ゴルフクラブ、スチールのシャフトを長く使ってくると、時々目にするシャフトのサビ。
気にし出すと止まらなくなりますね。
「錆びちゃったらどうやって綺麗にするんだろう?」
「このシャフト使っていて大丈夫なんだろうか?」
なんて考えてしまう方もいますよね!?
少しの知識があれば、誰でも安心です!
そこで、ゴルフクラブのシャフトのサビ対策をお伝えします。
スチールシャフトは錆びる
アイアンにスチールシャフトを入れているゴルファーは多いですよね!
パワーのある方にとってはカーボンシャフトよりコントロールしやすくて
打ちやすいですからね。
私もアイアンやウェッジのシャフトはダイナミックゴールドじゃないと
しっくりこなくてダメです笑
私のようにスチールシャフト大好きなゴルファーも多いと思いますが、
スチールシャフトは長期間使い続けていると劣化しますし、
水分がついたまま放置すると錆びてしまいます。。。
錆びたシャフトは見栄えも良くないですし、酷い錆の場合、
クラブが折れる可能性もあり非常に危険です。
そのため、スチールシャフトはカーボンシャフト以上に
状態に気を付けなくてはいけませんし、
こまめにお手入れをしなくてはいけません。
シャフトの内側のサビにも要注意!
ゴルフクラブのシャフトのメッキが浮いてくるようなサビを見つけると、
実はシャフト内側も錆びているなんてことがあります。
シャフトの内側はそのままでは確認出来ないので、
グリップを交換する時に、内側のサビを確認しておくと良いですよ。
自分でグリップを交換する人は目視で充分ですし、
お店で交換する人は、サビの確認をお願いすればOKです。
ゴルフクラブのシャフトの表面はメッキ加工されていて、サビにくくなっていますが、
内側はノーメッキなのでサビが出るとサビの進行が早いので注意が必要なんです。。。
シャフトの内側はなかなか見ることが出来ないので、要注意ですね!
スチールシャフトが錆びる原因は?
スチールシャフトが錆びる原因はなんといっても水分です。
例えば、雨の日のラウンド。
雨の中で使ったクラブは雨にさらされてびっしょりに濡れてしまいます。。。
もちろん、ラウンド終了後にクラブを拭くかもしれませんが、
多少の水分が残ってしまったりします。
また、意外かもしれませんが、芝の上にクラブを置くだけでもクラブやシャフトに
水分は付きます。
アイアン2、3本持ってボールの所に行って、使わないクラブは芝の上に置くなんて、
よくあることですよね!?
雨上がりや朝露で地面が濡れている時はもちろん、晴れていたとしても
芝の水分が付いてしまうんです。。。
ゴルフクラブはキャディバッグの中で複数のクラブと一緒に保管されていると
水分の残ったクラブはサビてしまいやすいですし、水分の残った、
錆びたクラブと一緒にあるだけで綺麗な状態のクラブにも
サビが移ってしまったりしてしまいます。。。
ゴルフクラブにサビは大敵です!
確実にサビを予防したいですね。
シャフトにサビが浮いてきたらどうする?
サビが浮いたシャフトって見栄えが良くないですよね!?
錆びていると汚く見えますから。。。
シャフトにサビが出てきたらサビ落としをして、しっかりお手入れをしましょう!
軽度のサビ
うっすらサビが浮いているくらいの軽度なサビであれば、
メラミンスポンジで擦って落とすのがおすすめです。
メラミンスポンジというのは ゲキ落ちくんのようなスポンジのことですね!
メラミンスポンジには研磨剤の効果があるので、水を含ませて軽く擦るだけで
軽度のサビであれば音すことが出来ます。
サビと一緒に汚れも取れるので、シャフトがピカピカになりますよ!
重度のサビ
酷いサビの場合、メラミンスポンジでは落とし切れません。。。
重度のサビの場合は、サビ取り剤を使うのが一番です。
サビ取り剤には特殊な成分や研磨剤が含まれているので、酷いサビでも落とすことが出来ます。
サビ取り剤はゴルフ用の物を使うのが良いですが、車や自転車用の物でも代用は可能です。
私は自転車用のサビ取り剤でサビ取りをしていることが多いですね。
サビの落ち具合や使用感はもっと良いものがあるのかもしれないけれど、
自転車用のコンパウンド家に有ることが多いので、わざわざ購入する必要がないから楽ですね。
サビ取り剤の基本的な使い方は、サビ取り剤を適用スポンジやいらないタオル等に付けて
シャフトを磨くだけです。
特殊な成分や研磨剤の効果で軽く磨くだけでサビがごっそり落ちます。
ただ、サビ取り剤でもサビが落ち切らない、またはサビが落ちてもシャフトの表面に
ぶつぶつが出来る場合、かなりシャフトが劣化していると思われます。。。
シャフトの表面は錆びていなくても、シャフトの内部はサビだらけという可能性が高いです。
劣化したシャフトを使い続けると、ボールを打った時に折れて飛んでいってしまう
可能性もあり危険です。
そのため、リシャフトや新しいクラブを購入することを検討した方が良いかもしれませんね。
仕上げ
しっかりサビを落としたら、サビ止めをしてサビを防ぐようにしましょう!
サビ止めにはKURE 5-56がおすすめです。
サビ取りをして、汚れを取った後、サビ止めをすると効果的です!
サビ止めにはサビを溶かす成分も含まれているので、
軽度のサビであれば取り除くことも出来ます。
事前にサビを落としてから利用するのが基本なので、
サビ止めを使うことで更にしっかりサビ落としが出来ますね!
サビ止めが終わった後は、マイクロファイバーで磨くと新品のようにピカピカになります。
マイクロファイバーは吸水性も高いので、シャフト表面に残った水分もしっかり拭き取れます。
サビ落としの注意点
研磨剤が入っているサビ取り剤で強く磨き過ぎるとシャフトに傷が入ったり、
薬品の入った研磨剤が、クラブヘッド等に付いてしまったりすると
変色したりする恐れがあるから注意が必要です。
私はよく分からず、薬品入りのクリーナーでシャフトのサビ取りをした後、
ついでに、ガンブルー仕上げのウェッジのヘッドを拭いたら
普通の色になってしまいました。。。
サビを出さないために
サビを出さないためには、コマメなお手入れが必要です!
ラウンドが終わってゴルフコースから帰って来たら
クラブを綺麗に拭いてしっかり乾かしてからバックにしまうのが一番良いです。
また、キャディバッグを車に積んだままという方が多いですが、
車の中は湿気が多くなりやすいのであまりゴルフクラブの保管には向きません。。。
特に、雨の日のゴルフの後のお手入れは大事です。
帰ってきたらクラブを全部出してきれいに拭いてから、
丸一日はキャデイバックに入れずに、立てかけて乾かしてからしまうのが良いですね。
もちろん、キャディバックの中や、ヘッドカバーが乾いてからですよ!
ゴルフクラブをお手入れするメリット
ゴルフクラブをしっかりとお手入れするとメリットがたくさんあります。
クラブヘッドだけでなく、シャフトもしっかりとお手入れして
綺麗な状態をキープしましょう!
クラブの寿命が伸びる
定期的にお手入れをしておくと、クラブの寿命を伸ばすことが出来ます。
せっかく買ったクラブなので、どうせなら長く使いたいですよね!
長く使っていると愛着も湧きますからね。
ラウンド終了後、クラブのお手入れを何もせず次のラウンドまで放置では、
ゴルフ場で大まかな汚れは落としたとしても細かな汚れや水分が残ってしまい
劣化が進んでしまいます。。。
そのため、ラウンドが終わったら可能な限り早めにお手入れをしてあげた方が
クラブの寿命を延ばせますね。
特に雨の日のラウンド後はクラブに水分が残りやすいので
念入りにお手入れしてあげた方が良いですね!
買取価格が上がる
クラブの買い替えをする時、どうせなら今まで使っていたクラブは
高く買い取ってほしいですよね!?
クラブの買取金額はクラブの状態によっても変わってきます。
やっぱりボロボロのサビだらけのクラブより、ピカピカのクラブの方が
高値が付きそうですよね!
そのため、日々のお手入れをして綺麗な状態をキープすることで
クラブを手放す時も比較的高くで買い取ってもらえるようになります。
気分が良くなる
しっかりお手入れされたピカピカのクラブを使っていると、
やっぱり気分が良いですよね!?
ゴルフはメンタルが重要なスポーツなので、綺麗なクラブを使って
自分自身を盛り上げていくことは大切です。
良い気分で楽しくプレーしていたら良いスコアが出やすくなりますよ!
ゴルフクラブの保管場所は?
せっかくゴルフクラブをお手入れしても、正しい場所で保管しなければ、
また錆が発生してしまいます。。。
ゴルフクラブに湿気は大敵です。
そのため、結構やりがちですが、車のトランクの中に入れっぱなしというのはNGです。
トランクの中は湿気が多くなりがちですからね。
それに特に夏場は高温多湿になるので、ゴルフクラブへの影響が大きいです。。。
ゴルフクラブはしっかりお手入れした後、充分に水分を取って、風通しの良い、
温度の変化の少ない場所で保管するのが良いです。
大切なゴルフクラブを長く使うためには保管場所も大事ですよ!
スチールシャフトの寿命は?
スチールシャフトは時間が経つにつれて経年劣化していきます。
そのため、当然、寿命があります。
スチールシャフトも金属なので、金属疲労によって突然ポッキリ折れてしまったりします。。。
万が一クラブが折れてしまって、飛んで行ったクラブヘッドが誰かに当たってしまって
大怪我をさせてしまってはいけないので、シャフトの寿命がきたら
シャフト交換をした方が良いですね、
サビ取りをしても、シャフトの表面にぶつぶつが出てきてしまったら
シャフトの内部が錆びている可能性が高いので、
スチールシャフトの寿命がきていると判断して良いでしょう。
日々しっかりお手入れをすれば、シャフトの寿命も伸ばすことが出来るので、
大事なクラブはしっかりとお手入れをして長く使えるようにしたいですね!
まとめ
ゴルフクラブのシャフトのサビには要注意です!
- ゴルフクラブが濡れた時はしっかり水分を取る。
- サビが出てしまったらサビを落とす。
- シャフトの内側のサビはグリップの交換時に目視で確認。
この3つがポイントですね。
日頃からしっかりとお手入れをしてれば、そんなに気にする必要はありませんよ。
スチールシャフトは劣化すると折れてしまう可能性もあります。
長く使っていてサビが酷く、サビ落としをしても落ち切らない場合は
シャフトの内側がサビまみれになっている可能性が高いです。。。
その場合はシャフト交換も検討した方が良いですね。
クラブヘッドだけでなく、シャフトもしっかりとお手入れをして
大事なクラブを長く使えるようにしましょう!