから苦労するんですよね!?

 

だけど、出来なくてもクリーンに打つ意識を持つことは大切ですね。

 

私もイメージだけは持つようにしています。

 

ゴルフにおいてはイメージってとても大切です。

 

意識すると、スイングもコンパクトになり、過度な体重移動等もなくなるから不思議ですね。

 

また、ぬかるみ地点から脱出する時に必ず意識しなければならないのが、

トップしてもいいからボールに当てるということです。

 

ダフってからボールに当たるボールを捉えることが出来ず、

普段以上にボールは飛ばなくなってしまいます。

 

ぬかるみから脱出することが一番なので、ボールの弾道は気にせず、

ボールをしっかり見てスイングして下さいね。

 

ハーフスイングをする!

ボールに必ず当てるといってもフルスイングだと難しいと思います。

 

そのため、ハーフスイングで確実にボールを捉えることを意識しましょう。

 

飛距離が落ちたとしても、「ぬかるみから脱出出来ればいいや!」ぐらいの気持ちで

臨んで下さい。

 

また、あらかじめグリーンを狙うのではなく、

次のショットやアプローチがしやすい位置に置くマネジメントを心掛けましょう。

 

無理にグリーンを狙うと、グリーン周りのバンカーやラフ、寄せにくい場所といった

コースの罠にハマり大叩きに繋がることがあります。

 

怪我を最小限に食い止めるマネジメントが大切です。

 

クラブを短く持つ!

ボールを必ず捉える方法として、クラブを短く持つのも方法の一つです。

 

クラブを短く持つことによってコンパクトなスイングをすることが出来るので、

いつもよりボールに当てやすくなりますよ。

 

バンカーショットのように打つ!

ぬかるみはセカンド地点だけでなく、グリーン周りの重要なアプローチをしたい時でも

ハマってしまうことはありますよね!?

 

その時は、思い切ってバンカーショットのように打ってみて下さい。

 

バンカーと同じようにクラブのフェイスを開き、後はボールの手前に打ち込むだけです。

 

クリーンにボールにヒットする必要は無いので、かなりアバウトなインパクトでOKなので

精神的にかなり楽です。

 

距離感はバンカーと同じ感覚で大丈夫ですし、泥と一緒にボールが飛んでいくので

綺麗な放物線を描いたかっこいいショットを打つことが出来ます。

 

また、実際のバンカーと違いクラブを地面につけることが出来るので、

打つ時の安心感が違いますよ。

 

意外とバンカーから打つより簡単なので、騙されたと思って挑戦してみて下さい!

 

ぬかるみでのクラブ選択

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雨が降った次の日にゴルフ場でラウンドしていると地面が濡れているため、

ボールが転がらずなかなか飛距離が伸びないことに苦しんだ経験はありませんか?

 

また、地面が濡れているためせっかく飛んだボールもぬかるみにはまってしまい、

どうやってスイングしようかと困ったことは多いと思います。

 

ゴルフのラウンド中にぬかるみにはまってしまった時は

どのクラブを選択するか、番手選びが大事です。

 

考えることは良いショットを打つのではなく、

いかにその状況にあったスイングをすることが大事です。

 

また

  • ぬかるみからの脱出を優先するのか
  • なるべくグリーンまで近づけないのか

ということでもクラブ選択は変わってきます。

 

そこで、地面のぬかるみにはまってしまった時の番手選びを紹介します。

 

大き目のクラブを選択する場合

打ちたい距離より大き目のクラブを選択することによって、楽にスイングすることが出来ます。

 

ハーフスイングでボールをしっかりとらえることを意識して下さい。

 

気を付けるのはボールの手前を打ってダフらないようにすることで、

「ボールに当たりさえすれば大丈夫!」

ぐらいの気持ちで振って下さい。

 

ボールがトップして、低い球がでたとしたとしても、

ボールがぬかるみを脱出することが目的なので、問題ありません。

 

ただ、あまりにも大きめのクラブを持ち過ぎると、スイングしにくくなってしまうので、

クラブを選択するとしても、7Iまでにしておくのがベストでしょう。

 

小さめのクラブを選択する場合

ぬかるみから脱出する事だけを考えるのであれば、小さめのクラブを選択しましょう。

 

小さめのクラブを選択することによってどんな状況でもボールに当てやすくなり、

ぬかるみから脱出するのは楽になります。

 

気を付けなければならないのが、小さいクラブを持っているからといって

思いっきり振ってしまうということです。

 

はじめから小さめのクラブを選択するので、グリーンに届かないのは当たり前のため、

肩の力を抜いてリラックスしていきましょう。

 

ぬかるみでのクラブ選択の注意点

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私はぬかんだライから打つ場合、あまりロフトが寝ているウェッジは

なるべく使わないようにしています。

 

というのも、ロフトの大きなクラブはちょっと手前から入ると、

リーディングエッジがボールの手前で地面に潜ってしまい、ダフって飛ばなくなるからです。

 

フルスイングでも5~10Yしか飛ばないなんてことにもなります。。。

 

また、割と綺麗に打てたとしても、ターフが厚く取れてしまい

抵抗が大きくなり距離が落ちてしまいます。

 

私はPWで軽く打つようにしています。

 

ぬかるみの多い日は、グリーンも重くなっていて止まりやすいことが多いから、

距離感を覚えれば結構使えますよ!

 

また、グリーンまで距離が残っていてもFWは持たないようにしています。

 

FWは硬いライであれば、トップ気味に入っても低い弾道で前へ飛んでいくけれど、

ぬかるみの場合、ボールが潜ってしまい全然飛ばなくなります。

 

FWを使ってミスをするくらいならと考えて、アイアンでレイアップすることが多いですね。

 

まとめ

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コースでぬかるみにはまってしまった時の対応方法を紹介しました。

 

ぬかるみにはまってしまった時は、まずは救済を受けれるかどうかを判断し、

救済が受けれるなら遠慮なく救済を利用しましょう。

 

ゴルフはプレーヤー自身でルールを理解して判断しなければなりません。

 

しっかりとルールを理解していると自分自身の助けになるので、覚えておいて損はありませんよ。

 

ゴルフのルールをしっかり覚えてゴルフを楽しみましょう!

 

また、ぬかるみやぬかるんだ芝の上から打つ場合は、

トップでもいいのでクリーンにボールをヒットすることが重要です。

 

また、ナイスショットをするのではなく、次のショットでいかにいい場所から打てるか

を考えて下さい。

 

ぬかるみにハマってしまった時は、一度深呼吸をして落ち着きましょう。

 

そして、良いショットを打つのではなく、ぬかるみから脱出することを一番に考えて

スイングしましょう。

 

雨の日の後のラウンドはいつもとはまた違った楽しみがあるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。

 

ぬかるみにはまってしまったことを嘆くのではなく、

それもゴルフだと思って楽しんでみるのも良いですよ!

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