ゴルフをしている人なら誰しもが通るスコア100切りの壁ですよね!?
100切りは初心者ゴルファーから脱却したと言える数字になります。
また、ベストスコアが3桁なのと2桁では印象が違いますし、自分自身の気持ちも違いますよね。
そのためにいろんな練習をして体力も強化して、頑張ったのに、
コースに出て撃沈なんてことも多いのではないでしょうか?
ゴルフはルール上14本のクラブが使用可能です。
ゴルフを本格的にやっている人のほとんどはルールの上限、14本のクラブを
キャディバッグに入れている方が多いですね!
私も14本、バッグインしています!
100切りを目指しているあなたも14本のクラブをキャディバッグに
入れているのではないでしょうか?
ゴルフクラブにはそれぞれ役割がありますよね!?
ドライバーだったら飛ばすクラブだし、アイアンならグリーンを狙うクラブ、
パターはグリーン上でボールをカップに入れるためのクラブです。
でも、14本全てのクラブをきちんと使いこなしているゴルファーはかなり稀だと思います。
それが100切りを目指すゴルファーだとしたらなおさらです。
ティーショットでドライバーを握ったもののOBを連発みたいな
もったいないことをしてスコアを崩してしまい、
結果、100切り出来ずなんてよくある話です。。。
だとしたら、100切りには14本のクラブなんて要らないんじゃないかって思いませんか?
それに、初心者にありがちなのが、クラブを安く買おうとした結果、
難しいドライバーやアイアンを選択してしまっていることです。
そもそも、クラブの知識が無いと、そもそも何が簡単で、何が難しいかは分かりませんよね。
ゴルフは道具を使うスポーツです。
100切りをするためには、もちろん技術も大事ですが、
クラブセッティングも重要な要素の一つです。
そこで、ゴルフ初心者が100切りするためにおすすめのクラブセッティングを紹介します!
自分に必要なクラブと不要なクラブを把握する
あなたが100切りするためのクラブセッティングを決めるためには、
まず、あなたに必要なクラブと不要なクラブをしっかりと把握する必要があります。
100切りに難しいクラブはいらない
なかなか100切り出来ない初心者にありがちなのが、難しいクラブを使っていることです。
タイガーウッズが使っているからとか、石川遼が使っているからと、
好きなプロが使っているクラブと同じモデルのクラブを使いたい気持ちはよく分かります。
私もゴルフを始めたての頃は、タイガーウッズに憧れて真似をして
マッスルバックの難しいアイアンを使っていました笑
でも、実はあなたが好きなプロと同じモデルのクラブを選ぶことが
100切りから遠のいていたりします。
昔と比べて、プロが使うクラブはどんどん優しくなってきてはいますが、
それでも難しいものが多いです。
難しいクラブというのは、簡単にいうと、操作性が高い代わりにミスヒットに弱いクラブです。
プロのレベルであれば、打点をコントロールして、球を曲げたり、
距離の打ち分けがしやすくなるので、難しいクラブと言われていても、
実は難しく感じていなかったりします。
しかし、アマチュアゴルファー、それも100が切れないレベルのゴルファーであれば
打点がばらついて芯を外せば極端に距離が落ちるクラブを使うと
スコアにも大きく影響してしまいます。
逆に、ミスヒットに強くて、芯を外しても曲がりにくく、距離が落ちにくいクラブを使えことで
大きなミスがそこそこのミスに収まり、スコアアップにも繋がります。
ゴルフはミスのスポーツです。
たとえ、プロであっても1ラウンドの中で何回もミスをします。
アマチュアゴルファーであれば、ほとんど思うようにいかないでしょう。
でも、たまに完璧なナイスショットが出るから、ゴルフはやめられないんですよね笑
100切りを目指すためには、技術のレベルアップは当然必要ですが、
簡単なクラブに手助けしてもらうのが手っ取り早いのでおすすめです。
小ぶりなドライバー、マッスルバックのアイアンといった難しいクラブは
上達してから使えばOKです!
100切りするためのクラブセッティング
通常の男性のクラブセッティングは
- ドライバー(1W)
- フェアウェイウッド(3W・5W)
- ユーティリティ(3U)
- アイアン(4I~PW)
- ウェッジ(52度、58度)
- パター
といった感じが一般的だと思います。
(女子だとフェアウェイウッドやユーティリティがもっと増えます。)
ですが、形式にこだわらずクラブセッティングを選べるのがゴルフです。
100切りに適したクラブセッティングを紹介します。
ドライバー
ドライバーはミスを抑えるものを選ぶ
ドライバーはあなたのミスの傾向に合わせて、ミスの幅を狭めるものを選ぶのがベターです。
たとえば、スライスが多いのならば、つかまりが良いドライバー、
フックが多いのならば、つかまりにくいドライバーという感じですね。
もちろん、スライスが多い人がつかまりの良いドライバーを使ったからといって、
必ずしもスライスがなくなる訳ではありません。
曲がりを少なくするには道具も大事ですが、それ以上に技術も必要になりますからね。
でも、右のOBに一直線だったショットが右ラフで収まるくらいのショットになれば、
かなりスコアがまとまると思いませんか?
まずはあなたのミスショットの傾向を分析してみましょう。
そして、ミスを軽減するクラブを選びましょう。
また、ミスを減らすという意味では、通常の長さよりも短い、
短尺のドライバーを洗濯するのもありです。
短い分、最大飛距離は落ちるかもしれませんが、曲がりが少なくなって
結果的に平均飛距離が伸びる可能性も充分にあります。
どんなクラブを選べば良いか分らなければ、恥ずかしがらず、
ゴルフショップの店員さんに聞いちゃいましょう!
きっとノリノリでクラブを選んでくれるはずです!
ドライバー無しのセッティングもあり
ドライバーは一番遠くに飛ばせるクラブで、ゴルフをするには必須のクラブです。
ですが、飛ぶ代わりにに大きく曲げてOBを出すリスクもあります。
100切りをする上で、OB連発はご法度です。
そこで、ドライバーショットが苦手な方や、飛ぶけどめっちゃ曲がる方は
あえてドライバーをバッグから抜くという選択もありです!
元世界チャンピオンのプロボクサーである具志堅用高さんが
初めてゴルフコースを回った時に、7番アイアン一本で回って、
なんと70台を叩き出したそうです。
しかし、その後ゴルフのクラブセットを用意したら
100さえ切れなくなってしまったという話があります。
このように、短いクラブだけでゴルフコースを回ると
ボールが曲がりにくくなり、OBが減ります。
また、同じクラブしか打たないので同じリズムで打つことが出来ます。
ここまではさすがに大げさですが、ドライバーを使わない方が
簡単にスコアアップすることが出来るようになります。
ゴルフは手前から攻めるのが鉄則なので、届かない距離を確実に狙っていくのが
100切りへの近道です。
確かにキャディバッグにドライバーが入っていないのはかっこ悪いかもしれません。。。
でも、ドライバーを必ず入れなければいけないルールなんてありません。
でも、ティーショットを3Wや5W、ユーティリティで打つことでOBが無くなったり、
フェアウェイの良いポジションから打てるようになると大崩れが少なくなって
スコアがまとまりやすくなります。
実際、プロゴルファーでもドライバーを使わない人もいます。
ヘンリク・ステンソンはドライバーを使わず、
3Wをティーショットで多様をして全英オープンに優勝していますから!
見栄えを気にする方はドライバーは抜かず、ドライバーショットをしっかりと練習して
ちゃんと打てるようになりましょう。
そして、見栄えよりスコアを気にする方はスコアのために
ドライバーを抜いちゃってもOKですよ!
ドライバーを使うなら注意すべきこと
そうはいってもやっぱりドライバーは使いたいですよね!?
飛距離が出るドライバーはゴルフの醍醐味と言えます。
いくら100を切れるからと言ってちまちまプレーするのは楽しくない気がします。
ではどうやってドライバーを使っても100を切る事が出来るのでしょうか?
それはフルスイングしないという事です。
フルスイングしないといってもスイングはしっかり最後まで回しますが、
80%ほどの力感で打って下さい。
それだけで余分な力が抜けて、曲がりにくくなりますし、
意外と飛距離も普段とそんなに変わりません。
もちろん、コースでいきなりするのではなく、練習場で一度練習して下さいね。
フェアウェイウッド
100切りのための基本的なクラブセッティングの考えとしては、
難しいクラブは入れないことです。
そのため、3Wは必要ありません。
5W、7W、9Wといった、球が上がりやすく、距離を出しやすいクラブを選ぶのがベターです。
ただし、ドライバーを抜くセッティングをするのであれば、
ティーショット用に3Wを入れるのはありです。
3Wを地面から打つのはかなり難しいので、100切りを目指すレベルであれば
止めておいた方が無難です。。。
ユーティリティ(ハイブリッド)
ロングホールの2打目以降やミドルホールの2打目等で、
200ヤード近く残ってしまうことってありますよね。
そんな時のために、ユーティリティがあると便利です。
3I~6Iくらいの代わりになるユーティリティを入れましょう。
20度~24度ぐらいのユーティリティがあればOKです。
フェアウェイウッドと距離がダブる部分は、打ちやすい方を選べばOKです。
アイアン
まず、ロングアイアン(3I~5I)は不要です。
ロングアイアンはそれなりのスイングスピードがないと、
球が上がらず距離も出ないので、ロングアイアンの距離は
フェアウェイウッドやユーティリティでカバーしましょう。
また、ヘッドが大きくてソールが厚く、球が上がって距離が出やすい
簡単なモデルを選ぶのがベターです。
ウェッジ
一番プロのマネがしやすいウェッジですが、プロのようにロフトが大きく(58~64度)、
バンスの少ない(8度以下)クラブは技術がないとほぼミスになるので止めておきましょう。
アプローチ用のウェッジは56度があればOKです。
56度があればランニングもピッチショットも充分打てます。
(ロブショットをするのは難しいですが、使う場面もないので要りませんね。)
バンス角は12度くらいのヘッドが大き目でミスに強いウェッジを選びましょう。
バンスが大きい(12~14度)ウェッジであれば、バンカーからも簡単に出しやすくなります。
あとは100Yを打つように50~52度くらいのウェッジがあればOKです。
パター
パターは適当に選びがちですが、どんなレベルのプレイヤーでも、自分のストロークに合った
パターを使うのが良いです。
ストロークの軌道が真っ直ぐに近いのならば、マレット型。
ストロークの軌道がイントゥインであれば、ピン型やL字型。
といった具合にマッチするタイプのパターが変わってきます。
パターのフィッティングを無料で実施しているお店もあるので、
一度フィッティングをして、自分に合うパターのタイプを見極めましょう!
100切り用のクラブセッティング
私が初心者に戻って100切りを目指すなら、こんな感じのクラブセッティングにします。
- 3W
- 3U(20度のユーティリティ)
- 4U(24度のユーティリティ)
- 6I~PW
- ウェッジ(50度)
- ウェッジ(56度)
- パター
の11本。
残り3本キャディーバックに入れることができますが、あえて入れません。
私の場合、最初の頃はドライバーがスライスばっかりでOBを出しまくっていたので
OBを無くすためにドライバーを外して、ティショット用に3Wを入れます。
ロングショットはユーティリティで対応します。
(フェアウェイウッドはダフってばかりで使えなかったので笑)
アイアンはゼクシオのような簡単なクラブを6番からPWまで入れて、
ウェッジはPW、50度、56度にします。
これで充分に距離の打ち分けが出来ますから。
パターはピン型を選びます。
(実際にフィッティングで一番合っているのがピン型だったので。)
クラブセッティングが固まれば、あとは練習あるのみ!
しっかり練習して、100切りを達成しちゃいましょう!
まとめ
100切りを目指す上でクラブセッティングに重要なのは、
- 難しいクラブを使わない
- 難しい番手を入れない
- 自分のミスの傾向に合わせたモデルを使う
です。
ゴルフは道具を使うスポーツです。
それゆえに、道具にもこだわることが出来て、それが楽しみの一つだったりもします。
でも、スコアアップを目指すのならば、見栄は捨てて簡単なクラブに頼ってしまうのが
一番の近道です。
難しいクラブは上手くなってからでも全然OKです!
簡単なクラブの恩恵を受けて、楽にゴルフをしましょう!
また、飛ぶけど曲がってスコアにならないというあなたは
スコアのためにドライバー無しのクラブセッティングというのも一つの手です。
確かにドライバーなしでプレーするのは少しせこい気がしますよね!?
でも、一度100を切ると自信も付きますし、次回から余裕が出来て、
どうしたらスコアアップができるのかが分かります。
まずは、体に100を切る事を染み込ませましょう。
一度100を切ってから、ドライバーを使ってプレーして100を切るというのがおすすめですね!