ゴルフはマナーに厳しいスポーツです。
ゴルフのプレー中のマナーでも一番気を付けなければならないのは
なんといってもスロープレーです!
プレーが遅いと一緒に回っている同伴競技者にも迷惑をかけてしまいますし、
後ろからついてきている後続の組にも迷惑をかけてしまいます。
ゴルフのプレー中、前の組の流れが悪かったり、同伴者のプレーが遅かったりして
「おいおい走れよ!」とか「早く打てよ!」なんて
心の中で叫んだことのある人はたくさんいることでしょう。。。
そして、ひたすら待っていざ打ったらチョロってしまって、
「待たされてリズムが狂ったからミスをしたんだ!」
なんて言い訳をすることも少なくないはずです。
私は待ちチョロしたらよく言い訳をしてますね笑
ゴルフでは絶対に避けたいスロープレー。
でも、遅い人はいつも同じなんですよね。
「クラブを持って走れ!」
なんて言われるけれど、ゴルフでスロープレーになるのはそれだけではないんです!
もっと大切なことがあるんです!
ベテランゴルファーはもちろんのこと、ゴルフを始めたばかりの初心者でも、
ポイントを抑えてプレーすればスロープレーは減ります。
私がスロープレーで注意されないために、普段から意識していることをお伝えしていきます。
プレーファーストとは?
ゴルフはプレーファーストということをよく耳にすると思います。
プレーファーストというのは、「なるべく早くプレーをすること」です!
ゴルフはプレー時間が定められていて、だいたいハーフ2時間15分前後が目安となります。
1打1打に時間をかけることも出来ますが、それでは後続の組が打てず、
詰まってしまいます。。。
そのため、素早く打つ前の準備をして、準備が整ったらさっさと打つことが重要になります。
プロの試合でも大事な場面では時間をかけることがありますが、
基本的にはプレーは非常に早いです。
(中にはスロープレーヤーもいますが笑)
また、2019年のルール改正で、打つ順番はカップから遠い順が基本ですが、
準備が出来た人から打ってもOKになったり、
ピンを抜かずにパッティングしてもOKになったりと
プレーのスピードが意識されています。
スロープレーにならないためのポイント!
アドレスに入るまでの行動で差が出る
ゴルフでスロープレーな人は、自分の打つ順番が来てから動作が始まることが多いです。
私がキャディをしていて一番困ったのが、自分のボールのある地点についてから
色々考えるプレーヤーでしたね。
ボールの場所に立ってようやく距離を考えたり、クラブを選択したりしていると
その分時間はかかってしまいます。。。
そのため、自分の番になる前に大まかな距離を計算しておいたり、
複数本クラブを持っていったりしましょう。
また、グリーン上でも他のプレーヤーの邪魔にならないようにラインを読んでおいて、
自分の番になったら後は打つだけの状態をを心がけましょう。
アドレスに入ってからスイングするまでが遅い人はすぐには直せないかもしれないけど、
このくらいの動作なら意識できそうじゃないですか?
素早い行動を意識する
ゴルフのプレーでは、スイングをしていない時間の方が多いですよね?
その時間を短縮することが出来れば、自ずとスロープレーを回避することが出来ます。
そのためには、素早い行動が必要です。
素早い行動するといっても、あわただしく動くということではないですが、
カートを移動するタイミングや移動のスピードは意識した方が良いです。
自分のボールのところまで走ったり、打ち終わってカートに戻る時も小走りするだけでも
時間の短縮になります。
ただし、他の人のプレーの邪魔にならないように気を付けて下さい。
ちなみに、グリーン上はマナーとして走ってはいけないので、
グリーンを出てから走るようにしましょう。
また、プレーが遅くなっていても、ホールアウト後は走って移動すると
後続組の印象も良くなるので、注意されることはありません。
ゴルフは歩くことも多いので、歩く速度はゴルフのリズムにも影響するから
普段から意識しておいた方が良いですね。
疲れてくると遅くなるから注意が必要です。
私は女子プロゴルフを時々観戦に行っているんですが、
彼女達がフェアウェイを歩くのはびっくりするくらい早いんです!
ティーショットを見てから、先に2打目の地点に向かっていると抜かれる時ありますからね笑
プレー時間を意識する
ゴルフ場に行くと、時間はコースによって多少差があるけれど、
「ハーフを2時間15分くらいの時間でラウンドして下さい。」
なんてお願いが書いてあるところもありますよね。
前の組のプレー時間もあるけれど、プレー中に、時々時間を見て、
「いいペースだな!」
「ちょっと遅いかな?」
なんて考えながらラウンドしています。
普段から時間の意識が大切なんです。
慣れてくるとそんなに意識しなくても、ちゃんと2時間弱のプレー時間になりますからね。
スタッフの指示に素直に従うこと
キャディ付きのプレーをしていると、プレーに時間がかかっている時には
キャディさんが「少し急ぎましょう」など声掛けをしてくれます。
キャディさんもプレイファーストを促すには気を付けているので、
素直に指示に従って下さいね。
「そんなに遅れてないよ」や「後ろも知り合いだから大丈夫だよ」等、
言わないように気を付けて下さい。
スロープレーはすぐ後ろの組だけでなく、ゴルフ場全体に迷惑が掛かってしまうことを
忘れないで下さい。
また、セルフでプレーしている時はゴルフ場のスタッフの方が見回りに来て、
注意を促してくれるので、その指示にもきちんと従ってく下さいね。
まとめ
スロープレーは同伴競技者、後続者、ゴルフ場のすべての人に迷惑をかけてしまいます。。。
スロープレーで注意されないためには
- アドレスに入るまでの行動
- 移動のスピード
- プレー時間の意識
が大切なんです。
18ホールずっと影響することですからね。
意識するだけで、スロープレーって結構防げます。
次のゴルフは、注意して意識をしてみましょう。
スロープレーなんておさらばですよ!
また、スロープレーを注意されて言い返して、喧嘩になってしまったという事件もあります。。。
スロープレーを注意されたら素直に指示に従ってプレースピードをアップさせましょう!
一番良いのはスロープレーをせずに、自然にプレーファーストになって
ゴルフを楽しめるようになることですよ!