ドライバーのウェイト外しで軽量化の効果は?飛距離アップする?

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TVでプロのトーナメントを見ていると、

選手がどんなクラブを使っているかつい見ちゃうんですよね!

 

特にドライバーはティーショットを打った時、選手がアップになったりして

ドライバーが映ったりするので、何を使っているかはっきり見えたりもします。

 

TVでのプロのトーナメント観戦中気になったことがあります。

 

それは、選手がドライバーの調整用ウェイトを外していたんです!

 

昔のドライバーはヘッドに鉛を貼って重さやバランスを調整していましたが、

最近のドライバーはヘッドに調整用のウェイトが付いていることが多いので

ウェイトを重くしたり、軽くしたりして調整します。

 

でも、その調整用のウェイトあえて外しているということは

きっと何か訳があるんだろうと、気になって調べてしまいました!

 

そこで、ドライバーのウェイト外しの効果を紹介します。

 

ドライバーのヘッドの重量が軽くなるとどうなる?

飛距離がアップする

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ドライバーのヘッドに付いているウェイトを外して重量が軽くなると

結論から言えば、飛距離がアップします。

 

 

ただし、ゴルファーのスイング特性によって

合う、合わないがあるので

全員が飛ぶようになるとは言えません。

 

ですが、クラブの性能的には飛距離がアップします。

 

だからこそ、恩恵を受けられるプロゴルファーはウェイト外しをした

ドライバーを使用するんですね。

 

では、なぜ飛距離がアップするのでしょうか?

 

飛距離がアップする理由

ウェイト外しをしたドライバーが飛距離アップする理由を解説します。

 

クラブバランスが軽くなる

ドライバーのヘッドのウェイトを外すことでクラブの重量も軽くなりますが、

ヘッドの重量が軽くなるのでクラブバランスが落ちます。

 

そうすると、振りやすくなります。

 

同じ重量のクラブでもクラブバランスが違うだけで

だいぶ振り心地が違うので、重量が軽くなって振りやすくなることで

スムーズに振り抜くことが出来ます。

 

ヘッドスピードが上がる

クラブバランスが軽くなって振りやすくなることで

自然にヘッドスピードが上がっていきます。

 

普段と同じ感覚で振っても自然とヘッドスピードが速くなるので

どんどん速く振っていけるようになります。

 

ヘッドスピード早くなればなるほど、飛距離も伸びるので

飛距離アップに効果がありますね。

 

ヘッドの重心が浅くなる

ドライバーのウェイトはヘッド後方に付いていることが多いですが、

ヘッド後方にウェイトがあるとクラブの重心が深くなります。

 

重心が深いクラブはヘッドのお尻が垂れる挙動をしやすくなるので

ボールの高さが出しやすく、適度にスピンも入ってくれます。

 

ですが、ウェイトを外すことでクラブの重心が浅くなります。

 

そうすると、ボールの打ち出しが低くなって強いボールになりやすいですし、

スピン量も減るのでランが出やすくなります。

 

より飛距離特化の性能になるってことですね。

 

ウェイト外しをして重量が軽くなったヘッドのドライバーの注意点

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「飛距離がアップするならウェイト外しをしたドライバーの方がいいじゃん!」

と思うかもしれませんが、注意しなくてはいけないこともあります。

 

注意点を理解して、その上でメリットがあると感じたら

ウェイト外しをしたドライバーを使用してみましょう!

 

軽いことに慣れてしまう

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ウェイト外しをすることで振りやすくなって、飛距離アップするかもしれませんが、

それは一時的なものでしかありません。。。

 

重量が軽いヘッドのドライバーの感覚に慣れてしまうと、

段々元の飛距離に戻ってしまいます。

 

そのため、普段は通常の重量のドライバーで練習して、

コースではウェイトを外す等、重さに慣れさせない工夫をしないといけないですね。

 

ただ、普段から軽いヘッドで練習しておかないと、

ショットが散ってしまうのでなかなか難しいですね。

 

方向性が安定しなくなる

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ドライバーヘッドのウェイトはヘッド後方に付いていることが多いです。

 

ヘッド後方に重さがあることで重心が深くなって、

ミスヒットに強くなります。

 

それがウェイト外しをすることで、重心が浅くなるので飛ぶようになる代わりに

方向性が落ちる可能性があります。。。

 

プロゴルファーのように常に安定したショットを打てるゴルファーであれば、

飛距離の恩恵が大きいかもしれませんが、

我々アマチュアゴルファーは飛ぶけど曲がってスコアにならない

なんてことになりかねません。

 

ウェイト外しによって、方向性が犠牲になることを頭に入れておく必要がありますね。

 

公式競技ではルール違反になる可能性がある

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「プロのトーナメントでウェイトを外したドライバーを使用しているから

ルール上問題ないのでは?」

と思う方も多いでしょうが、公式競技ではルール違反になる可能性があります。

 

というのも、ゴルフのルール上、クラブに関するルールもあります。

 

ウェイトを外すこと自体はルール上問題ありませんが、

ウェイトを外すことでクラブの性能が変わることで

ルール違反になることもあります。

 

ウッド系のクラブでは慣性モーメントについてのルールがあって、

上限が5900g/㎠となっていますが、

ウェイトを外すことで慣性モーメントの上限を超えてしまうこともあります。

 

慣性モーメントが高いほどヘッドの回転がしにくくなって、

ミスヒット時に曲がりにくくなるので、

意図せずともルールを超えたクラブでは不公平ですからね。

 

ドライバーのウェイト外しをする場合、ルールに気を付けてやりましょう!

 

まとめ

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ドライバーのヘッドに付いているウェイトを外すことで

飛距離がアップする効果があります。

 

ただ、ゴルファーによって、合う、合わないがあるので

全員に恩恵があるとは言えません。。。

 

クラブの性能としては飛距離特化になりますが、

適切なボールの打ち出し角度やスピン量が確保出来ないと

むしろ飛ばないなんてことになります。

 

また、飛距離が伸びる代わりに方向性が悪くなることもあります。。。

 

プロゴルファーはある程度のヘッドスピードがありますし、

正確なショットが打てるので、ウェイトを外すことでの

メリットが大きいからやっているんですね。

 

プロがやっているから良いことだろうと、

安易に真似をすると失敗するので注意が必要ですが、

上手くハマればメリットも大きいので、試してみる価値はあるかもしれませんよ!

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