ゴルファーを悩ませるイップスはなぜ起こる?症状・原因・克服法は?

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長年ゴルフをやっている人なら、一度は耳にしたことがある「イップス」

この突然訪れる厄介な病気と言うか、症状は、技術的なものではなく、精神的なものが原因で、

突然テークバックが上がらなくなってしまったり、

ダウンスイングが始動できなくなってしまうというものです。

 

特にゴルフを始めたばかりの初心者ではなく、ある程度ゴルフの経験を積んだ人や

プロ・上級者に多いような気がします。

 

特にパターやアプローチでイップスになってしまうと、スコアに大きく影響して

ゴルフが嫌になることもあります。

 

「イップス」という言葉を辞書等で調べると、

「緊張や不安などの精神的な原因によって、それまでスムーズにできていた動作が思い通りにできなくなる運動障害。スポーツ(特にゴルフ)や楽器の演奏など、腕・手首・指先を精密に使う場面で起こることが多い。イップス病とも呼ばれる」

と出てきます。

 

イップス病と言うくらいだから、やっぱり一種の病気なんでしょうね!

 

もしゴルフのイップスになってしまったら、少しでも早く抜け出したいですよね!

 

でも、なかなか良い治療法が見つからないのがこのイップス、

 

今回は、ゴルフとイップスについて、その原因と克服方法を紹介していきます。

 

イップスの原因とは!

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イップスは病気と言うくらいですから、決して技術的なことが原因で起こるものではない

と思います。

 

もちろん、100%までとは言いませんが、ほぼメンタルが原因だと思います!

 

プロや上級者に多く、繊細なパターやアプローチでイップスが多いことからも言えますよね。

 

プロはその成績が稼ぎに直結していますから精神的負担がかかっているのは当然のことですが、

アマチュアでも上級者になると大会にも出場するようになります。

 

特にクラブ対抗戦等の重要な試合ともなれば、

「この一打が、」とか「このアプローチが寄れば、」なんて場面もありますよね!

 

失敗してはいけない・上手くやらなければならないという意識がプレッシャーになり、

結果的に過度の緊張や不安・恐れを生んでいるのだと思います。

 

パターでは、

ショートパットには「入れなくてはいけない」

ロングパットには「寄せなくてはいけない」

といったプレッシャーがあります。

 

アプローチでも、

「寄せなくてはいけない」、「トップ・ダフリをしたくない」

というプレッシャーがあります!

 

パターやアプローチのように、どちらかと言うと動きの小さい繊細な動きの時に起こるのも

分かるような気がします。

 

ドライバーのイップスもショートゲームよりは少ないですが、聞いたことがありますが、

これは「飛ばしたい」とか「どうしても曲げたくない」とかと言ったことが原因

ということでしょう。

 

イップスを一度経験すると、「ここで出たらどうしよう!」というのもありますよね!

 

そう思えば思うほど、ボールを打つのが怖くなって手が動かなくなります。

 

もはやトラウマですよね。。。

 

どちらにしても、意思に反して思うように動かないということは、

結果的には脳から筋肉への指令・伝達が上手くいっていないということになりますよね!

 

これらの意識が、どうしてイップスにつながるのかについては謎ではありますが、

どちらにしてもその原因はメンタルにあるというのは明らかですよね!

 

イップスを克服するために出来ること!

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いずれにしても、イップスを克服するためには、この「○○しなくてはいけない」という

思いを少し捨てるということが鍵になってくるように思います。

 

この「○○しなくてはいけない」意識が強いと、「○○したらどうしよう」と悪い、

その結果としてマイナス思考を考えてしまうことに繋がると思います。

 

イップスを治すためには、結果を先に考えて過度の緊張や不安・恐れを感じてしまうことを

何とかする必要があるように思います。

 

イップスを克服するにはどうしたらいいのか?

この病気はプロや上級者でも出てしまうのですから、練習しても治らないのではないか

と思います。

 

原因が技術的なことではないのだからそうですよね!

 

マイナス思考からプラス思考へ!

先ほどの、「○○しなくてはいけない」「○○したらどうしよう」と考えてしまう所を、

「○○しなくてもいい」「○○しても大丈夫!」くらいに考えましょう!

 

つまり、ショートパットなら、「入れなくてもいい」、「外してもなんとかなる!」となり、

ロングパットなら「寄せなくてもいい」、「寄らなくても次入れれば大丈夫!」みたいな

感じですね。

 

アプローチやドライバーでも同じです。「寄らなければパターで入れてやる!」とか、

「曲がっても次打てるところにあれば問題なし!」といった感じです。

 

普段の練習場での練習や、ラウンド当日の練習グリーンでの練習でも

同じ思考でやっておいた方が良いと思います。

 

ルーティーンを変えてみる!

イップスが出るのは、

「思うように動かないのは、脳から筋肉への指令・伝達が上手くいっていないからだ」

という点から、その辺りの部分を少し変えてみてはどうでしょうか?

 

つまり、パッティングやアプローチ・ドライバーショットといったイップスが出てしまう

問題の動作に入る前の動作を変更することによって、指令・伝達といった部分も

変化するかもしれません。

 

要するにルーティーンを変えてみてはどうかと言うことです!

 

ルーティーンを変えることによって、ひょっとするとこのマイナス思考が入り込む余地が

なくなるかもしれないといった淡い期待です。

 

時間を置いてみよう!

色々試してもダメなら少し時間を置くことです。

 

しばらくゴルフから離れてみてはどうでしょうか?

 

イップスの原因がメンタル的なものである以上、特効薬や処方箋が無く、

すぐには治せない可能性が高いと思います。

 

こんな時、焦ってあれこれやってみてもかえって症状が悪化したり、

最悪の場合はゴルフが嫌いになってしまいます。

 

それでは元も子もありませんよね。

 

そこで、ゴルフをせず、時間を置くことによってイップスのことなんか忘れてしまいましょう。

 

出来れば先ほどのマイナス思考やトラウマといった悪いイメージが希薄になるまで

ゴルフに関係することは何もしないというのがベストです。

 

筋トレをしてゴルフを再開するまでに身体を鍛え直すなんてのも良いかもしれません。

 

そうすればいつの間にかイップスの原因がなくなっているかもしれませんよね!

 

プロはそうも言っていられませんが、アマチュアゴルファーならやってみる手はあると思います。

 

まとめ

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イップスの原因は技術的なものではなく、精神的なものであることが多いです。

 

いずれにしても、イップスの原因はメンタルにあるのですから、絶対にこれだっていう

克服法は無いのかもしれませんね。

 

色々試してそれでも駄目なら、ゴルフから少し距離を取ってみるのも一つの手です。

 

一度なってしまうととても厄介で大変なイップスですが、

けっして不治の病ではありませんし、いつかきっと治る日が来るはずです!

 

イップスを気にしないでゴルフが楽しめる日が来ることを信じて待ちましょう!

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