ゴルフをしている上でミスをするのは当たり前です。
では、あなたがゴルフをプレーしていて、一番落ち込むミスは何でしょうか?
- OBを打ってしまうこと
- 池に入れてしまうこと
- 3パットしてしまうこと
等、ミスはたくさんありますよね。
その中でも、インパクト、スコアへの影響で最もダメージが大きいのは
チョロしてしまうことではないでしょうか?
実際、チョロをしてしまうとなんとなくゴルフ場がシーンと静まり返ったような、
なんともいえない空気になり、すごく恥ずかしい気持ちになりませんか?
それに、一緒に回っているプレーヤーがチョロをしてしまったら、
なんと声をかけていいか分からないことが多いのではないでしょうか?
また、チョロをするとそもそも全然飛ばないので
1打無駄にしてしまったような気もしますしね。。。
同伴者のチョロは防げませんが、あなた自身のチョロは
チョロの原因と対策が分かっていれば防げます!
そこで、ゴルフでチョロをしてしまう原因とその解決方法を紹介します。
そもそもチョロとは?
ゴルフでいうチョロとは、スイングした時に、ゴルフクラブがボールにしっかり当たらず、
かすっただけのために全然飛ばないことを言いますよね。
ボールには当たるものの、ボールの上部にしか当たりません。
ボールの地面を転がっていくトップとは違って、ほんの数ヤードしか転がらないため、
空振りも同然のショットになってしまいます。
チョロをするとフルスイングした割に数ヤードしか転がらないので、
見た目もシュールでその場もなんとも言えない空気になってしまって
心へのダメージは大きいですし、なんとしてもチョロはしたくないものですね。。。
特に朝一のティーショットのようにギャラリーが多い時はチョロしてしまうと
非常に恥ずかしいのでなんとしても避けたいですね。
チョロをしてしまう原因は?
そもそもなぜチョロをしてしまうのでしょうか?
一番の原因はスイング中、インパクトの時点で体が浮いてしまっていることにあります。
理屈の上では、アドレスを取った時の高さのまま
クラブがボールにインパクトすることが出来れば、
チョロになることはありません。
また他の原因で考えられることは、スイングのインパクトの時点で
しっかりボールを見ることが出来ていないことにあります。
初心者によくあるミスとしてヘッドアップがあり、
ヘッドアップもチョロの原因になってしまいます。
また、ゴルフはよく「身体で打て」なんて言われますが、
手打ちをしているとチョロが出やすくなります。
手打ちをしていると手が先行し過ぎてしまい、
インパクトでボールに届かずチョロになってしまうからです。
特に、飛ばしたいホールのティーショットや朝一のドライバーショット等は力みやすく、
結果、手打ちになりがちです。
そして、チョロをしてしまいます。。。
飛ばしたい場面でチョロをしてしまうと、気持ちも落ちてしまうので
飛ばしたい時ほどリラックスが必要ですよ!
チョロの原因を理解しておけば、チョロを防ぐのに役に立ちますよ!
チョロをしないためにはどうすればいい?
ラウンド中にチョロをしないためには、ヘッドアップやスイング中に
体が伸びあがらないようにすることが大切です。
でも、ラウンド中に出来るのであれば、チョロは出ないですが、
ふとした瞬間に出てしまうので難しいですよね。。。
そこで、ますはボールを見ることだけに集中しましょう!
ボールをクラブで打った後でもしっかりとボールがあった場所を
見ているぐらいの気持ちでスイングしてみて下さい。
そして、スイング中に考えることも気を付けましょう。
グリーンに乗せたいや池に入れたくないなど打った後のことを考えてしまうと
顔が上がるのが早くなってしまいます。
慣れるまでは先のことは考えないようにしましょう。
ティーングエリアでチョロをしたら?
2019年にゴルフはルールが改訂されて大きく変わりました。
ボールをドロップする高さが肩から膝に変わったり、
グリーン上でピンを抜かなくてもストロークできるようになりました。
他にも様々なルールが変更され、戸惑った方も多いはずですし、
慣れないという方もいるのではないでしょうか?
そして、新ルールではティーショットでチョロしてしまった時の対処法や罰則が変更されました。
初心者の方だとティーショットで緊張してしまって、
空振りやチョロをしてしまったなんてことがあるのではないでしょうか?
チョロはダメージが大きいですし、なるべく良い方法で対処したいですよね。
そこで、ティーショットでの新ルールをご紹介します。
ティーイングエリア内でチョロした時のルール
2019年のルール改訂で、「ティーグラウンド」から「ティーングエリア」に変更されました。
ただ、名前が変わっただけなので、特が気にすることはありません。
豆知識として、頭の片隅に入れておいて下さい。
あなたが一番気になるのは、そのティーングエリアでチョロをしてしまったら
どうなるかですよね。
2019年までの旧ルールでは、チョロをしてしまってsティーングエリア内に止まったボールは
もう一度ティーアップして打ち直し出来ますが、これが3打目となります。
しかし、ルール改定後では罰が無くなり、打ち直すことが出来るのは変わりませんが、
次に打つのが2打目になります。
気を付けなければならないのが、このルールが適用されるのは
チョロしたボールがティーングエリアの中に止まった時に限ります。
思いの外転がってしまい、ティーイングエリアを出てしまうとこのルールは使えませんので、
ご注意下さい。
また、空振りしてしまい風圧でティーアップしたボールが落ちてしまった場合も
同じ扱いとなりルールが使えます。
打つ意思があってスイングした場合はボールが動かなくても1打になるため、
素振りでボールに当たってボールが動いたとしても無罰です。
ただし、このルールが適用されるのはティーングエリア内のボールが
インプレーになる前に限ります。
まれに、スイングしたはずなのに空振りをしてしまい、
その空振りを素振りの振りをするプレーヤーがいます。
マナー違反ですし、プレーヤーとしてあるまじき行為です。
ゴルフは自己申告制なので、きちんと申告しましょう!
アマチュアゴルファーの大敵「待ちチョロ」はどう防ぐ?
混んでるゴルフ場はたくさんの組を入れて、前後の感覚を短くしてスタートさせます。
そのため、詰まってしまって待つ時間が出来てしまうことがあります。。。
土日、祝日等は特に混むので待ちますよね。
パー4の2打目を打とうと思ったら、前の組がまだグリーン上にいて
待たされてから打ったら思いっきりチョロってしまったなんてこと、
あなたにも経験があるのではないでしょうか?
いわゆる「待ちチョロ」ですね。
「あのチョロがなければベストスコアだったのに。。。」
なんてこと、初心者には特に多いのではないでしょうか?
待ちチョロを防げるものなら防ぎたいですよね!?
技術的には待ちチョロが出るのは普通にチョロするのと同じ原因です。
ただ、待ちチョロの場合、待たされることで身体が固くなってしまったり
イライラすることでリズムが早くなったり無駄な力が入ったりすることも原因になります。
前の組が終わるのを待っている間何もせず立っていると身体が固くなりがちなので
素振りをしたりして身体を動かしておきましょう。
また、気が短い人は待たされることでイライラしがちなので、
打つ前に深呼吸して気持ちを落ちつかせて打つのも効果的です。
待ちチョロは精神的ダメージが大きいので、しっかりと対策をしておきましょう!
まとめ
ゴルフはミスのスポーツでトッププロでもミスをします。
ゴルフのミスには様々なミスがありますが、
その中でもチョロをしてしまうのは特に恥ずかしいですよね。
チョロを無くして、かっこいいゴルフを目指していきましょう!
また、2019年のルール改定で大幅な選考をされましたが、
ゴルフをプレーするのであれば、
しっかりと覚えなければなりません。
ルールを把握していることはあなたのゴルフの助けになりますし、
ゴルフのプレーヤーとしてのマナーです。
ゴルフを楽しむためにも、今一度ルールブックを開いてみましょう!
そして、有利に使えるルールはどんどん活用していきましょう!