ティーショットはベストポジション、残りは120Y。
「よし!ここからベタピンに寄せて、バーディーだ。大事に打つぞ!」
なんて意気込んで、打ったボールはまさかのシャンク。。。
右のOBゾーンに吸い込まれて打ち直し。
突発的にあることだし、精神的にも結構きついんですよね。。。
シャンクは一度出ると止まらないこともあるので、更にダメージが大きいです。
ゴルフのあるあるですね!
それに、シャンクというものはグリーン周りのアプローチで出てしまうのが一般的ですが、
フルスイングする時にも出ちゃうこともあります。。。
アプローチでシャンクが止まらなくなり、グリーンを1周してしまった経験のある私が、
シャンクの原因と解決策を掘り下げてみました。
シャンク持ちのそこのあなた!
ぜひ、シャンク改善の参考にして下さい。
そもそもシャンクとは?
「シャンクなんてもう知っているって!」
というゴルファーも多いと思いますが、一度おさらいします。
まずは「シャンクとは何か?」をしっかり理解しておくことが大事です。
シャンクとはクラブヘッドの根っこの部分である、
ホーゼルやネックと呼ばれるクラブの軸の部分に当たって、
ボールが右に飛び出してしまうことを言います。
アドレスを取って構える時にはクラブのフェイスの中心に構えているのに、
ボールを打つ時に何らかの原因で動いてしまい、
クラブフェースのネック側で当たってしまうことでシャンクになってしまいます。
まず、シャンクが出た時は焦らず、ボールがアイアンのフェイスではなく
根っこの部分に当たってしまっているということを理解しましょう。
一般的にはグリーン周りのアプローチで発生してしまうミスですが、
フルスイングした時にも起こってしまいます。。。
シャンクは平らなクラブのフェースではなく、
丸くなっているホーゼル部分に当たってしまうミスなので、
真っ直ぐ飛び出さず、当たり方次第で思いも寄らない方向へ行ってしまうこともあります。
「シャンクが出たら一人前」
と言われていますが、上級者になるほどアイアンは
ややヒールよりで捉えたくなるのでシャンクと紙一重になりますね。
シャンクという言葉を聞くだけで、あの時のことを思い出してしまい、
気持ちがドヨーンと落ちてしまいますね。
自分がシャンクをするのも嫌ですが、同伴者がシャンクを出したの見ると、
自分がシャンクした時のイメージがフラッシュバックしてしまいますね笑
シャンクが出る原因は?
ゴルフのラウンド中や練習場でミスが出てしまうとテンションが下がってしまいますよね。
練習場であれば次のボールをまた頑張ればいいですが、コースだとそうはいきません。
コースでのOBやチョロだと見た目も悪いですし、悪いイメージが残ってしまいます。。。
ゴルフのミスの中で一番嫌なのが「シャンク」ではないでしょうか?
見た目にも、精神的にもシャンクが出てしまうとダメージが大きく、
一度出ると続いてしまうことも多々あるので、
シャンクのことばかり考えてしまいますよね。。。
また、コースで一度シャンクが出始めると、その日はもう直らないということが
多いのではないでしょうか?
シャンクに悩まされないためにも、シャンクの原因を知りましょう!
そこで、シャンクになってしまう原因をご紹介します!
ゴルフでシャンクが出る主な原因は、
- グリップが体から離れていること
- 右肩が突っ込んでしまうこと
等が、主な原因です。
原因を知っておくことは大事なことですが、原因が分かっていても出てしまうのが、
シャンクです。
気をつければ大丈夫というような単純なことでもないものだから、ゴルフは難しいんですよね。
あの、シャンクが出た時の「ペッシ」って音となんとも言えない打感が本当に嫌ですよね。
グリップが体から離れている!
ボールがシャンクはアドレスで構えた位置よりアイアンのネック側で
当たってしまうことが原因です。
そうなってしまうのはクラブがボールに当たる時に
クラブのフェイスが開いて当たってしまっている可能性があります。
クラブのフェイスが開くことによってグリップが体から離れ、
ハンドファースト気味になってしまいます。
ボールに当てるインパクトの時に体の近くを通ることを意識しましょう。
右肩が突っ込んでいる!
右打ちの場合、インパクトの時点で右肩が突っ込んでいるとスタンスで構えた位置より
ボールはクラブのネック側の部分に当たりやすくなってしまいます。
そうなってしまう原因に挙げられるのが力の入りすぎやフェードやスライス系統の
球筋の狙いすぎがあります。
確かに飛距離を出したかったり、良い球を打ちたいという気持ちは
誰しも持っていると思います。
ただ、その気持ちが入りすぎると結果が悪くなってしまいます。
一度深呼吸をして心を落ち着かせてからショットをする事を心掛けましょう。
シャンクの解決策
シャンクの対策は結局のところ
「シャンクの原因になるようなことをしない。」
ということが解決策です。
「クラブのネック側に当たるスイング要素を無くす。」
ということですね。
- グリップが体から離れない
- 右肩が突っ込まない
というように、意識するだけで簡単に出来たら
そもそも続けてシャンクなんて出ないですよね笑
やってるつもりでも実際は出来てないからシャンクが出てしまうんです。。。
ただ、シャンクが出る原因ってその人によって、原因は大体決まっていることが多いんです。
私の場合は寄せる気になって体が開いてしまい、フェースが開いてアウトサイドインで
クラブが入ってきた時、更に右肩が突っ込むのでシャンクが出やすいんです。
自分の癖を把握するだけで、対策は格段に取りやすくなりますよ。
私は、シャンクが出たら、少しクローズドスタンスで構えて、肩の力を意識して抜いて、
スイングをするようにするだけです。
「コースではシャンクの原因は考えないこと。」
これがある意味一番の対策かもしれませんね。
2~3球シャンクが出なければ、意識的にシャンクのことを忘れるようにしています。
シャンクは思い出すとやって来ますから笑
コースでシャンクが出た時の応急処置
どんなスポーツにもミスはあるものです。
そのミスを無くすために練習し、良い結果を出すために頑張りますよね!?
ゴルフでも同じく、練習場では上手くいくのに、
コースでは見たこともないようなミスが起きてしまうことはないでしょうか?
特にラウンド中のシャンクは、見た目にも感触的にもインパクトがあり、
シャンクのイメージが残ってしまい、ダメージが大きく、その後への影響も計り知れません。。。
また、一度シャンクが出てしまうとシャンクのことばかり考えてしまって、
またシャンクが出てしまうなんて悪循環に陥ることもあります。
そこで、コースで突然出てしまったシャンクを応急処置で直す方法を紹介します。
アドレスを変える!
シャンクはボールがクラブのフェイスではなく、ネック側で当たることにより起きてしまいます。
その原因の一つとして、右肩が突っ込んでしまっている可能性があります。
コースでいきなりシャンクが出てしまったら、まずはアドレスを見直してみましょう。
アドレスを普段とちょっと変えます。
少しボールに近づくようにしましょう。
そうすることによって、右肩が突っ込むスペースがなくなり、
シャンクを抑えられる可能性があります。
また、右足を少し引いてややクローズドスタンスで構えるのもシャンク対策におすすめです。
フックボールのイメージを持つ!
繰り返しになりますが、シャンクの出る原因は体が突っ込んでいる可能性があります。
クラブがボールの右上から(アウトサイドインで)入ることによって
シャンクのような当たり方になってしまいます。
特にフェードボールやスライスを打とうとしているとなりやすいので、
思い切ってフックを打つイメージに変えてみましょう。
練習してきたボールをコースで発揮したい気持ちはあると思いますが、
コースではスコアをいかに良くするかが大事になってきます。
こだわりすぎて、シャンクばかり出しているとコースで楽しくないですし、
一緒に回っている同伴プレーヤーにも迷惑をかけてしまいます。
クラブの先で打つイメージを持つ!
一見シャンクが出るとクラブのフェイスの先で打つのは怖いですよね。
何回も言いますが、シャンクはクラブのフェイスの先ではなくネック側で当たると出ます。
そのため、クラブフェイスの先、トゥ側でボールを捉える意識を持つと
シャンクを防げることがあります。
まとめ
「シャンクが出るのは上手くなった証拠」
なんて言われますけど、やっぱりシャンクは嫌なものですね。。。
プロゴルファーでさえもシャンクに悩まされてしまう時があります。
また、シャンクにならないようにシャンクの練習をしているプロゴルファーもいます。
シャンクは分かっていても出てしまうことがあるので、
しっかりと自分の癖を把握しておきましょう。
これが分かるだけで、対策は取りやすいんです。
そして、シャンクが出ても、大したトラブルでなければ、大丈夫です!
「気にしない!気にしない!」
って言い聞かせましょう。
シャンクは嫌だけど、シャンクも含めてゴルフですからね。
シャンクをしっかりと理解して、シャンクにならないように練習していきましょう。
ただ、考えすぎてしまうとシャンクに意識が行ってしまうので、考えすぎは要注意です!
次のゴルフで「ペッシ」ってシャンクしちゃったら、
「シャンクの野郎が来やがったな!」
って笑い飛ばしちゃいましょう笑
そうしたら、次のショットには出てこなくなるはずですよ。