2020年現在、ゴルフのトーナメントはアメリカのＰＧＡツアーや
ヨーロッパを中心とした欧州ツアーがメインに開催されています。
これらのツアーとは別に「ワールドゴルフツアー」主催の
「プレミアゴルフリーグ」が新たに開催されると発表されました。
開催は2022年以降を目処に予定され、いろいろな構想案が考えられています。
PGAツアーに参加しているプロゴルファー達の間でも、
この話題で持ち切りだそうで、関心の高さがうかがえますね！
ゴルフのプレミアリーグとは、どのようなものかをまとめていきます。
ゴルフのプレミアリーグとは？
プレミアリーグと聞くと、サッカーのプレミアリーグを思い浮かべる方が多いと思いますが、
ゴルフでもプレミアリーグが検討されています。
イギリスがベースとなっているワールドゴルフグループが主体となって検討をしていて、
2022年、もしくは2023年1月からスタートさせようとしています。
プレミアリーグでは、世界のトッププレーヤー48人だけを集めて
年間で18試合のみ開催されます。
人数がかなり絞られてきますね。
通常、ゴルフのプロの試合と言えば予選ラウンドと決勝ラウンドに分かれ、
スコアが悪いと予選ラウンドでカットされてしましますよね。
しかし、このプレミアリーグではカットは存在しません。
ラウンド数も1試合4ラウンドが基本の今のツアーとは違って、
3ラウンドが基本になるそうです。
また、最終戦にはチーム戦も予定されており、従来のルールとはかなり異なっていますよね。
プレミアリーグは、1チーム4人で12チームから構成されて、48人の選手が
米国、ヨーロッパ、オーストラリア、ドバイ等を転戦して1月～8月に行われる
18試合すべてへの出場が義務づけられています。
各チームの代表が、各大会の第1ラウンドがスタートする前に2選手を選出して、
2選手のスコアで戦います。
選ばれなかった残りの2選手はプレーするけどスコアには反映されません。
チーム戦のほか最終戦では個人戦も行われるようです。
シーズンオフには、選手のトレードやドラフトなども行われるかもしれません。
ゴルフという個人競技をチーム戦にする発想は面白いですよね！
野球やサッカーでは自分が贔屓にしているチームが勝つと嬉しいですが、
同じことがゴルフでもあると思うとワクワクしますね！
ゴルフのプレミアリーグの賞金額は？
なんと、このプレミアリーグの賞金総額は1000万ドル、日本円で約11億円です。
全部で18試合を開催予定で、各大会の賞金総額が1000万ドル、約11億円で、
最終戦は4000万ドル、約44億円です。
全てがメジャーのような夢のあるトーナメントですね。
こんな大金はどこから出ているのか気になるところですよね！
スポンサーとしてサウジアラビアのオイルマネーが絡んでいるらしいです。。。
ゴルフのプレミアリーグ参加選手は誰？
このような夢のある大会ですが、現時点で参加人数が集まるか、
まだ分からない状況だそうです。
このツアーに参加するためには、今出場しているアメリカや欧州ツアーの
コミッショナーの許可が必要となります。
そのため、今現在参加しているツアーを離脱してまでも参加する
プロゴルファーがいるかどうかは疑問になってきます。
今現在、プレミアリーグの参加の打診を受けている
プロゴルファーが何人もいるそうです。
その中でも、日本でもおなじみのローリー・マキロイ選手は
「現時点でアメリカツアーに満足している」
と不参加を表明しています。
その他、タイガー・ウッズやブルックス・ケプカ、ジョン・ラーム等の
超一流プレーヤーも参加を打診されているようですが、明言は避け、
否定的な意見が多いように見られます。
一方、フィル・ミケルソンは
「詳細を何も聞いていないから答えられない」
と言いながらも、
「興味はある」
と言っているようです。
世界のトッププレイヤーが一人でも参加を表明したら、
プレミアリーグへ参加するトッププレイヤーも一気に増えるのかもしれませんね。
まとめ
このゴルフのプレミアリーグの構想は最近でてきたものではなく、
何年も前から考えられていたものだそうで、現実したら面白そうですが、
難しそうですね。
トッププレーヤーを集めてのトーナメントは面白いかもしれませんが、
プレミアリーグの全試合に参加が義務付けられているため
PGAやヨーロピアンツアーとの両立は出来ず
なかなかそのトッププレーヤーたちが参加せず、
名前も知らないような選手たちだけだと盛り上がるかどうかも疑問に思います。
新しいものが誕生し、ゴルフがもっと身近で楽しいものになり、
多くの皆さんにっもっと興味を持ってもらえるといいですね！
