練習場やゴルフコースでボールを打った感触で
「良いショットだったな!」
と思う時ありませんか?
「芯に当たった時、ボールを打っているのにボールに当たった感触がない。」
という感覚は分かりやすいですよね。
でも、インパクトの音はどうでしょうか?
ドライバーを打った時のインパクト音って、クラブによって色々と違いがありますよね!?
ゼクシオやピンのように「カキーン」という金属音が強いものもあれば、
「パコーン」という静か目な音がするモデルもあります。
では、アイアンのインパクト音はどうでしょう?
アイアンのインパクト音はアイアンの種類やヘッドの素材による違いはあまりありません。
でも、ミスヒットとしっかりと芯に当たったインパクト音は全く別物です。
あなた自身がナイスショットだと思っている音と、テレビやゴルフ観戦した時の
プロゴルファーの音となんとなく違ったりしませんか?
(私は結構違います笑)
ゴルフをしている方ならプロゴルファーのようなナイスショットの時のインパクト音は
一度でいいから出してみたいですよね!
また、練習場だとナイスショットが出るのに、コースに行ったら
さっぱりなんてこともありませんか?
そこで、アイアンショットでプロゴルファーのような
綺麗なインパクト音を出す方法をご紹介します。
アイアンの打球音について
アイアンの打球音って意外とナイスショットの音を勘違いしている方も多いんです!
トップのような音が実はナイスショット
あなたは実際にプロゴルファーが打った時のアイアンの打球音を聞いたことはありますか?
生で聞くと「カツ」となんとなくトップしたような音に聞こえますよね。
初めてプロのツアー競技を見に行った時に、プロゴルファー達が
ドライビングレンジで50Y、100Y、150Yとアイアンで打ち分けているのを見ましたが、
みんなインパクト音が「カツ」とか「カツン」という音だったんです。
最初はみんなトップしているのかと思いました!笑
だって私がトップした時の音に近いんですから。
私のアイアンのナイスショットの時のインパクト音は、
どちらかというと「バスン」とか「バッシュ」っていう感じだったんですよね。。。
もしかしたらあなたも
「本当にナイスショットなのだろうか?」
と思うような音だったのではないでしょうか。
ですが、これが本物のナイスショットの打球音なんです!
アイアンで綺麗なインパクトをすると「カツ」という乾いた音がするんです。
先ほども述べたように、クラブはボールに当たってから地面に当たるので、
トップしたような音に聞こえます。
芝の上から正しくダウンブローに打てると、最初にアイアンのヘッドが
ボールにコンタクトしてから地面に潜っていくのでヘッドとボールが
ダイレクトに当たった音が「カツ」となるんですね。
それが分かってくると、聞いていて「いい音だな~」って感じてくるから不思議ですね。
私も初心者の頃、コースで打った瞬間にトップしてしまったと思ったのに、
ボールにスピンが綺麗にかかり、見たこともないバックスイングがかかったことがありました。
このように気が付いていない間にナイスショットが打てている場合もありますよ!
ローハンデの方からも「お、やるね~」と言われるような
「カツ」という乾いたアイアンのインパクト音が出せるようになると、
スコアアップにも繋がりますよ!
練習場での音
練習場でのマットは滑りやすいため、コースの芝のように
クラブが地面に入り込んでしまう事はなく、ちょっとダフったとしても
ナイスショットになってしまっている場合があります。
そのせいでナイスショットと勘違いしてしまってはいませんか?
ナイスショットか、そうでないかはクラブが地面に当たってから
ボールに当たるわずかな音の違いで分かります。
プロゴルファーがボールを打った後に残るターフを見たことはありますか?
ボールがあったところからしっかりとターフが取られていますよね。
それが綺麗な音へのヒントで、練習場でのナイスショットへ繋がります。
ボールがあった場所の先にターフが出来るという事はボールに当たってから
地面にクラブが触れているということになります。
そのため、練習場での後は「カツ」とボールに当たってから
「ドン」と地面に当たる音がします。
「ドン」となってから「カツ」と音が鳴ったナイスショットはダフっている可能性があるので、
注意深く聞いてみて下さい。
アイアンショットで良い音を出すための練習方法
やっぱりアイアンでナイスショットをして良い音を出したいですよね!
それに、アイアンショットで芯に当たった時って
なんとも言えない気持ち良さもありますからね。
スイングの最下点がボールより前(飛球線方向)にあって、
その手前でアイアンのヘッドがボールの中心線より下側に直接コンタクトする。
アイアンで良い音を出すための理屈は言葉にするとこんな感じです。
これが出来ると、綺麗なターフが取れて質の良いボールが出るようになります。
ですが、理屈は理解出来ても実際にやろうとすると難しいんですよね。。。
時々、「カツ」という音に近い音が出た時は、思いっきりトップした時ですからね笑
そこで、アイアンショットで良い音を出すための練習法を紹介します。
まずはハーフトップを打つ
ハープトップは一見ミスショットのようにも思えますが、
ナイスショットの手前の段階なんです!
というのも、クラブがボールに直接コンタクトしているからです。
なので、同じミスショットでも、ダフリはボールと一緒に地面にも
コンタクトしているのでNGです。
ボールの赤道面の下にリーディングエッジが入るとボールも浮きますし、
ナイスショットになります。
トップはボールの赤道面の上にリーディングエッジが当たっているミスなので、
打点がちょっと下にズレればナイスショットになります。
つまり、ナイスショットと紙一重ってことですね。
そのため、まずはハーフトップを狙って打てるように練習しましょう。
ハーフショットが意図的に打てるようになると、フェアウェイバンカー等
ライが良くない所からでも良いショットが打てるようになりますよ!
高めにティーアップして打つ
ハーフショットが安定して打てるようになったら、
高めにティーアップしてダウンブローに打つ練習をしましょう。
最初は7番アイアンくらいから始めて、徐々に番手を下げていき、
最終的にはサンドウェッジで打ちます。
ティーアップしたボールを打つ練習はは打点のずれがシビアです。
最初は思いっきりティーを打ってしまったりしますが、
適正な入射角で打てると、「カツ」と乾いた音がしてゆっくりホップするボールが打てます。
それに、しっかりボールにクラブがコンタクトしているので、
強烈なバックスピンがかかったボールになります。
サンドウェッジだとバックスピンが利いて戻るような球になりますね!
まとめ
- トップのような「カツ」という音が良い!
- 練習場での音はボールに当たる音に要注意!
今一度ご自身のアイアンでの音を確認してみて下さい。
ナイスショットは地面を叩く音よりボールに当たる音が先なのを
しっかりと覚えておいて下さいね。
練習場ではマットの上から打つとコースではミスショットになるショットでも、
ナイスショットっぽくなってしまいます。
ティーアップしてボールだけをクリーンに打つことが出来ると
本物のアイアンのナイスショットが実感出来ます。
練習場でもコースでも「カツ」という乾いた綺麗な音を出して
もう一段上のゴルファーになりましょう!
ゴルフはスコアを競うスポーツだからアイアンの良いインパクト音が出せるからと言っても、
それだけでスコアが作れる訳ではないですが、どうせなら良い音を出したいですよね。
良いアイアンのインパクト音が出せれば、レベルの高いプレイヤーとラウンドした時、
あなたを見る目が変わってくるかもしれませんよ!