「プロゴルファーって1試合勝ったら1000万円以上の賞金が入ってくるんだよ!」
「賞金王になったら年収1億超えだし!」
そんな話を、最近ゴルフを始めた女性と話していたら、
「私、プロゴルファーと結婚したい!笑」
なんて言うんです。
たしかにトッププロの稼ぐ賞金の総額は凄いです。
プロゴルファーは華やかな世界にいるように見えますが、
実はそんなに楽な仕事ではないんです。。。
プロゴルファーとして、ゴルフで食べていける人なんてほんのひと握りです。
安定した生活がしたいなら地道に稼いでいる方が安心ですが、夢のある職業ですよね!
それに、プロゴルファーは賞金だけが収入ではありません。
気になるプロゴルファーの収入について調べてみたのでお伝えしますね!
プロゴルファーってどんな人?
プロと言われる人は、どの世界でもその仕事で収入を得て
生計を立てている人のことを言いますよね!?
つまり、プロゴルファーとはゴルフで生計を立てている人のことになります。
実際のところ、プロゴルファーはプロ試験を突破した人のことですが、
プロゴルファーの場合、プロ資格があるだけでは生活をしていけるほど稼げません。
プロゴルファーは、
- トーナメントの賞金で稼ぐツアープロ(トーナメントプロ)
- 他の人にゴルフを教えるティーチングプロ(レッスンプロ)
の2つがあります。
テレビ中継されているゴルフの試合に出てるのはツアープロなので、
プロゴルファーといえばツアープロのイメージが強いですよね!?
そして、ツアープロは賞金額が物凄いのでめちゃくちゃ稼いでいるイメージが強いと思います。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
プロゴルファーの年収はどのくらい?
プロゴルファーの年収を調べてみると、平均で700~800万円位と言われています。
ですが、個人差も大きいですし、プロゴルファーの年収は
- ツアープロ
- ティーチングプロ
で大きく変わります。
ツアープロの年収は?
ツアープロのメインの収入源はやっぱり賞金です。
ですが、それだけだと収入が安定しませんよね!?
なので、スポンサーが付いていることが多いです。
賞金
ツアープロの収入源は主に賞金です。
日本国内の試合(レギュラーツアー)であれば、1試合優勝すれば1千万円以上。
男女や大会によって賞金額も変わってきますが、優勝賞金が高額なのは一緒ですね!
海外の試合、特にUSPGAツアーやメジャートーナメントになると
賞金額は跳ね上がります!
2021年のマスターズで松山英樹選手が優勝しましたが、
優勝賞金はなんと207万ドル。
日本円にすると2億円以上なので破格ですね!
ちなみに賞金は試合の翌週くらいに、税金等が引かれて口座に振り込まれることが多いです。
ツアープロは優勝すれば、高額な収入になりますが、
下位となってしまったり、予選を通過出来なかったりすると
赤字になってしまうプロゴルファーもいるようです。
賞金だけで考えると、賞金王や賞金女王になれば1億円以上。
(1億円に到達しないで賞金王や賞金女王になるパターンもありますが。)
ある程度コンスタントに試合に出られる70位前後の選手で1400万円位です。
ツアープロはシード権を持っていたり、QTで出場資格を持っていたりしないと
試合に出場することが出来ません。
Abemaツアーやステップアップツアーといった下部ツアーに出場して、
レギュラーツアーの出場資格を獲得しようとしているプロゴルファーも多いです。
(賞金王等になればレギュラーツアーの出場資格が得られるので。)
下部ツアーの優勝賞金は数百万円なので、賞金だけで生活するのは厳しいですよね。。。
プロゴルファーは華やかな世界に見えますが、ゴルフで稼いで生活出来るのは
ほんのひと握りなんです。
スポンサーとの契約金
ツアープロは試合や雑誌、TV出演等、露出が多いのでスポンサーが付くこともあります。
人気選手、有名選手にはたくさんのスポンサーが付いています。
スポンサーの社名が入ったウェア等を着用する代わりにサポートしてもらえたり、
契約金があったりして年収は増えます。
人気選手は契約金が莫大になったりもしますね!
スポンサーの契約があるだけで、固定給があるので安心感が大きいですし、
プロゴルファーにとってスポンサーはやっぱり大切ですね。
莫大な経費がかかる
ツアープロは収入が大きくなる可能性がありますが、
その代わりに莫大な経費もかかります。。。
1回の試合に出場するだけで
- 移動費
- 交通費
- プレーフィー
- キャディーフィー
と諸々合わせて数十万円の経費が必要となります。
予選通過出来れば下位でも賞金が入りますが、予選落ちしたら賞金ゼロなので大赤字ですね。
上位に入賞出来る実力が無いと参戦すればするほど、赤字になってしまうので
弱肉強食の世界です。
賞金で1000万円稼いでいても、その他の経費を差し引くと
なんとか生活出来るレベルだったりします。。。
そのため、プロゴルファーがお金の心配をせず、安心してプレーに集中するためには
スポンサーの存在は大きいですね。
また、クラブ契約フリーの選手が多くなっていますが、
ゴルフクラブ契約が無いと複数のメーカーから
自由にクラブを選択出来るメリットがありますが、
ゴルフクラブを自腹で購入しなくてはいけません。
ゴルフクラブはプロゴルファーの仕事道具ですし、
常により良いものを探し続けていく必要があるので
クラブを買えば買うほど費用もかかります。。。
(契約が無くてもメーカーから支給してもらえることもありますが。)
そのため、プロゴルファーにとって、クラブ契約の有無は経費に大きな影響がありますね。
ティーチングプロの年収は?
ティーチングプロのメインの収入源はゴルフレッスンです。
ティーチングプロは練習場等でアマチュアにレッスンをするイメージがあるかもしれませんが、
プロゴルファー(ツアープロ)と契約して、プロにレッスンをする場合もあります。
レッスン料
ティーチングプロはレッスンで稼ぐプロゴルファーです。
ティーチングプロの年収は、ゴルフ練習場等の組織に所属している人は
サラリーマンと同じような年収になることが多いです。
収入は所属先との契約によって変わってきますが、収入が安定しているのは良いですよね。
個人でティーチングプロをしている人の年収は様々で、個人差が大きいです。
教える回数と単価によリますが、年収200~300万というような人もいるようですね。
ティーチングプロの試験を何回も受けて、何とかティーチングプロになったけれど、
年収は増えずに生活は苦しいという話は、何度か聞いたことがあります。。。
好きなことだけでは生活していくことは難しいということですね。
プロゴルファーはやはり厳しい世界ですよね。
その他
レッスン・オブ・ザ・イヤーを獲得する等、
有名になればレッスン本を出版したりすることで収入源を増やすことが出来ます。
また、ツアープロもYouTubeチャンネルを開設している選手が多いですが、
ティーチングプロもYouTubeをやっている方もいますね。
菅原大地さんのDaichiゴルフTVは良い例ですね!
私も好きでよく見ています!
人気のYouTuberになれば、YouTubeの収入源も出来ますし、
YouTube経由でレッスンを受けにきてくれるパターンもあり一石二鳥ですね。
まとめ
プロゴルファーの年収は
- ツアープロ
- ティーチングプロ
で大きく変わってきます。
ツアープロは成績次第では莫大な金額を稼げますが、経費も多いので弱肉強食の世界です。
ティーチングプロは契約にもよりますが会社員に似ているので、
ツアープロより収入は安定しやすいです。
ただ、稼げるプロゴルファー以外を考えてしまうと、
- ツアープロ
- ティーチングプロ
どちらにしても、華やかさとは違う厳しい世界です。
好きなゴルフで稼いで生活するというのは楽しそうではありますが、
リスクも大きいので私は普通に仕事をしながら、
趣味でゴルフをしているのが良さそうです笑